見出し画像

コロナと私

志村けんさんがお亡くなりになったことがきっかけでSNSでたくさんのコロナウイルスの記事をFacebookでたくさん読んだ。速度制限なのに、スマホを見ることをやめれませんでした。コロナを身近に感じてる方には、失礼なことになるものを今から書くかもしれないので、ここで、見るのをやめてもらっていただいた方がいいかもしれません。ご理解のほどよろしくお願いします。
ただ書きたくなったので、書かせていただきます。

ありがたいことに、福岡県は他の海外の地域、日本の地域と比較しても感染者は少ない。そしてもっとありがたいことに、身近な人でも感染者として対象者として確認された人はいない。だから何度も失礼なことかもしれないけど実感がわかない。辛さも悲しさもニュースを見る程度にしか感じれない。この感覚が良いのか悪いのかは判断が難しい。だから、なんとも言えない気持ちになる。この感覚は2011年3月11日の小学6年生の私を思い出させてくれた。

 小学6年生の野北拓希は公文に通っていた。2011年3月11日、学校が終わって公文に行った。いつもより早く公文の中で今日やることが速めに終わって、やった!急いで帰ってテレビ見よ!と思いルンルン気分で、家に帰っていた。スマホを持っていなかったし、ゲームも私が満足するほどさせてもらえない家庭だったので、父親が帰ってくるまでテレビを見て一日が終わる小学生だった。
家に帰って、急いでテレビをつけたら、そこには、地震の映像と津波の映像、原子力発電所から煙が出ている映像だった。なんだよ、好きなテレビ番組も見れないのかよっと思って、子供向けじゃない番組にチャンネルを変えても、その映像は何度も見た。その映像しかテレビ番組はやっていなかった。何かの緊急でテレビが一時的にそうなっているだけなんだろうと思い、その映像を見続けた。でも一時間たっても、二時間たってもその映像変わらない。そして何が日本で起こっているのか、だんだんほんの少しだけ小学6年生の想像で受け止めた。それでもCGにしか思えなかった。どんな映像だったかも今現在二十歳になっても覚えているが、CGにしか思えていない。そんなレベルで二十歳まで、大きな災害に出会うこともなくありがたいことに差だった。

 大学生になって、秋田までヒッチハイクしたとき、広島豪雨の時のことを、広島の方に、東北の方、関東の方に震災のことを聞いた生の声で想像は膨らんだが、それは、被災者の方ほどのダメージはなく、ずっとこれからも当たり前のような生活をすると思いながらNOTE投稿の記事を書いてると、ゾッともしない私は心が無いように思えてしまう。


その中で、大学の友達の授業開始を延期にしてほしいという賛同者を募るネットのサービス?みたいなのを読んだ。彼女の記事は、彼女の周りを守るために、若者を守るために、日本を守るために、懸命に言葉にしていた。
はじめて身近な人がコロナウイルスについて考えて、記事までFacebook投稿をして賛同者を募るサービスを活用して、気持ちを周りに伝える姿を記事を読んで感じた。賛同者になるのは、URLをタップするだけなのに、すごく重いものとらえてしまって、タップすることすらできなかった。彼女は本気で延期にしようとしていた。例え授業が開始になったとしても直談判すると書いていた。それほどの器を持っていない自分はタップすることができなかった。今思えば、タップするだけなのに、簡単なはずなのに。
正直なんでここまで考えられるのだろうとも感じたし、そんな風に感じてしまう私自身はどうするべきなのか本当にこのままの感覚でいいのかを考えさていただいた。

結果、彼女のその気持ちが伝わったのか、わからないが、学校側は延期した。
タップすればよかった。そんなことも思ってしまった。何もできなかったような気持ちにさせられた。そう感じた。なんか悔しかった。みじめに思った。

だからこそ、そんな風に思えたからこそ、今の私にできることは何なのか、考えた。たどり着いたのは、手洗い、うがい、無駄な外出はしないことだ。
こんなことしかできない。でもそれをすることで、食い止めれるならやるしかない。こんなことしかじゃなくて、こんなこともできてるならやるんだ。そう思えた。ありがとう、さよさん。

そして、このようなコロナの事態は私自身の人生でもあるように思えた。
この先どうなるかわからない。だから今が不安だ。
そう思えるからこそ、何ができて、何をするべきなのかそして何がしたいのかもっと、考えて感じるべきだと、焦らずに時間はありがたいことにある。
だからこそ考えて、行動に移す。その一歩に今もNOTEを書いて、二歩目の行動につなげるんだ。
私自身と向き合って、認めて、行動に移す。野北 拓希らしく。

気を付けて、コロナに負けるな。私自身を周りをもっと認めるんだ。言葉にするんだ。

報連相、大事にね、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?