「Tender days」に隠された現実
今日は乃木坂46の名曲「Tender days」の歌詞に注目してみる。
実はこの曲にはとんでもない意味が込められているのではないかと、感じてしまったのだ!
まずは時代背景から考えてみよう。
この曲のリリースは2014年
「あの頃僕らが学校帰り通った溜まり場」
「彼女を絶対連れてこないのが暗黙のルール」
「すれ違う学生たちを見て、気分はセンチメンタル」
これらの歌詞から「僕」は成人男性と考えられる。
仮に28歳としよう。すると学生時代16歳は2002年であろう。
つまり2002年16歳と2014年28歳をこの曲の中で往復している。
問題はマスターである。
「学生運動の英雄だったと噂のマスター」
「いつも流れていたジョーン・バエズ」
「ダウンロードしてみたバエズのドナドナ」
これらの歌詞から1960年代の学生運動に参加していたと思われる。
情報を整理しよう。
僕 マスター
1960年 16歳
2002年 16歳 58歳
2014年 28歳 72歳
このような年齢設定になる。
ドンピシャで時系列があってます!!
ではここから本題に入ってみる。
この曲でジョーン・バエズは2度登場する。
一番・二番のサビ前の大事なポジションだ。
ここに何か意味がありそうな気がした。
バエズのドナドナは孔子をユダヤ人の隠喩として使われた曲とされ、一部ではベトナム戦争への反戦曲ともされている。
1960年代学生運動の軸はベトナム戦争の反戦。
素晴らしい合致だ。マスターはベトナム戦争の反戦運動を行っていたのだ。
そして、この当時はマルクス主義の下での学生運動がバズっていた。
色々、辻褄があってきた。このような背景からマスターは共産主義に賛同していただろう。北朝鮮のような国家が理想としていたのだ。
しかし、現実では貧富の差が生じていた。その結果、自由競争主義が必要とされたのだ。
アイドル業界もそうではないか!乃木坂46にいる子はみんな可愛いし、応援したい魅力を持っている。
しかし、みんなを平等に扱うなんて理想は叶わない。世の中は競争しなくてはいけないという現実を突きつけていたのではないかと。
マスターも共産主義に憧れを持っていたが、叶わなかった。
この競争社会の現実を隠し持った曲が「Tender days」だったのかもしれない。
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