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書き始めたら見えてくる、「わたしが手帳に書き残したいこと」

2024年、こどもが保育園に行き始めるし、自分も職場復帰するし、何かを始めたい!と思って買ったほぼ日5年手帳とほぼ日手帳(オリジナル)。

結果、この記事に書いたように、ほぼ日5年手帳とほぼ日手帳だけでなく、高橋書店の5年日記、マンスリー手帳、読書ノート用のMDノートが増え、記事を書いたあとにほぼ日の方眼ノートもレギュラーメンバー入りした。

職場復帰して2ヶ月ほど経ち、徐々に日々のルーティンに慣れ始め、noteのいろんな手帳やノートの使い方についての記事を参考にしながら、今の生活にあわせた活用方法を模索しているところだ。模索する中で、あれこれいろんな手帳やノートが欲しくなり、更にはシールやスタンプといった周辺グッズにも目が移り、物欲と戦う方が大変だったりする。本当に物欲って無限にわいてきて…。本当に…。
そんなわけで、手持ちのものであれこれ書いて書いて試していくうちに、「自分がどう手帳やノートを使いたいのか」が明確になってきた。



手帳やノートを使う目的

世の中にはあれこれ手帳やノートの使い方解説の記事や本、動画が溢れているが、手帳の使い方なんて千差万別だ。人のやり方を参考にしながら、「自分はなぜ手帳やノートを使うのか」が明確でないと続かないなと感じている。

手帳を使う目的はなんだろう。
何か目標達成したいことがあって、それに向けたタスク管理やモチベーションアップが目的の人もいるだろう。かわいいシールやマスキングテープを集めて手帳をデコって楽しむこと自体を趣味として楽しんでいる人もいるだろう。
わたしは、「記憶」と「記録」を残すことが目的で、それが自分にあっている手帳とノートの使い方なんだということがわかってきた。

「記憶」を残す

「記憶」はその日起こったことに対してどう思ったか、その日どういう気持ちだったか、何を感じていたか、ということだ。
わたしはそういった記憶を、あとから見返せるように長く残していきたいんだな、と今年の1月から日記を書き続けていくうちに気付いた。そのための通年日記だ。

ほぼ日5年手帳の使い方は、3good thingsとか、起こったことを箇条書きで記録するだけにとどめるかとかで悩んだりもしたが、結局、その時の感情の赴くままにペンを走らせた方が面白い、という結論に達した。
通年日記ならば、絶対に翌年以降にその記憶を取り出す機会がある。その時に見返したいような大切な記憶を残したい!というのもあるが、それこそ何も書くことがなくて適当に思い出した曲の歌詞を書くだけでもその時の記憶だ。そういうのも面白いよな、と日記を書く楽しさを覚え始めている。
高橋書店の5年日記の方はこどもの成長記録用だが、こちらも「歯が生えてきた」「歩けるようになった」という出来事の記録だけでなく、それに対してこどもや夫がどういう様子だったか、自分がどう感じたかを口語口調のノリでフランクに書いている。

「記録」を残す

「記憶」に対して「記録」は、イベントごとの予定とか、買ったものとか、布団シーツを洗濯したとか、こどもがいつ発熱して保育園を休んだとか、その週のしいたけ占いとか、そのときの出来事そのもののこと。
わたしにとって、記憶は長く残してたびたび見返したいものだが、記録は一定期間を過ぎるとあとは必要がない限りもう見返さない情報だ。そして記録のための手帳がマンスリー手帳になる。

わたしはそういった記録はひと目で全体を把握できる状態にしておきたく、マンスリーカレンダーにあれこれ書き込んでみたが、あまりにも書き込みすぎると情報の整理がつかない。
悩んだ末、
・こどもに関する情報(体調や登園状況など)
・行動ログ(布団シーツを洗濯したとか、化粧水を買ったとか一定周期でやることなど)
は、手帳のフリーページに縦一列のカレンダーを自分で書き、ひと月の出来事を1ページで把握できるようにした。

こどものこと記録のフォーマット

記録はとにかくコンパクトにまとめたい。情報の見やすさ重視だ。見返す必要があるときに、情報を探すストレスがないように、手帳自体のページ数も少ない方がいい。なのでデイリーでもウィークリーでもなく、マンスリーなのだ。

「記憶」と「記録」の情報整理

そして、「記憶」と「記録」を残す前段階として、残したい情報の整理や取捨選択のために使い方を試行錯誤している最中なのが、ほぼ日の方眼ノートだ。

noteの記事を見て初めて、ジャーナリングやバレットジャーナルといった手帳術を知り、試しにやってみようと、数ページだけ万年筆の試し書きに使って放置していたほぼ日の方眼ノートを引っ張り出してきた。
結局、バレットジャーナルはわたしのやり方には取り入れづらいなとなったが、そのバレット要素だけ取り入れたりしている。

バレットのマークもまだ定まってない

試行錯誤中なのであまり説明はできないが、とにかくやったことや気付いたことを羅列し、ジャーナリング的に思ったことを自由に書き、内容によってマークを分けつつ、日記やマンスリー手帳に書き残すことに○付けしたりしてみている。

思い立ったら取り敢えずやってみる

週間バーチカルでのライフログにも憧れがある。でも憧れは一過性かもしれないし、手帳をこれ以上増やしたくないので自分で書いたりもした。
実際、最近こどもに夜中一時間ごとに起こされて睡眠不足で体調がBADステータスなので、そういうのも記録できるかなと思い…。
これも別にずっと残したい情報ではなく、自分の頭の中の整理や一週間単位での情報整理が目的で、記憶と記録のための足掛かりでしかないので、かなり乱雑なメモになっている。

おわりに

さて、今現在のわたしの手帳とノートの使い方を紹介してきたが、模索中なところもあり、また数ヶ月後にはどう使っているかわからない。
しかし、この半年間、日記をつけてスケジュール管理をしてきた中で見つけた「わたしが手帳に書き残したいこと」は、おそらく大きくは揺るがないだろう。
書き続けてみなければわからないことだった。

まず書き続けることが難しいんだよ、というのはわかる。だがそれも、書く目的がぼんやりしているのも一因ではないだろうか。
なんとなく手帳が続かないあなた、手帳ばかり増えて使いこなせてないあなた、逆に手帳を増やしたいがどのタイプにするか悩んでいるあなた。まずは、書く目的を見定めるために、そのページにペンを滑らせてみては、どうでしょう。

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