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日記をつけ始めたら手帳とノートがどんどん増えた~2024年手帳事情

産後の心身ボロボロの状態を抜け、ようやくこどもとの日々を気楽にやれそうだな、と思ったところで4月から職場復帰をしており、変わらずてんやわんやの日々を送っている。
あと10ウン年はこの調子なんだろうな、と遠い目になりつつ。

そんなこんなで新生活が始まるのを機に、きちんと紙の日記帳をつけてみようと思い立った。


5年日記はじめました

最初はほぼ日5年手帳を購入した。
通年日記を選んだのは、こどものことをメインで書くつもりだったので、年齢ごとの成長を感じられていいかな?と思ったから。
しかし実際書き始めてみると、こどものことから自分のことから世界情勢からなんでもかんでも書きたくなってしまって、1ヶ月と経たないうちに、なんかあまりにも雑多過ぎるな、こどものことはやっぱり別でまとめたいな、と思うようになった。
思ってしまったのならもう我慢はできない。
結果として高橋書店の5年日記を買い足すことになった。5年日記2冊持ちってどういうことよ。

というわけで現在は、高橋書店の5年日記にこどもの成長記録や出来事を記録し、ほぼ日5年手帳に自分ごとで思ったことや気に入った言葉、世間や世界の出来事、やってるゲームのちょっとしたメモなど、フランクな日々の記録を書き留めるという使い分けで今のところ続いている。
これが結構ちょうどいい。
母としての私の日記と、私としての私の日記だ。

日記を毎日書き続ける習慣づけ

今のところ5ヶ月以上続いていることになるが、これだけ日記が続くのも、人生で初めてのことになる。私は自分でも呆れるほどの三日坊主で、何かをしようと思い立ってちょっと手を出しては、すぐにスンと飽きてしまう。

通年日記を書こうとしたのも実はこれが初めてではない。
結婚当初にも「新生活が始まるし3年日記をつけるか!」とわざわざハードカバーのごっつい日記帳を買ったにもかかわらず、家と職場を往復して合間にソシャゲをして漫画を読む変化のない日々で特に日記に書くことがなく、ほとんど真っ白のまま資源ごみとなってしまった。
今思い返すと、これは寝る前に書こうと思って家に置いていたのが敗因であった。みんなそうしてるもんだと思ってそうしようとしたのが、ただただ私にあわなかったのだ。

今、日記を毎日書き続けられているのは、思い切って日記帳を職場のデスクの引き出しに入れて、出勤してから営業時間までの準備の間や、業務の隙間時間で書いているからだ。
なのでまあ実際毎日ではなく、休みの日の分は翌出勤日にまとめて書いているが、それくらいゆるい方がちょうどいい。仕事が忙しくて書く時間がない日は、その日書く分も後日まとめて書いたりするし。
私の今の生活の中に「日記を書く」ということを組み込むには、この場所のこの時間が一番良かった。日記が続かない人は、ちゃんとしたものを書かなきゃと身構え過ぎて続かないというのもあるだろうし、生活の中のどこに「日記を書く」という行為を組み込むかというのに失敗しているのもあるんじゃないかと思う。
寝る前に自分の部屋の机に座ってゆっくり一日を振り返る…というような落ち着いた時間を取ることが心の栄養になる人もいるだろうが、私はもう、家に帰ったら洗濯物!夕飯!こどもの風呂!寝かしつけ!自分の風呂!ソシャゲのスタミナ消費!明日の準備!うおおお!寝るぜ!!!という感じなので、寝る前は全然落ち着いて日記という感じではない。
会社のデスクに座っている時が私にとっての落ち着いた時間だ。
とにかく、日記を毎日書き続けることを習慣にしたいのなら、自分の生活の中でジャストな決まった時間と場所を見つけるとうまくいくかもしれない。

卓上日記としてのほぼ日手帳

今では、5年日記2冊とあわせて、ほぼ日手帳オリジナルも会社に置きっぱなしにしている。
産休に入るまでは、仕事用手帳としてロルバーンを使っていた。安いしシンプルだしフリーページがたくさんあるので、私の仕事用としては文句はなかった。しかし物欲とは恐ろしいものである。
大学時代から10年以上、ほぼ日手帳やほぼ日weeksを使っていたが、ここ数年は仕事はロルバーン、予定管理はgoogleカレンダーで済ませてしまっていたので、ちょっとほぼ日手帳ユーザーとしてのブランクがあった。あったせいだろう。ほぼ日5年手帳を買う際に、購入サイトを眺めていたら、いつの間にかオリジナルも一緒にポチっていた。
おかしいな。

というわけで、ほぼ日手帳オリジナルは、その日ごとのタスクや連絡事項、電話を取るときのメモ帳として使っている。卓上日記みたいな感じだ。
ロルバーンのフリーページでもタスク管理やメモは十分できるんだけど、ほぼ日ならその日に何をやったか、誰から電話があったかがぱっと見でわかりやすいし、一日のページの書き込み量で仕事量が可視化され、達成感を得られて結構嬉しかったりする。

結局マンスリー手帳も便利

仕事用のほぼ日手帳も、職場復帰して最初の頃は普通に持ち歩いていた。
マンスリーページに、仕事のシフトやこどもの予定を書き込んでいたからだ。googleカレンダーにも同じように書き込んでいるが(夫との予定共有のため)、それだと電話しながらは確認しづらい。こどもがいると、突然保育園から電話がかかってきたり、病院に電話しなきゃならなかったりするし、そういうときは予定を確認したりメモを取りたいときも多いので、予定を書き込んだ手帳は持ち歩いていた方がいい。
しかし仕事量を本格的に戻し始め、顧客対応も増えてきてふと、顧客とのやり取りを書き込んだ手帳を仕事とプライベート関係なく持ち歩くの、あんまり良くないな…?と気付いた。あたりまえ体操。
というわけで6月に入ってから、雑貨屋の隅で半額になっていた4月始まりのマンスリー手帳を買った。手帳が半額だしとゼブラのマイルドライナーも2本買った。おかしいな…。
マイルドライナーさんには、マンスリー手帳の仕事とプライベートの用事を塗り分けてもらっている。

読書を始めたらノートが増えた

また別の機会に話そうと思うが、つい最近、だらだらとXを見ている時間を読書に充てようと決意し、積読を崩し始めた。
しかしよりによって読み慣れてない学術書から手を出したせいで、内容をメモするノートが欲しくなった。物欲は走り出したら止まらない。

そんなこんなで選ばれたのがMDノート。
文房具が好きな人たちにはおなじみであろう。無地と方眼と罫線があるが、私の想定する読書ノートの用途であれば罫線が相性がよかった。
真ん中の罫線が太めになっているので、1ページが上下で区切っても使えるようになっている。私の使い方としては、上の段に本文を抜き出し、下の段に自分の所感を書く。著者と同意見だったり、著者の意見が気に食わなかったり、どうして抜粋しようと思ったのか…誰にも見られない(はずな)ので赤裸々に忌憚なく思ったことを書く。いったん書き出してみると、自分の考えとも少し距離を置いて向き合うことができる。このへんの使い方もまた別の機会に話してもいいかもしれない。
正直、MDノートは見かけるたびに気になっていた、憧れのあの子だったので、この機会にお迎えできてよかった。

すべてがアクティブユーザー

というわけで、置きっぱなしが3冊、持ち歩きが2冊になるが、現段階でどれもちゃんと使いこなしているし、ちゃんと愛でている。
特に5年日記は、来年以降から通年日記としての効果が出てくるはず。今からそれを楽しみにしながら、無理なくこの習慣を続けていこう。

手帳とノートの使い分けメモ


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