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5期生はすでに乃木坂46の楽曲のうち半分以上を披露したことがある

※「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」での披露楽曲については言及していません。

■ ライブづくしの1年

 2023年11月3日からスタートした「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」ですが、11月21日からとうとう乃木坂46・5期生の公演がスタートしました。本稿執筆時点では3公演を完了、ここから7公演、というタイミングです。

 また、12月16-17日には「超・乃木坂スター誕生!LIVE」も3公演予定されています。昨年の「新・乃木坂スター誕生!LIVE」からちょうど1年(兵庫・神戸ワールド記念ホール公演が2022年12月18日)。バースデーライブでも5期生単独ライブがありましたし、32ndシングルからは5期生が選抜・アンダーにも合流、規模を拡大したアンダーライブにも参加しました。
 「真夏の全国ツアー2023」は史上最大規模の7都市16公演でした。「齋藤飛鳥卒業コンサート」では東京ドームにも立ちました。乃木坂46・5期生、本当にずっとライブに出ずっぱりの1年だな、という感覚です。本当にすごい。

 櫻坂46・3期生、日向坂46・4期生と「新参者」とくくられましたが、活動期間にはやや隔たりがありますし、乃木坂46・5期生には、33rdシングルのセンターを務めた井上さんを筆頭に、すでにスター軍団の風格があります。

■ 5期生が披露したことがある楽曲を数えました

 というわけで、なのですが、ちょっと気になったので数えてみました。
 (とりあえず無骨なスプレッドシートを貼ってしまうことをお許しください。)

 すでに収録楽曲が発表されている34thシングルまでで、乃木坂46にはオリジナルの楽曲(「乃木坂46」名義でのリリース楽曲:現在は34枚のシングルおよび6枚のアルバムに収録されている楽曲、と同義)が276曲あります。これらの楽曲のうち、5期生がライブパフォーマンスに加わったことがある楽曲ってどれくらいあるんだろう、と思いまして。

 結論より申しますと、グループのオリジナル楽曲276曲のうち、5期生メンバーがオリジナルで参加しているのは24曲、オリジナルではないが披露したことがあるのは123曲で、147曲/276曲をパフォーマンスしたことがある、という計算になりました(34thシングル収録の未解禁曲については、「パフォーマンスしたことがある」に含めました。これを除いても「半分以上」というのは変わりません)。

 また、5期生の加入前(やや厳密ではありませんが、ベストアルバム「Time flies」まで)までの234曲のなかで、5期生が披露したことがあるのは114曲ということになります。このラインで切って、オリジナルでの楽曲をカウントからすべて落としても、半分に迫る勢いです。

 なお、これらは「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」の前まででカウントしています。すでに公式に情報が出ている部分もありますが、ここからすでに披露楽曲は増えているということになります。

■ カウントの詳細(注釈)

 何をどう数えたの? という話ですが、対象とした公演は以下の通りです。「グループとしての単独公演のうち、5期生が参加していたものすべて」になっているはずです。

  • 「5期生お見立て会」

  • 「NOGIZAKA46 10th Anniversary 乃木坂46時間TV スペシャルライブ」

  • 「第2回 5期生お見立て会」

  • 「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」

  • 「真夏の全国ツアー2022」

  • 「樋口日奈卒業セレモニー」

  • 「新・乃木坂スター誕生!LIVE」

  • 「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」(DAY1・DAY2・DAY5)

  • 「鈴木絢音卒業セレモニー」

  • 「32ndSGアンダーライブ」

  • 「齋藤飛鳥卒業コンサート」

  • 「真夏の全国ツアー2023」

  • 「33rdSGアンダーライブ」

  • 乃木坂46 奥田いろは 柏駅前で路上ライブやってみた!」(乃木坂配信中)

 このなかから、「5期生が(ひとりでも)参加した楽曲」を、「5期生が披露したことがある楽曲」として抽出しました。どこまで厳密に追えているかは少し自信がありませんが、例えば「33rdSGアンダーライブ」でのジコチュープロデュースコーナーは、5期生が参加している曲としていない曲が混在しており、そのあたりまでは厳密に見たつもりです。

 奥田さんの路上ライブを含めたのは筆者の趣味です。どうしても「忘れないといいな」を奥田さんが歌ったとカウントしたかった。それだけです。
 (こういうのを入れていくともうちょっと増えそうですが、そこはもう許してください)

 このほか、シングルの発売記念の配信ミニライブや、各種のイベントもありますが、「そこでしか披露してない曲」はないだろう、ということでカウントには含めていません。
 抜け、漏れなどを見つけたら、あまり怒らずに教えていただけると助かります。

■ “思い出を振り返る”グループ

 別のところでも書いたことがありますが、乃木坂46はだいぶ前、それこそ僕がファンになったころにはすでに、特にライブのセットリストでは、ずっと思い出を振り返っているような、なんだか独特のグループです。

 バースデーライブの“全曲披露”も最近は行われていませんし、アンダーライブでの“アンダー曲全曲披露”からももう3年が経とうとしています。それでも、加入から2年ほどという活動期間のなかで、5期生がここまで過去の楽曲に触れて、披露してきたというのは、感覚としては自然だとも思いますが、数字で見ると新鮮な驚きがあります。

 「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」では、現状最後の“全曲披露”であった「8th YEAR BIRTHDAY LIVE」以来披露されていない楽曲の披露は「忘却と美学」のみでした。それも、秋元真夏さんの卒業コンサートであったがゆえの選曲です。
 時折「あの曲がライブで聴きたい!」という思いが急にわき上がってくることがあり、“全曲披露”が懐かしくなってしまうこともあります。

 でも、ツアーでもアンダーライブでも、そしてもちろんコンスタントに続いてきた卒業コンサート・卒業セレモニーなどでも、定期的にていねいに、そしてグループの文脈にも沿いながら、過去の楽曲を振り返ってくれているのは、ファンとしてはとても嬉しいことです。そしてそういう場面に触れると、グループを長く追い続けてきてよかったな、と思います。


 「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」、乃木坂46の公演はチケットを得られなかったのですが、配信で見ることを楽しみにしています。
 (セットリストの情報を遮断して、ドキドキしながら待っています。)

 ブログの執筆に打ち込んでいたら(上掲記事を先週末に公開しました)、まとまった文章のnoteが今月は書けそうもないな、という情勢になったので、このような形となりました。
 年末に向けてまだまだライブが詰まっています。今年もこのまま、駆け抜けるようにして終わっていくのでしょうね。

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