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自分がマネージャーをしていたアイドルグループに幼馴染が…【遠藤さくら誕生日記念中編】

どうも、齋藤○○です。
俺は今、とあるアイドルグループのマネージャーをしています。
その名は「乃木坂46」
今日から4期生が加入して活動を開始する日。
そして、今は今野さんに呼ばれています。

今野:○○、来たか。
○○:はい。
今野:今日から4期生が活動を始めるんだが。
○○:そうですね。
今野:4期生のマネージャーをして欲しいんだがいいか?
○○:分かりました。
今野:それに、○○に4期生の一人専属でマネージャーについて欲しいのだが。
○○:それはいいのですが。
今野:そのメンバーの名は…
○○:はい。
今野:遠藤さくらだ。
○○:え、遠藤さくら!?
今野:ん、どうした○○?
○○:今野さん、それって本当ですか?
今野:ああ、本当だが。
○○:分かりました。
今野:よろしく頼むぞ。
○○:はい。(俺の知ってる遠藤さくらなら…)

今野:4期生、全員揃ってるか?
4期生:はい!
今野:君たちに専属のマネージャーを紹介しよう。
4期生:はい。
今野:入ってきなさい。
○○:失礼します。
さくら:え!?
今野:遠藤、どうした?
さくら:なんでもないです。(あれって○○?)
今野:自己紹介してくれ。
○○:齋藤○○です。今日からよろしくお願いします。
今野:○○はうちのエースである齋藤飛鳥の弟だ。
4期生:えー!?
○○:姉さんの話はもういいですよ。
今野:そうか。
○○:はい。
今野:それと○○には4期生と同時に遠藤の専属マネージャーもしてもらう。
4期生:はい。
今野:一時間後にレッスンを始めるからそれまで自由にしてくれ。
4期生:はい。

さくら:ねえ、○○。
○○:どうした、さくら?
さくら:やっぱり○○だ。
○○:久しぶりだな。
さくら:もう会えないと思ってた。
○○:まさかさくらが乃木坂に入るなんてな。
さくら:なんでさくの専属に?
○○:俺もよく分からないだよな。
さくら:今までは誰の専属だったの?
○○:今までは姉さんと蓮加だね。
さくら:その二人の担当はどうなるの?
○○:そのまま俺が担当だってよ。
さくら:○○の身体が心配だよ。
○○:大丈夫だよ。
遥香:さくちゃ~ん。
さくら:あ、かっきー。
遥香:あ、マネージャーさん。
○○:あ、賀喜さん。
遥香:私たちってなんて呼べばいいですか?
○○:○○って呼び捨てでタメ語でいいですよ。
遥香:なら私たちにもタメ語でいいですよ。
○○:これからよろしくね、遥香。
遥香:はい!

 レッスン終了後

○○:さくら、お疲れ。
さくら:ありがとう。
○○:家まで送るよ。
さくら:え、いいの?
○○:当たり前だろ。
遥香:私もいいですか?
○○:もちろん。
 結局、4期生全員を送迎することになった○○。

○○:最後はさくらか。
さくら:○○。
○○:ん、どうした?
さくら:今日、さくの家に泊まらない?
○○:なんでまた?
さくら:久しぶりに色々と話したいから。
○○:分かった。なら一回俺の家に行ってもいいか?
さくら:いいけど。
○○:着替えとか取ってくるから。
さくら:分かった。

さくら:どうぞ。
○○:お邪魔します。
さくら;お風呂入って来ていいよ。
○○:なら、お先に。
さくら:その間にさくはご飯作るよ。
○○:ありがとう。

 その後、二人でご飯を食べ

○○:お風呂入っておいでよ。
さくら:え、皿洗いをしないと。
○○:そのくらい俺がするよ。
さくら:え、いいの?
○○:さくらはご飯作ってくれただろ。
さくら:ありがとう。

 その後、思い出話に花を咲かせた二人だった。

そんなこんなが経ち、5期生が加入した。

 そんなある日
今野:今日は飛鳥からみんなに大事な話がある。
さくら:え。
飛鳥:私は今年いっぱいで乃木坂を卒業します。

○○:さくら、大丈夫か?
 首を横に振るさくら
○○:まあ、だよな。
さくら:さく、これからどうしたらいいの?
○○:大丈夫、ずっと俺が支えてやるよ。

 齋藤飛鳥卒業コンサート開演前
さくら:今日で飛鳥さんも最後なんだね。
○○:ああ、そうだな。
さくら:これからの乃木坂はさくたちが造るんだよね。
○○:そうだな。
さくら:でも今日は飛鳥さんの最後を見届けよう!

終演後
さくら:飛鳥さん、綺麗だったね。
○○:ああ、そうだな。
さくら:本当に最後か。
○○:姉さんと写真撮らないの?
さくら:○○、撮ってよ。
○○:ああ、いいぞ。
 飛鳥と写真を撮ったさくらだった。

飛鳥:○○、少しいい?
○○:あ、いいけど。
飛鳥:えんちゃんのこと、よろしくね。
○○:もちろんだよ。
飛鳥:えんちゃんのこと泣かしたら許さないからね。
○○:ああ。

 数日後

今野:○○、いいか。
○○:はい。
今野:どうだった、飛鳥の最後は?
○○:姉さんらしい最後でしたよ。
今野:それで、○○。
○○:はい。
今野:今、専属は誰だ?
○○:姉さんが卒業したので、さくらと蓮加ですね。
今野:○○にもう一人専属についてほしいのだが。
○○:そのメンバーは?
今野:井上和だ。
○○:和ですか。
今野:どうした?
○○:いや、そんなことは…
今野:今や蓮加やさくらは乃木坂の顔的存在だ。
○○:そうですね。
今野:そして、井上もいずれ顔となるだろう。
○○:はあ。
今野:だから、○○に任したいのだ。
○○:分かりました。

さくら:今野さんに何言われたの?
○○:俺の専属がまた増えた。
さくら:それって誰なの?
○○:和だってさ。
さくら:和ちゃんか。
○○:さくらはどう思う?
さくら:和ちゃんは一人で抱え込んじゃうから。
○○:さくらと同じだな。
さくら:和ちゃんのこと、頼んだよ。
○○:ああ。
さくら:でも、一番はさくだからね!!
○○:え…。
さくら:さくは○○のこと、大好きだからね!!

 それから結構な月日が経ち

和:いよいよ今日ですね。
○○:そうだな。寂しくないか?
和:もちろん、寂しいです。
○○:だよな。
和:今日で最後なんだな。
○○:昔のさくらを見てるみたいだな。
和:え?
○○:姉さんの卒コンの時にさくらにそっくりだ。
さくら:おーい、○○。
和:○○さん、呼んでますよ。
○○:ああ、行ってくる。

さくら:今日でさくの乃木坂生活も最後だね。
○○:ああ、そうだな。
さくら:ちゃんと、さくのこと見ててよ!
○○:もちろん。

終演後
さくら:○○!!
○○:さくら、綺麗だったよ。
さくら:○○、少し話しない?
○○:いいよ。
さくら:本当に今まで支えてくれてありがとう。
○○:それは俺こそ。
さくら:和ちゃんのこと、よろしくね。
○○:もちろんだろ。
さくら:さく、○○と一緒に居て気づいたことがあるの。
○○:待って、それは俺から言わせて。
さくら:え?
○○:俺はこれからもさくらのことを支えたい。
さくら:うん。
○○:それはマネージャーとしてだけでなく。
さくら:だけでなく?
○○:もっとそばで支えたい。
さくら:うん。
○○:だから、俺と付き合ってください!
さくら:はい!さくも○○が好き!

その後、さくらと○○は結婚をして、さくらは女優として、○○は乃木坂のマネージャーを続けながら、さくらのマネージャーとしても働いて休日には仲良く過ごすのでした。


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