『蒼海』17号掲載6句

隣室の空き部屋となり春の雨

桜しべ降るや立川駐屯地

花蕊までひらききつたるチューリップ

目借時水辺にみづのにほひして

六畳に繁茂の果ての豆の花

「学校に空爆」柏餅もらふ


作句時季はちょうど1年前くらい。2022年の2月から5月初めです。
(投句締め切りは2022年5月15日)

いや~、あれはたったの1年前のことか~、などと思い出すこと数多。
ロシアのウクライナ侵攻についてはもう1年以上になるのか、と暗澹とした気持ちになります。
それはそれとして、時事を詠むのは難しいです……。

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2018年から作句を始めたのですが、この春で丸5年になってしまいました。
短歌を始めたころと比べて(単純な比較はできないですが)とにかくコンスタントに数多く作ることができないのが一番大きな課題です。
一度スイッチが入るとそれなりに何句かは出来るんですが(出来はさておき)、なかなか作句モードを維持できず。
自分なりに詠みたいことはあるのですが、技術がぜんぜんついてきません。なんとかしたいです。


※ヘッダー画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。