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はじまりがあれば終わりもあること、育児だと忘れてしまうのはなぜだろう

保育園のお迎えの時、先生から「娘さん、給食きれいに食べられるようになったので、明日からエプロン持って来なくても大丈夫ですよ」と言われた。そういえば、最近使っていない日が増えたなと思っていたけど、てっきり本人が「つけたくない」と気分でつけたりつけなかったりなのかなと思っていた。

連絡帳には、「お昼寝もパンツで挑戦中です!」の一文。

当たり前だけど、いつかエプロンをつけなくてもこぼさず食べられるようになるし、おむつも卒業するんだよなぁ。
私が知らないところで、娘も頑張ったり挑戦したりしてるんだなぁ。となんだかしみじみ、ちょっと寂しくなってしまった。

今までだって、拳を舐めなくなったり、つかみ食べからスプーンを使って食べるようになったり、「ブーブ」から「くるま」ひいては「じどうしゃ」と言葉もしっかりしてきたり、どんどん、どんどん成長しているのに、できるようになることがまぶしすぎて、自然とやらなくなったこと、卒業したことにあまり意識を向けていなかった。

何事もはじまりがあれば、終わりがあるのに、なんで育児に関してはそれを忘れてしまっていたんだろう。
まだ3歳の娘はこれからもはじめての出来事がやってくるけど、その分何かを手放したり卒業したりしていく。そう思うとやっぱり今のこの時間を大切にしなくては。そんな事に気づかせてくれた出来事だった。

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