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妹が朝からおかしい!






〇〇「おはよ〜」

母「おはよう、朝ごはん出来てるよ」

〇〇「ありがとう」

母「史緒里は?」

〇〇「見てないよ」

母「今日、仕事があるから早めに出るとか言ってたのに」

〇〇「そうなんだ」

母「起こしにきてもないわけ?」

〇〇「うん。」




いつもは…

史緒里「にぃちゃん、起きて‼︎」

ゆさゆさ

〇〇「ん〜」

史緒里「おにぃちゃんの布団に入ちゃお」

〇〇「ん〜むにゃむにゃ」

史緒里「おにいちゃんの背中あったかい」

〇〇「ん〜」




母「早く起きなさい!〇〇!」

〇〇「はーい」

〇〇「あれっ?起きれない」

史緒里「んー」

〇〇「史緒里、起きて」

史緒里「もうちょっと」

〇〇「遅刻するから」

史緒里「むぅ〜」




母「あら?そうなの?」


母「史緒里〜!早く降りてきなさーい」

史緒里「…」





○○「俺が見てくるよ」

母「ありがとう○○」

ガチャ

○○「史緒里、起きて」

ゆさゆさ

○○「あれっ?」

○○「なぜぬいぐるみ?」


○○「お母さん、史緒里いなかったけど」

母「そんな訳…」

母「史緒里に電話してみるわ」

○○「そうだね、俺は会社行くね」

母「いってらっしゃい」





○○「ただいま~」

母「おかえり~」

母「史緒里、仕事があるから早めに行ったらしい」

○○「そうなんだ。そんな時でもLINE来るのに…」

母「忘れてたんじゃない?」

○○「そうか、史緒里も忙しいからね」



母「あれ?今日早めに帰ってくるって言ってたのに」

○○「あっ、そうなんだ。メンバーとどこか行っているんじゃないの?」

母「ごはんいるって言ってたけどね」

○○「そうなんだ」

○○「電話してみるよ」

母「お願いね」

電話
○○「もしもし、史緒里」

史緒里「お、お兄ちゃん な、なに?」

○○「いつ帰ってくるのかなって?」

史緒里「あ、うん。も、もうすぐ帰る」

 葉月「ねぇ、史緒里~ もうすぐ着く?」
 史緒里「し~」
 美月「楽しみにぃ~」
 史緒里「聞こえちゃうって」
 美波「うるさい!!」

○○「誰かに呼ばれた声したけど大丈夫?」

史緒里「あ、うん。だ、大丈夫」

○○「そっか、了~解」

史緒里「う、うん。バイバイ」



ガチャ

○○「おかえり~」

史緒里「ただいま~」

パチッ フゥッ

○○「あれ?真っ暗になった。」

史緒里「ほ、本当だ」


パチッ ピカッ

○○「勝手についた」

パン  パパン  パンッ パン バン

「「おめでと~う」」



○○「うわっ」

○○「ねぇ、クリーム顔に全然かかってないし」

史緒里「祐希!」

祐希「だって、美月が」

美月「与田に全部かかっちゃった テへ」

美波「だから言ったじゃん、この2人ロクなことないって」

蓮加「まぁまぁ、史緒里お風呂借りていい?」

史緒里「いいよ」
○○「ちょっ」

史緒里「誕生日おめでとう!」

○○「あ、ありがとう。」

○○「これどうするの?」

史緒里「今から片づける」

○○「それは当たり前」

○○「メンバーは?」

史緒里「ケーキ買ってきたからみんなで食べる」

○○「何人いるの?」

史緒里「もちろん12人!」

○○「呼びすぎ」

美波「ほら、ちゃちゃと綺麗にする!」

美月「○○~後で私からのプレゼントもらってね♡」

美波「美月!さっさとする!」

祐希「見えな~い」

楓「ヤラカシタヤラカシタ」

綾乃「これどうするの?」

葉月「史緒里~トイレどこ~?」

○○「一気にさわがしくなった」



誕生日会スタート

「「Happy Birthday to you
Happy Birthday to you
Happy Birthday dear ○○
Happy Birthday to you」」

「「おめでとう」」

美月「○○、これプレゼントね」

○○「ありがとう」

美月「開けて開けて」

○○「えっと、靴下?」



美月「かわいいでしょ」

○○「あ、ありがとう」

葉月「はい」

○○「開けていい?」

葉月「いいよ」

○○「カエルのぬいぐるみ?」



葉月「可愛くない?次来るときは持ってきてあげるよ」

○○「遠慮します」

祐希「これど~ぞ」

○○「ありがとう、もしかして馬刺し?」



祐希「正解」

○○「そんな気がした」

理々杏「僕からのプレゼント」

○○「ありがとう」

○○「ポケモンカード?」



理々杏「今度一緒にしよ」

○○「いいよ」

綾乃「はい」

○○「一番まとも枠」

○○「コーヒーカップだ」



綾乃「仕事の時でも使ってね」

○○「ありがとう」

珠美「○○~」

○○「ありがとう」

○○「フィットネスマットだ、新しいの欲しかったから嬉しい」



珠美「いえいえ」

桃子「これくれる」

○○「ありがとう」

○○「これphilmの服?」



桃子「そうだよ~○○ために作った」

○○「これから着るね」

桃子「うん」

麗乃「○○君どうぞ」

○○「ありがとう」

麗乃「珠美のマットと一緒に使って」

○○「ストレッチポールか、ありがとう」



麗乃「いえいえ」

美波「最後かな、○○誕生日おめでとう」

○○「ありがとう」

○○「コーヒー豆?」


美波「そう!乃木坂配信中のキャンプ企画でやったコーヒー豆。美味しかったから」

○○「ありがとう」

史緒里「じゃ、ケーキ食べようか」

〇〇(あれ?史緒里からは…?)

〇〇(そういや、史緒里に1週間休み取らされたなあ)

「「○○誕生日おめでとう 乾杯”!!」」
 



次の日



史緒里「にぃちゃん、起きて‼︎」

ゆさゆさ

〇〇「ん〜」

史緒里「今から行くよ‼︎」

〇〇「どこに?」

史緒里「秘密🤫」

〇〇「分かった」




史緒里「目隠しもして」

〇〇「もう、ドッキリはいいよ」

史緒里「大丈夫、お兄ちゃんにとっていい所だから」

約20時間後

史緒里「着いたよ!」

〇〇「もう疲れた」

ドーン

〇〇「すげぇバリェカススタジアムじゃん!」



史緒里「試合見よ!」

〇〇「もうドキドキ💓」

試合は

       勝った!のでした。


    「最高のプレゼントありがとう‼︎」

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