不労者

こんにちは。野河紫です。
ここでは15歳以上の学生以外は、３か月仕事についていないと拘束され、強制労働になります。ロボットが出来るような単純労働が多く、その人に合わせた労働が割り振られます。就労に必要な最低ランクのＧ-7を取得できなかった人や身内に雇ってくれる人がいなかった人、身内から見捨てられた人が多いです。
強制労働とはいえ、賃金（薄給らしいです）が出ます。Ｇ-7を取得できてなく、ここから抜け出したい人はそのお金で労働後に学校に行きます。強制労働からの追校は通常とは違う設定で、賃金を全額収めることで可能です。全額収めても、ここにいる限り最低限の衣食住は保証されているので心配無用です。
単純労働が性に合うと、そのままずっとそこで生活している人もいるそうです。
そのどちらも嫌だと、スラムへ逃げ込む人もいます。スラムでは不労による強制労働が行われていません。
色々な生き方がありますが、学べる時に学び、その後職に就いて生きるのが１番楽な気がします。