根づく

出会ったのは学生の頃

紅茶が好きな

カールヘルムの似合う

中性的な雰囲気を持っていた

いわゆるメガネ男子で

明るい人だった

東京出身だから

関西弁がうまく話せているか

不安がっていたけど

私はそのふわふわした話し方が

逆に落ち着くので

いいんじゃないかとなんとなく伝えたら

予想以上に喜んでくれて

私も気分が良かった

一客ずつティーカップを集めていき

結構、たまって大変やった(笑)？

そんなあなたをふいに見つけた

あの頃とは全然違う雰囲気に

二度見してしまった

ごめんね、

しっかり大人？になっていて

なんだか不思議やったの

声までも変わってしまっていたから

分からなかったのね

元気にその場にいてくれてありがとう

ちゃんと存在していてね…

その約束を果たしてもらった気がして

とても嬉しかったです