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断捨離の苦悩

最近可燃ごみの日に衣類を捨てている。
夫の冬物衣料だ。
2月に入院し、利用していたショートステイから返却されたもの。もっこもこのフリースやらボアやら嵩張るものばかりだ。
2階の使わない部屋に放り込んだままだったもの。

今は寝巻生活だ。
もう着ることはないのだろうな。タンスの中の夏物も多量だ。一度に処分は処理場に持ち込み必至だ。
なので一枚二枚と袋の隅に入れて処分している。

入れる度に罪悪感でいっぱいになる。
先が見込めぬと言われても、まだ生きている現実に凄く悪い事をしている気持ちになる。
どんなに言われても延命を信じる家族もいるんだろな。希望を持って寄り添い続ける家族もいるんだろうな。

自分は。
その時に向けて少しずつだが事を進めているのだ。
モノを買うのも躊躇うようになった。これを買って使い切れるだろうか? 今あるモノで回せるものならと計算してしまう。

モノを捨てられない気持ち。勿体ない精神とは違う断捨離に苦悩する日々だ。



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