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【WEEKLY OCHIAI】2021.5.5 【落合陽一】東大は成功へのチケットなのか?

今週のWEEKLY OCHIAIは、このテーマに「1mmも興味ねー!」って言う落合陽一さんはリモートで出演。メインパーソナリティがリモートという不思議な光景です。ドラゴン桜の三田紀房さん、佐渡島庸平さん、東大の土居明莉さん、宮田裕章さんがゲスト。そして佐々木紀彦さんと落合陽一さんのバトルも見どころ。
真のテーマは「学歴から脱却できない5周遅れのオワコン日本社会Societyマイナス5.0さらば東大王」なのか?

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■東大

・東大王ビジネスは誰が儲かっているのか?東大はわかりやすい肩書き、記号としての意味はある。

・Diversity&Inclusionの時代に東大に固執していいのか?この目標設定でいいのか?

・受験は格差に優しいプロセスではある。

■ドラゴン桜

始まりは、編集者の佐渡島さんの「東大は簡単だ」ってセリフから生まれた。後は読者の反応をみて進めていた。
漫画家はクリエイターだが、編集者・メディアは社会的責任がある。オワコンで追従型で良いのか、洗脳効果に落合陽一さんは疑問を問う。
ノウハウがあれば東大に行けるという、ハードルを下げた功績はある。

ドラゴン桜2では、学び方に多様性があることをテーマにしている。キャラクターの性格に合わせて勉強すること、デバイスで楽に勉強できることがアップデートされている。

ここから、大学側としてはどう多様性を確保するかが課題としてある。

■東大ブランド

日本のブランドマネージメントで成功しているのは、東大、ノーベル賞くらい。外国ではもっと大学、賞でブランドができている。
都市、地方のブランド、価値の手がかりはやっと見えたきたくらい。

大学の表札しか見ない、表札主義への課題。入試のプロセス、教員の目線は公開されていないので、メディアでの表現は少ない。

■ブラックボード:メッセージ

【佐渡島庸平】まだ表札が効いている社会。日本にはまだ代替するわかりやすいものがない。
【土居明莉】信じられるのは自分だけ。
【三田紀房】それでも東大へ行け!世の中、目標を持って目指す子は少ない。自分を過小評価せず、やればできることを知って欲しい。
【宮田裕章】多様性の評価。東大を目指す意義はあるが、偏差値教育でない、多様性をどう評価するのか。大学側がどう向き合うか。
【落合陽一】近所の大学。東京にある東京の地方大学。東大を近所の大学としてみている人、東京にある東京の大学と見ている人、東大のラベルとみている人は噛み合わない。

■感想戦

今回の課題は、東大という表札のブランドに囚われ過ぎていることと、他の大学もブランドを確立しなければいけないということと感じた。地方大学のブランディングは、地方都市のブランディングとも密接しており、これからの生き残りの課題となるだろう。

今回は東大に近しい人たちが会話していたけど。例えば、関西の大学で見るともう少しおもしろい。京大という自由・変態な文化があり。同じくらいクセの強い阪大がいて。両校には敵わないけど、オシャレでまあまあ賢い神大のポジション。それぞれが個性を持ち、それは都市の個性でもある。本当はもうもっと個性を出さなければいけないが、一つの方向性ではないかと考える。

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