電車

ある日の電車の中

Photo by Fabrizio Verrecchia on Unsplash

おはようございます。のえるです。
新型コロナウイルスの影響で、満員電車もさすがに緩和されてきたような感じですね。
時差出勤にしても結局みんな同じ時間になるって課題もあるようですが…
おかげで在宅勤務になったという声もよく聞きます。
こちとら万年在宅だったりするのですけどね。

基本在宅なので、たまに電車に乗ると(特に満員電車の時間帯に乗ると)いろいろ動揺します。

最近も仕事の関係で満員電車の時間帯に乗ることがあり、
(この時間も満員なのか…)と驚きました。
何より自分に満員電車の時間感覚がなくなっていることにも驚いた。

ある日電車に乗ったのは良いものの、その日は時間に余裕がなくてノーメイクでした。
ま、電車の中でやれば良いか、と思っていたのもあり、席を確保してメイクに勤しむ。

やっぱりかなり勇気は必要でした。
電車の中って公共の場ですしね。
昔国語の授業か何かで
「メイクをしている女性はメイク中の自分の姿を見られたくない」
的な話があったのを思い出す。

そもそもメイクをするのは素顔の自分を周囲に見せたくないからである。
それなのに人前でメイクをするというのは
古い観念的に女性の素顔は秘密の何かというか
他人からしてもできれば見たくないような
なんというか憧れの芸能人がきちんとトイレに行くこともあるのを知ったような
ちょっと違うか?

とはいえ女性のメイクは社会人としてのマナーです。
こちらとてメイクをしないわけにもいかない。
誰に対してかはわからない申し訳ない気持ちを抱えつつ
隣の人にファンデーションはつけませんよアピールをしつつ
こそこそとメイクをしました。
完了して、周囲を伺うようにそおっと顔を上げてみる。

誰も見ちゃいなかった。

別に何を期待していたわけでもないですが
侮蔑の目を向けられて非難されることを期待していたような気もしなくないですが
みんなびっくりするくらいスマホに夢中でした。
(中には読書されている方もいましたが)

こんなにも人は他人に無関心なものなのか。

まあ、自分のことに夢中で私のメイク作業が気にならなかったのであれば
それはそれで結果オーライですが
メイクしていたことを恥じるというよりは
なんだかいろいろ周囲の目を気にしていた自分が
自意識過剰で逆に恥ずかしい想いをした。

そんな電車の中の出来事でした。

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