Tin Waltz / ZABADAK

上野洋子さんの脱退、いわゆる「のれん分け」以前のザバダックが大好きでした。吉良知彦さんの作る曲も歌声も好きだけれど、上野さんの歌声に魅せられてファンになったクチなので、ザバダックといえばお二人で活躍されていた頃に強い思い入れが。
のれん分け前の最後のアルバム『桜』のラストを飾るこの曲。
秋の夕暮れ、家路に着く頃に聴くのにうってつけで、富良野にいた頃、美瑛方面からの帰り道、車の中でよく聴いたものでした。
今でもこの歌を聴くと、夕陽に染まる十勝連峰の雄大な姿や、暮れてゆく空の下、農地の中にポツリポツリと点る家々の灯が目に浮かびます。
ああ、懐かしいな。

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