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金切り中井

よかれと思って、さっき夕飯にパックのお寿司を食べました。バイト先の豆腐屋の隣の持ち帰るタイプの寿司屋にいる、22歳くらいの若い青年から廃棄でもらったものです。
よかれと思って…


どう思おうと今の者なんですが、私の現在の活動は己の劇団を作ることです。他に目標もないのもありますが、やりたいことはまずそれに尽きて、そうなると人を集める活動に終始します。

それもお笑いサンを辞めて4年弱、ただただ、人を求めています。こちらのnoteも、実はその意味合いがあったりしますから、、「求ム」よ!!

求ム!!言ってみたい〜〜!

まあこのnoteで求めるのはナンギですが、もう4年弱もただ黙々と求めているので、すごい数の人と会いました。もう30人を超えています。ドハ!

もはや、会い過ぎてただ友達が増えたり消滅したりを繰り返すだけのシステムになっていますが、見識と仲良し力だけは深まっていると信じつつ。

とかくもインターネットを通して求めることしか法が分からないので、ただ通し、ただ求め、毎日が過ぎて行きます。


もっと運転のよい気さくな求め方もあると思います。
例えば、知り合いの役者さんの舞台を観に行ったりして、そこで見つけた横の繋がりから更に人脈を広げ、ヘッドハンティングするのだとか。
役者界に幅のきく人を見つけ情報を得るだとか。そういったアカデミイな方法が一般だと思います。

ですがその方法は無いの!!
きっと無いの!!
私の周囲空間はお笑いのときの延長よろしくアングラだから。爽やかでひらけた情報など行き交ってないから!もう豚の角煮と一緒です。

だもんでから、ネットを通し30人会うなんて当然ですよ。私には何にもないし一頭も畜産を飼ってない。

無力なんです。ネットに頼ることでただ活動している体裁を保つ。
その代わし、ネットの全ての形を使っています。


例えば、Twitterのプロフィールで、常に人を募集しています。豚の角煮のように!

https://mobile.twitter.com/nodowamura

お芝居界隈有力掲示板のシネマプランナーズにても、募集しています。豚を角で煮るように!

さらに極めつけはジモティーでも募集しています。牛も、角で煮て…!

https://jmty.jp/s/tokyo/com-etc/article-9k5vc


何を申せ、最後のジモティーが断トツでご連絡がありこちらが9割くらいです。Twitterは反応あった試し無し。
しゃかりきインターネット募集しかないのです。力の限り募集し続けます。
他によい方法があればどなたか教えてくださいね。パリジョナ大作戦。


さて、そんな募集のさなかですが、去年ほど、26才くらいの河合君という役者さんの青年とお会いしました。男前なうえ誠実でやさしい青年。
たまにお茶を交わし親睦を深め。しています。
ご縁で、さらにその河合君がジモティーで募集してあった自主映画の撮影に応募したもの、それに同伴して演者として参加させてもらったりも、しています。

その撮影の2回目が、先日ありました。
ジモティーはジモティーを呼び続ける理屈よろしく、私たちの他にエキストラの方もジモティー経由で参加してきます。

そのエキストラで来た気さくな若い青年2人。
その気さくだったこと。
その気さくさだけは誰にでも強く伝えられる、そんな2人に出会い私はニコニコ日となりました。


まず、普段プロカメラマンをやっている渡辺君という25歳の青年が先に見え、更にもう1人来た方、山崎君は、なんと渡辺君の大学の同級生で親友さん。その展開。
そういうのが大好きなんです。嫌いでなるものか。
その展開に惚れた私は、西武新宿線の中井という街にて、駅に向かう道のりで青年2人に「飲もう」と言ってしまうんですね。快諾されました。嬉しい楽しい。

さっき会ってちょいと活動行動を伴っただけの若者に、なんか良いなと思って意気投合し、酒に誘う大人になった訳です。
たまたま帰ってしまった河合君からは「コミュ力すごいですね」と後に言われてしまいましたが、私は誰とでも仲良くなりたい可能性をいつも発信し、前向きに期待しているものです。気さくに気さくで回答の礼儀。


中々どうして、後で来た山崎君という青年は、なんとも人生が濃く。大学を出て学内で働くも躁鬱病を発症し、希死観念にまみれて亡霊のようになったり、ホームレスになったりを経て、現在は生活保護をもらって生きるという子でした。

果物のオレンジから採れる麻薬に近いような成分だけ集めて、海外のサイトで見た知識で作った自作の煙草も吸っていました。そんな子日本に??

こんな濃い子なのに、すごく明るげで、なのに思慮深さと闇がずっと顔に浮かぶのです。

私には躁鬱の知識はないが、彼の浮き沈みは魅力的なものだと思って違いない。


彼自身のエネルギーも楽しいんですが、さらに良いのが、渡辺君が、その彼を凄く好いて感心して接していることでした。
山崎君が自分の身の上と思想を私に向かって語るあいだ、渡辺君は彼の顔をよく見「その話、初めて聞いた!」「あの話、してあげなよ」など言いつつ、
かつ、彼の身の上に対する私のリアクションを凄く目で受けている感じを受けました。


絆というよりもっと肉肉しい人間味強いパワープレイな仲良し。なんだかグッときたよ。おれは仲良しを肴に飲んでいただけなのかしら…


聞いていると、カメラマンの渡辺君も濃い人生観を持つ消え入りそうに儚い子だったのですが、2人の同級生の時間に混じって、私も生きてきた人生をあけすけに語ります。あまりないような赤裸々具合も含め、何せ急激なセッションをできた奇跡がとても最高でした。

やあ良かった。

私はおつむが悪いので2人の哲学と知識に無学でぶつかり稽古にもなりつつ、まだ東京でこんなキラキラした友情っ子が見られるか、と暖かい状況。

なぜこのパワー宴が中井で開かれたんだろう?

それも楽しいよね。人の名前みたいな町。私の友人の中井さんという元役者さんも今アバンギャルドな人形作家をやっていたりします。中井力。


皆が畏れる以上に、やはり東京には無限の可能性があるのでしょうか。

やっぱり求ム!よ!ここは一つ。


期待よろしく、週5の豆腐屋のバイトと、さんぽ、飲酒、ネタ書き、またネットで募集、の輪廻を永遠続ける修羅をしていこうと思います。

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