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働き鯉取りまあしゃん

今日は休みなので家にいました。休みでなくても家にいてもいい、いたら強くいいよ、ナウシカ!と思います。

家で働いている人、つまり自営業であったり、自室で勤められる絵描きさんや小説家の方、また電媒務(テレワァク)の方などがいたりしますよね。私は、外で働く人でも「家にいたいとそういう人達より思おう」という考えです。

いかんせん外で働くことは生活の中心ですが、それはどうなんでしょう。疲れちゃうのだから。


私はアルバイトのことをとてもよく、それはまるで自分の牛丼のことのように頻繁に考えています。なぜなら週に5日、月に20.21日も働いていますから訳がわからないことが常です。

もはや就職すればいいのに!というのを地でいっていますがそれは気持ちの上でご法度のところ。おそらく就職することはないでしょうし、45くらいになって「もう頭痛がするから就職しようかな」と門を叩いても、ケツだけ星人と野原一家が出てきてプリプリやられておしまいです。

それは良いのですが、難しいのが、今やろうとしている夢が、収入になることが無いのがいつかメチャ怖くなることが少し怖いところ。

お笑いのときもほぼ売れる気なく電波小僧みたいなことばかりやってきましたけど、一応TVなどの収入のゴールがあるというか、商売のしっぽがずっとある業態でした。しかしお芝居や劇団は商売には難しい。

役者さんなりがジム所に入って映画やドラマにというのは固定収入を得るためです。でも、劇団をなんたらかんたらするのは究極の自己満足で、何なら舞台を開催するほど貧乏になる業態だと思うので、やっぱりアルバイトにカチ込む日々に他なりません。

いつまでカチ込めるんだろうか。そして今、なぜ月20日もカチ込んでいるんだろうか。ちょっと休みにお茶飲んだら夢を見る時間もなくひと月過ぎてる。怖くない?

怖くない?そう問われたら、怖いです、その返答と共に焼肉代を払います。

お笑いのときの借金などもまだ少しあるにはあるんですが、なんせカチ込み過ぎではないだろうか。月勤を減らす方向で探っています。


そこにきて思うのは私、電媒務(T・ワァク)の人達への並々ならない憧れです。

こんなに憧れる状態なのに1ミリも手が届かない事があるなんて。

みなさんは、ちゃんと憧れてるでしょうか。もしくは従事している人がまず私の想像以上に世に多いのでしょう。電媒できる仕事の多い東京の街、電媒できない人が憧れていないとでも思ってかよ。

家にいて、お金が稼げる。月20日も豆腐屋でバイトして帰り道に悲しすぎて泣いたりする私以上に訳がわかりません。やはり外に出る以外にお金を得るすべを今一度、笑い事でなく考えなければいけない。

貧乏ラブリー生活も長いので、色々金周りの苦策は大方カマしてきたつもりです。

やれ、ポイントサイトを経由してコーヒーマシンをレンタル試用したりだとか(20,000ポイントくらい貰えて、それを換金)、さらに同じく、高ポイント目当てにカードを4社作ったりだとか。

そのカードで某キリンのマークに入金してク○カードを買い、それを金券屋で何枚も売ったりだとか(絶対ダメだよ!)

神奈川に治験に行って便を採ったりだとか、結婚相談所に相談者のふりして覆面調査に行き「顔が昔の友達に似ています」と言われてはにかんだりだとか。そんな淡いこともありました。

それでも生きていくには及ばぬ。外に出て働くバイトに終始するのです。

その「外に出る」を「家にいる」にしたいな〜〜。お茶を〜飲んだから〜、おしっこしたいな〜、したいな〜!!(マイナスターズ)


憧れはつきませんが、食べたいものもいっぱいあるので、こないだは憧れの川崎の焼肉屋「寿苑」で信じられない旨さの焼肉を食べました。言うまでもない、私の大好きな孤独のグルメでも名回が行われた名店です。その幸福が、いまとても大事なこと。

子供の頃、福岡の田主丸にあるおばあちゃんちの近くでいつも見た「鯉取りまあしゃん」という鯉料理のお店も、50くらいになったら行ってみたいものです。

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