【花とゆめ9号】アウトサイダー・イン・ザ・旧校舎 / 6月18時先生【読み切り】

あらすじ

引っ込み思案でクラスに馴染めないひかりはひとりになれる場所を求めてたどり着いた旧校舎で、初対面の先輩にはっきり嫌をつきつけられる。怖いと思っていた先輩と話すうちに、ひかりは自分の性格と向き合っていく。

すきだったところ

・え！！！！ぜんぶよかった～～！！！！近年稀にみる良読み切りだった、6月18時先生の作品めちゃくちゃたのしみ
・セリフもモノローグもぜんぶ必要でいらないものがなくて、かけあいとか親しみやすさより「セリフ(名言)」であることが優先されていて、読み切りとしてそれがすごくよかったし、セリフもモノローグもぜんぶよかった　6月18時先生の考えたものであり「ひかりちゃんから」「先輩から」出てくる文章としてめちゃくちゃよかった～～　うますぎる　「決闘」の回収もうますぎる、「私の足音は紛れて消える」が秀逸ですきだ～～
・話もかわいくて切なくてとってもよかったのだけど、絵もかわいくて好き
・キャラクターがとっても魅力的だった　王道だけどちゃんと生きてる感じがして
・p414の「え～？」のひかりちゃんがめちゃくちゃかわいくってすき
・p437の息きらせて顔真っ赤なひかりちゃんがめっちゃくちゃかわいいんだ～～！！
・チワワ系男子がメインなの、現花ゆめにそんなにいないキャラなのでとってもよかった

もうすこしほしかったところ

・並んで帰るとこ…身長差すごいけど先輩もしかしてすごいでかい…？チワワなのに…？チワワででかいのもそれでまたいいけどそれはそれででかい先輩に初手怒られたらほんとにこわいよ　ひかりちゃんがちっちゃいだけなのかな、途中で同級生と並んでる先輩いたけど中間くらいで描かれてたし…
・チワワ系男子が美術部なの、美術部である必要があったというかこの作品ではきちんと回収されてるのでいいのだけど、またちょっと話が変わってきませんか…？　芸術肌の気分屋さんみたいにならない…？