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ミュージカル刀剣乱舞にはまっています

 ⭐︎この記事にはミュージカル刀剣乱舞、舞台刀剣乱舞ともにネタバレを含みます。

 私は今、育休中の文学教育関係者です。保育園に通う娘と去年生まれた娘がいます。コロナの関係でなかなか遠出もできず、姉を送った後、妹と一緒に家にいることが多いです。自分もいろいろ気をつけているつもりですが、夫が私の親と仲が悪いので同都府県内の実家との行き来も禁止されているので、産後うつまっしぐらな生活です。余談ですが、産後うつは生後9ヶ月あたりにも多いと聞きます。うちの2番目はちょうどそのくらいです。夫の言い分もわかりますが、すごく窮屈だなあと思うこともあります。でも最近はおうちライフもそこそこ楽しんでいます。

 それはミュージカル刀剣乱舞にはまっているからです。

 話は昨年に遡ります。

 私は友人からいくつかのDVDを借りました。舞台刀剣乱舞のDVDです。ご存知かと思いますが、刀剣乱舞の2.5次元展開はステージとミュージカルがあり、この舞台刀剣乱舞はステージの方にあたります。いわゆる刀ステです。私は昔から居合などをやっているので、刀に関することは好きだったし、大河ドラマクラスタなので歴史も好きということで、普段他の2.5次元は見てないのですが、これははまるだろう!と友人は思ったようです。たしかに面白かったです。慈伝以外のすべてのDVDを見ました。最初の頃は2.5次元に慣れなくて戸惑いもありました。特に三日月のカラコンにちょっとびびったりもしました。でも見ていくうちにそれにも慣れ、好きな作品は何度も見返しました。私は特に義伝と悲伝、あとまだDVD発売前ですがライブビューイングに行った天伝が好きです。推しもいます。宗三左文字です。非常に美しいです。私は先に2.5次元を見てからゲームを始めましたが、絵よりも美しいのでは…と思いました。ただ、残念なことに舞台刀剣乱舞にははまりきれなかったところもあります。それは作品側には全く非がなくて、私の視聴環境の問題です。

 先にも書きましたが、私は日中0歳児と共に過ごしています。その子と過ごしながらDVDを見ているんですが。刀ステは0歳児相手にしながらだと話が???となってしまう場面が多いんですね…。私は大河ドラマ好きなので、日本史上のおもしろいところは大体理解しているのですが、ステージの方で深く問題になってくる武将は黒田官兵衛なんです。黒田官兵衛の大河ドラマはちょうど見なかったんです。だからうっかり聞きそびれると?なことが多くて、なかなか先に進まないときがありました。あと話が結構凝ってたり、出演者の変更や公演の順番、さらには再演したことにも意味があり、産後の頭には厳しいものがありました。一つ一つの作品は楽しめるのですが、全体像を掴みきれなかったんです。もう一つの理由に、推しの登場率が低いこともあります。私の推しである宗三さんは第一作の虚伝、その再演と天伝にしか出てないんです。他にも歌仙や燭台切など好きな人はいるんですが、最推しがなかなか出てこないとやっぱりのめり込みきれないですね。

 刀ステのDVDと一緒に友人はダビングした刀ミュも貸してくれました。三百年の子守唄と阿津賀志山異聞でした。まず初めに三百年の方を再生したのですが、村正のあまりのインパクトにびっくりして止めてしまいました。とりあえず阿津賀志山を見ることに。これがすごくおもしろくて。大河ドラマ好きなタイプの人に、義経嫌いな人がいるだろうか!ここでは正直二幕目はあまりピンと来ず。一幕とのあまりの関係のなさにびっくりしました。また、別の話と思いつつも、悲伝で三日月が大変なことになっているのを見た後だったので、「三日月、まんばちゃん心配してるよ…」と思い身が入らず。でも一幕が面白いし、殺陣も良かったので、勢いで三百年をもう一度再生。

 その時ですよ、出会ってしまったのは。

 にっかり青江と。

 厳密には綺伝でにっかり青江は知っていたのですが、綺伝も0歳児あやしながら見るにはちょっと話が難しいので、そこまでしっかり見れていなかったところがあります。

 村正ショックの一曲目を聞き終え、全然知らない蜻蛉切さんと物吉くんと出会ったあとですよ。(あの、村正ショックと書きましたが、すごく歌上手いし演技も素敵ですよね。今では大好きです。)

 にっかり青江の「刀剣乱舞」のダンスの振り、これが私を沼に陥れたのです。すごく重心が低いんですよね。全身使ってやってるって感じで。割と細身なのに、がっと足開いて凛々しくてもう落ちましたよ…(別に他の人の嗜好は否定しませんが、私はこのダンスがかなり攻めみのあるダンスだったので、石かりというカップリングを聞いてびっくりしました。両方攻めじゃん…!?と…元の設定考えると大太刀と大脇差だしちょっと納得)それから赤子抱っこしての殺陣のかっこよさ。何考えてるか掴みづらい雰囲気。キャラクターの良さもさながら、荒木さんの演じるにっかり青江が大好きなんです。この前青江単騎見ても思いましたが、荒木さんはきっとキャラクターについてご自身でかなり咀嚼されているのだなと思います。そして私はその解釈が大好きです。あと、荒木さんとたまたまなんですけど誕生日同じだったのが最後の引き金です。

 この時は荒木青江にもうどっぷりでしたが、まだ二幕目はしっくりきてませんでした。私、あの通常衣装が大好きなんです。あとなんとなくおおきい髪飾りしてるのがちょっと微妙で。でもまたこのあと事件が起きるんですね。それは真剣乱舞祭2017です。

 真剣乱舞祭2017は青江が語りの中心となります。さらに三百年とも関わり深いですよね。それで結構しっかり見ていると、漢道や獣を見る中で発見がありました。やっぱり荒木さんの青江ダンスすごい好き。ちゃんと青江のキャラ理解してやってるんだ…。これは今度細かく書きたいんですけど一つ一つ計算されてるんですね、ちゃんと青江らしく。そう気が付いてすぐに二幕を見直しました。今では、やっぱり衣装は通常が一番好きですが、二幕目もすごく楽しんでます。

 今の私の目標は、青江単騎に行くことと次のらぶフェスに行くことです。一応パライソもダメ元で申し込みますが…。子供の世話は夫がしてくれるそうです。うちの夫は私や実家絡みじゃなければかなり理解のあるタイプです。ただ、今青江は修行中だし、もしかしたら年末のらぶフェスにはでないかもしれないですね…。期待せず発表を待ちたいです。

 刀剣乱舞を進めてくれた友人は私がミュに急速にはまる姿に引いているのではないかと心配です。

 言いたいことばっかり頭に溢れているので、いろいろ青江中心に今後綴ります。まだまだ初心者審神者ですが、ずっと応援したいです。

 

 


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