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【越境EC】LAZADAという選択(3)

[越境EC]を展開する上でまず知っておいた方が良いもの…

それは独特の専門用語だと思います。

私自身、越境ECや越境モールを知る上で、この専門用語の理解が最初の壁でした。そこで今回は越境EC/越境モールに取り組む際によく出てくる専門用語をご紹介したいと思います。

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[越境EC/越境モールに関わる専門用語]


EMSとは、
(Express Mail Service)のこと。海外に荷物を送ったり、海外通販などで輸入する際に以上にスピーディーに送ることができる国際スピード郵便のことです。書類や重量30㎏までの荷物を世界120か国越境EC/海外モールに出店する際には必ずどうやって商品を届けるということがつきまといます。越境ECを考える際にまず知ることになる用語となります。

KOLとは、(Key Opinion Leader)のこと。中国版のインフルエンサーのこと。中国だけではなく東南アジアや各国のソーシャルメディアで強い影響力を持つ人。このKOLも越境ECや越境モールでは重要な人たちです。

Tmallとは、アリババグループのBtoC向けのECサイトです。天猫(テンマオ)と読みます。アリババはBtoBで淘宝網(タオバオワン)はCtoCということで、アリババグループは各市場で地位を築いているということです。Tmallは中国のEC市場でも圧倒的なシェアを持っているということですね。そして国外向けの越境ECモールがTmall Global[天猫国際]です。中国向けの越境ECモールの代表格として、このTmall Global[天猫国際]に出店するということになります。

TP(Tmall Partner:ティーモールパートナー)とは、Tmall Global[天猫国際]の出店サポートをする運営代行企業のことで、Tmall Global[天猫国際]に出店する際にはこのTP(Tmall Partner:ティーモールパートナー)を付けることが義務となっています。

LAZADA(ラザダ)とは、2011年設立の東南アジア6か国(ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール)で展開しているショッピングモールサイト。2016年にアリババグループが買収し、東南アジアでの知名度が高まり、【東南アジアのアマゾン】とも呼ばれています。配送サービスに力を入れており、配送業務のアウトソースもでき、出品者にとっても購入者にとっても[きちんと商品が届く]信頼性がある。また出品者の利益保護体制がある。2020年10月から越境ECも可能となり、日本企業も出店しやすくなってきている。但しまだまだ日本での知名度が低く、サポートできる会社も少ないため、日本においても、これからが期待される越境ECモール。
※LAZADA出店参考: Lazadaで販売するためのガイド

shopee(ショッピー)とは、東南アジア7か国(ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、台湾)に展開しているショッピングモールサイト。LAZADA(ラザダ)[2011年]やTokopedia(トコペディア)[2009年]より遅い2015年にサービス開始しましたが、2年でニューヨーク株式市場に上場し、急激なスピードで成長しています。

SKU(Stock Keeping Unit)とは、ストック・キーピング・ユニットの略で、在庫管理を行う最小単位。ある商品の状況を理解するための単位となります。例えば、服の場合、色やサイズによりSKUが変わります。1つの商品に対して、色が[白・黒]とあり、サイズが[S・M・L]とあるなら、【白のS・M・L】で3パターン、【黒のS・M・L】で3パターンで合計6パターンあります。この場合、6SKUとなる訳ですね。
SKUの設定例: 
カールは、木製ペンのビジネスで、商品を木の種類、インクの色、ペン先のサイズによって分類し保管することを希望します。彼は英数字のSKUフォーマット###_###_##を使用することにします。たとえばWAL_BLK_25は、黒インクでペン先2.5 mmのクルミ製のペンを意味します。
※Shopifyヘルプセンター参照

ペイオニア(Payonee)とは、外貨決済サービス。越境ECビジネスを展開する企業や個人事業主の方々が利用していて、外貨売上を受け取るためのオンライン口座を開設することができます。外貨決済ができる海外口座開設ができるサービスということですね。

セラー(インターナショナルセラー/ローカルセラー)とは、EC販売の事業者のことで、現地で販売する事業者をローカルセラー、越境で販売する事業者をインターナショナルセラーと言います。日本から越境ECを行う場合はナショナルセラーとしての登録が必要ということですね。


勿論、これ以外にもたくさんありますので、またの機会にお伝えできればと思います。

今回はこの辺で、あなたの有意義な越境ECライフをお祈り致します。

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