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【越境EC】LAZADAという選択(2)

LAZADA(ラザダ)と聞いて、

知ってる!という日本人の方は[越境EC]通の方か東南アジアマーケティング通の方しか今現在はいないかもしれません。

ウェブ業界で長年働いている私も正直知りませんでした。
あるキッカケで、LAZADA(ラザダ)について調べることになり、

知り合いに聞いても「?」ばかり。

まずはグーグル先生に頼って、様々なキーワードで検索開始。

LAZADA(ラザダ)とは?
から検索を開始しましたが、

あまりに情報が少ない…
丁寧に説明してくれているサイトはあるものの、
よく分からない!

越境ECはムズカシイ?

(ネット検索でLAZADAについて分かったこと)
●東南アジア最大級のECサイト、
●アリババが2017年に買収して一躍有名に、
●ベトナム・インドネシア・フィリピン・タイ・シンガポール・マレーシアの6か国対応、東南アジアのAmazonと言われている
●2020年10月から越境開始
●日本国内において認定代理店は数社しかない
●ライバルはshopee(ショッピー)

などなどですが、

そもそも[越境EC]についても知らなければならない…と理解。


早速アマゾンで[越境EC]についての本を検索。

越境EC&海外販売攻略ガイドブック】という見出しに惹かれて、こちらの本を購入し、届いた日に読破。

越境ECの出店の考え方は理解できましたが、肝心のLAZADAについては記載がないため、【ふりだし】へ戻る。


ということで、
この記事を読んで頂いた方に私と同じ思いをされないように以下に最初に知っておくべきことをまとめたいと思います。

基本の【き】からお伝えしますね。


[越境ECについてのまとめ]

越境ECとは、国をまたいで商品購入や販売がネット経由でできること。今回は出店(海外進出)を軸にまとめます。

販売方法としては、2通り。
(1)自社でサイト(ECサイト)を構築する
(2)海外モールに出店する[Tmall、LAZADA、shopee等]

※サイトとはホームページのこと ※モールとはアマゾンや楽天など

越境ECで考えなければならないこと。
★越境ECを始めるだけでは意味がない★
(一)どの国へ販売するか、(要:現地調査)
   中国?東南アジア諸国?アメリカ?ヨーロッパ諸国?
(二)何の商品を販売するか(要:ライバル調査/価格調査)
 ※越境ECのノウハウや知見のあるパートナー探し
  調査をしないと【出たとこ勝負】になり失敗する可能性大
(三)上記販売方法(自社越境ECサイト/海外モール)の選択
 ※対象となる国での集客方法を考える。
(四)対象言語をどうするか?(翻訳)
 ※それぞれの国により当然言語が異なるため翻訳をどうするか
(五)対象国への配送方法、在庫管理
 ※商品発送はどうする?倉庫管理はどうする?
(六)決済はどうする?
 ※日本とは決済方法が異なる
(七)サイト/モールへの出店段取り
 ※自社サイトorモール出店
(八)運営管理はどうする?
 ※情報更新や商品管理
(九)集客はどうする?
 ※現地の集客方法は日本と異なる
(十)運用におけるマーケティングはどうする?
 ※出店はあくまで【始まり】である。

これら一つ一つが越境ECにおいて【壁】として立ちはだかるものとなります。そのため、別途一つ一つを別記事でご説明していきますね。

越境ECで知っておくべきこと
■中国、東南アジア諸国それぞれ特色があり、どの国に展開するにあたっても調査(マーケティング)が必要であること
■出店するだけでは売れない(集客をどうするかが課題)
■日本のように流通インフラが整っていない
■商品管理をどうするか(倉庫管理を自社/業者/モール)
■配送料は購入者持ち(安い商品だと配送料の方が高くなる)
■販売できない商品がある
■基軸通貨を決める必要がある(為替レート)
■中国や韓国で流行ったものが東南アジア諸国にいく傾向がある
■国ごとに流行っている、一般的に使われるSNSが異なる

日本のネット集客との大きな違い
■日本でのネット集客はSEO対策やリスティング広告が主流だが、東南アジア諸国では、[SNS][口コミ評価][モール内キャンペーン]が集客の主軸である。SNS集客がメインである。
■安く・沢山買えるかが多くのユーザー心理
■日本のECで成功した会社でも上手くいかないケースが多い
※ネット文化が日本と異なる。
■コンテンツマーケティングを行う際、オウンドメディアの概念が薄いので、[SNS]での情報発信でのコンテンツマーケティング
※コンテンツマーケティングとは、オウンドメディア(自社ホームページ等)で記事やコンテンツを通じて情報発信し、自社のファン化や集客に繋げていくウェブマーケティング手法。


そして!

越境ECを検討する上で、難解なことが、


独特の【専門用語】


ウェブ業界で長く働いてきた私でも知らない、
越境ECには独特の【専門用語】が存在します。

これを理解するのにまた一苦労しましたので、次回以降に知っておくとスムーズになる用語集でお伝えしたいと思います。


では今回はこの辺で、
あなたの越境ECライフをお祈りいたします。


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