読経シンフォニー
66日ライティングランニング
なるものを始めた。
※ご興味ある方は下記の記事冒頭箇所をお読みいただけるとスピーディです☆
ライティングランニングの3/66日目です。
まだ三日坊主も踊る元気があります。
明日になれば分かりません(笑)
さて、今日は貴重な体験をしてきたので、少しかいつまんでシェアしたいと思います。
私の宗教観
もともと私自身は宗教というものにとんと縁が無く、「宗教観ゼ〜ロ〜」の家庭環境で育ちました。無宗教派です。
しかし、妻と結婚したことで一変します。
浄土真宗という宗教観が急に立ち現れてきたのです。
私の父が亡くなっていることもあって毎月お坊さまに家に来て頂いてお経を唱えてもらい(檀家と呼ぶ)、急に般若心経が身近になった背景がありました。
先日、そのお世話になっているお寺の住職さんのご母堂が長年の天寿を全うして亡くなられたのです。
葬儀はじまる
夜、大きな御堂別院(本堂には200人は入れる規模感)でのお通夜に参列してきました。
まぁ、久しぶりに礼服を着るのでドキドキしながらいざ行かん、と玄関の靴箱から何年も履かなくなっていた革靴を取り出してみてビックリ!
靴の表面に小さな綿あめ……って、よく見たら【カビ】やん!?(OH MY GOD)
焦りながら急いで拭き取ったところありがたいことに簡単に綺麗に取れたのですが……ダメですね。普段から履かない靴も定期的に見ておいた方が良かったという反省点でした。
さて、貴重な体験というのはこの【カビ】の話ではなくて(笑)、お世話になっているご住職の方はとても立場のある方だったため、本堂に集まってきた人たちがあちらもご住職・こちらもご住職・そちらもご住職……たぐい稀な状況となっていました。立派な袈裟をお召しになられているお坊さまばかりとなったのです。
そして、葬儀が始まってから真っ先に驚いたのがお経でした。導師さまのお経に続けるように、一斉に声を合わせたお経がお堂の中に響き渡ったのです。圧巻……
読経に関してはそりゃあもうプロ中のプロです。綺麗なお経が楽器のような声となり、何十奏にも聴こえます。
ただ、私は聞いたことはあっても唱えることはできません。できたのは「南無阿弥陀」の節回しだけを、聴き耳立てて周りの響く音の上下を察知して合わせて歌うのみ。(←自分ではそれっぽく歌えたと自負)
お経は、歌だと思いました。
はるかかなた昔のインドでお釈迦が体得したありがたい知識の集積でありながらも、故人を偲び残る人たちを救おうとする「歌」なんだと思いました。
いや、しかしご葬儀に関わるご家族の心労とお疲れを想像するし、緊張続きの時間だったからか家に帰ってきてドッと疲れがあふれる夜となったのです。
ふぃ〜〜、今日もギリギリ、ライティングランニング完走。
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