66日ライティングxランニング(シーズン2)ライラン140字小説〜思い出
書くことは走ることに似ている。
現実とフィクションを織り交ぜた140字小説をお届けします。
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3/66話→
(友よ)
沿道から手を振るねんねんさん……
ふと思い出すあの頃。
彼女は前大会のときに意気投合して一緒に並走した人。
マラソンにはチェックポイントがある。タイムアウトは即失格。66箇所あって23時59分が制限時間。私も彼女も走るスピードは遅くていつも時間ギリギリだった。
ここからは補足のお話です。
マラソンのお話です。
42.195キロを走るわけですが、多くの大会では制限時間が設けられていて足切りポイントが設置されていることが多いです。
そりゃ一般道を交通制限してやってるので、どこかで元に戻さないとランナー以外の方々の迷惑が長引いてしまうから……(みなさまのご協力で成り立っているマラソン大会です、ありがとうございます!)
例えば2024年の大阪マラソンでも10箇所の関門ポイントがありました。
66日ライティングxランニングは、距離じゃなくて日数。だから、66箇所としながらも時間の話は例えを変更しようがなくって、そのまま23時59分としました。
ねんねんさんのこの投稿に、嗚呼まさに自分と生き写しか!? と思える妙な連帯感がありました。私たちギリギリボーイズ&ガールズ。
いろんなランナーがいる。
だからこそ、自分に似たライランナーがいるってことでもあるんです。
参加していなくても、きっとその観点で繋がりを読み解いていくと自分に似た人たちにたどり着くことができるのがnoteの世界だと思います。
参加者全員の記事はこちらです。
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