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【ライティングxランニング】66日ライラン140字小説〜ゾンビのように

※タイトルから「66日ライティングxランニング」を外しました

書くことは走ることに似ている。

現実とフィクションを織り交ぜた140字小説をお届けします。

前回はこちら→


24/66話→


いや、違う。

勝手に目的もなく命があり続けるならば、ゾンビと変わらない

死んでいるのと一緒だ。

私たちが自律して生かされているのは「目的があるから」と考えた方が自然じゃないだろうか?

自律的に走り続けている/書き続けているこの身体にも「目的」があるから動いているのだ。



ライティングとランニング、この共通点を考察しながら短編140字小説で毎日リレーして書いています。

まずは日記的な内容です。

コロナ罹患による養生期間を経て、出社復帰一日目。

できるだけ人との接点は少なめに。
時折りゲホゲホと咳をしたくなる時は、小さな部屋(密室)はマズいと思うため外に出て、青い空の下でゲホゲホ。うん、爽快。

残業ゼロで帰りたかったが、まだまだ先日のWindows市場最悪最大の事件の「余波」の処置に追われて遅くなった。帰る頃にはヘロヘロだ。ゲロゲーロ。

開発者の端くれとしてもあの事件はシンプルだと思う。本来しなければいけないこと、をしていない。本番環境リリースの手順ミス、もしくは検証環境での確認不足も甚だしい……

しかし、アレやっちゃったあとの社内での犯人探しを想像すると気の毒でならない。(それだけの影響だったので責められてしまうけれど、これは開発からリリースまでのシステム側の仕組みの問題なので、やはり会社の問題として根深いと思った)

続けて小説の補足をします。

生きる目的とは、ひとことで言い表すならば『希望』だ。

オレは海賊王になる! とか、アカデミー賞やグラミー賞を獲る! とかそんな大きなものである必要は全くない。

今週仕事頑張って、週末に王将で美味いビールと餃子を食う! これでいい。

それが目的でいいし、小さな目的を渡り歩くのが素晴らしい人生なんじゃ無いかと思う。

ちなみに「なんとなく」が理由で動き続けることも実はままあると思っていて、その場合は頭より心(魂レベル?)が「目的」を持っていると考えた方がいい。

続きはまた明日。

<今日の短歌>

コロナ罹患から8日目。相変わらず咳が出る。

咳をするたびに、そういえば咳で有名な俳句? があった気がしてモヤモヤしていた。

調べてスッキリ☆ 嗚呼、これだ!

咳をしても一人

――尾崎放哉ほうさい

自由律俳句で有名な俳人。
自分はそんなできた人間じゃない。
だから腹も立つし、振り上げた拳の下ろしどこがなくて結局情けないくらいの気持ちになるのだ。




自分は途中脱落しちゃったけれど、2024/6/27から毎日note投稿をしている参加者全員の記事はこちらです。ご興味あれば☆



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