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今週のニュージーランドの新聞記事より- 最近、殺人事件が多く起こったオークランド

今週は大学生の娘が学校の休みを利用して、家に一週間帰ってきたため私も数日休みをとって、ちょっとのんびりしました。

日曜の今日はいつものカフェに。

このカフェは、裏庭のアウトドアエリアがあり、天気の良い日には外の空気を吸いながら、お茶をする事も可能。
コーヒーも、ポイントカードを使うと、5杯目は無料。
(カードはただスタンプを押してもらうだけで、名前や電話番号を登録とかも必要ありません。)

行きつけのエッセンスカフェ

今日の新聞記事は、最近オークランドで殺人事件が2週間のうちに、4件起こった事に関するものです。

記事にそれぞれの事件の詳細は書かれていませんが、撃ち殺されたり、刺されたりという事件で、お互いの事件の関連性は無さそうです。

その記事の中に、警察のコメントがあり
「オークランド市民には冷静を保っていてほしい。
これらの事件は、怒りとか関係した衝動的に起こった事件であるから。」

つまり計画された、無差別殺人とかではない、という意味なのかな。

私としては、衝動的だったら、尚更怖い。
だって、車を追い越したとか、そんな些細な事で、
相手の運転手が怒って発砲するかも知れないし。

自分の怒りをコントロールするには、相手を傷つけて満足するしかない、という思考回路自体、その人がずっとサバイバルモードで生きてきた事が関与しているのかも知れません。

こういう事件の元凶は何であったかを突き止め、その要因を減らしていく事は、結局、長い目で見て役に立つのだと思います。

ただ、医療でも、住宅状況でも、ニュージーランド全体の経済状態でも
かなり危機的なものを多く抱えているニュージーランド政府にとっては
これらは、全てが繋がった大きな問題であり、
それに取り組んでいくのに、苦労している様に感じられます。

近視眼的に、「悪いことをした人を牢屋に入れる」という方法で解決を試みるしかない、という感じです。

新政府が始まってからも、何かが良くなったという実感は全くありません。

結局は、自分にできる事で、自分の世界を良くしていくしかないのだと
改めて感じます。


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