グリーン車の心地よさと自己投資

私は都内某所の大学に現在通っている。実家は埼玉県なので電車で通学をしている。私が通学の際に乗車している電車にはグリーン車が一部車両に設置されている。つい最近生まれて初めてこのグリーン車を乗ったため今回の話題にすることにした。

そもそもなぜグリーン車に乗車しようと思ったのか。それは人生の経験値を高めるためである。いわゆる経験としての自己投資を目的に乗車を決めた。グリーン車の料金は普通乗車料金にプラスして780円支払いグリーン券を購入する。ただし、乗車駅から到着駅までの走行距離が51キロ以上だと料金が1000円に値上げされる。また、休日の場合580円。走行距離が51キロ以上だと800円と安く設定されている。

上記の値段が高く感じる人と妥当であると感じる人。それぞれいると思うが、私からすればかなり高く感じてしまう。やはり学生だと月々の収入がアルバイトのみに頼っているため、質の高いサービスやモノを購入するとなると躊躇ってしまうだろう。

乗車した感想は、快適すぎて感動した、の一言に尽きる。快適だと思うポイントが3つある。1つ目は電車の騒音が全く聞こえず、新幹線のような静けさがあること。2つ目は座席の広さと足元のゆとりがあり、乗り心地が抜群であること。3つ目は車窓からの景色を思う存分味わえることだ。

1つ目の電車の騒音が全くないに関して。新幹線ほど静かなものではないが、通常の電車内と比較したら圧倒的に静かである。そのためゆっくり睡眠を取りたい方やタスクに集中したい方は是非グリーン車を経験して欲しい。ちなみに私の初めてのグリーン車に乗った理由は就活の面接があり、集中して面接に挑みたいと思いグリーン車を使ったという理由もある。

2つ目の座席の広さと足元のゆとりについて。これはいうまでもなく、グリーン車の特徴である。長距離の旅行や通勤の方はおすすめ。個人的には肩幅が広いため座席に座るといつも隣の人の肩にぶつかり、肩を丸めなければならず肩こりの原因となる。それが解消されるため大柄な人や肩幅が広い人は一度試して欲しい。

3つ目の車窓からの景色について。これは車窓の景色が常に独り占めできる。ただし、窓側の席に座った場合のみで通路側しか席が空いていない場合は難しくなる。グリーン車の特徴として2階建の車両と1階建の車両が存在する。1階建ての車両に関しては新幹線とほぼ変わらない景色である。2階建の車両は、上の階に行くと景色を眺めたい人ならオススメだ。下の階の車窓からの景色の特徴として駅のホームと高さの目線が重なり合うため、興味があるひとは下の階がオススメである。

以上より、経験にお金を投資することで新たな発見が見つけられた。もちろん毎回グリーン車に乗車できるお金持ちでないため、月1、2回ほど気分転換に使っている。これからもグリーン車のような質の高いサービスやモノを経験として買っていきたいと思う。

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