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私の特技は私の嫌いなところ

こんにちは
未来書き換え自分年表作成講座
認定講師の埜田亜希です。


皆さんは
自分の性格は好きですか?


私は最近まで自分の
”好きなことには猪突猛進”してしまう
結果”嫌いなことには努力が続かない”
というところが嫌いでした。


ですが数ヶ月前にこの嫌いだと思っていた部分が
実は特技で自分の良いところにも繋がっていると
気づける出来事がありまして
最近では、自分のこの性格の特徴を
肯定できるようになったんですね。


今日はそのように自分の性格の捉え方が
できるようになったきっかけについて
書いてみたいと思います。


私の以前のように
自分の性格が好きになれない方
自分の性格のせいで
身近な大切な人に迷惑をかけていると感じてしまう方の
考え方の好転のヒントになれば嬉しいです。



ぜひ、最後までお付き合い下さいね。

私が”好きなことにだけ猪突猛進という性格”を
嫌いになった理由は、


この性格が作動する時
全力でやらないと気が済まなくなったり
満足するまで終われなくなってしまうことで
周りが見えなくなったり


また結果として
嫌いなことには努力が続かないことに繋がり、
私がそんな行動をとっている時は
必ずといって良い程
両親に迷惑をかけている、と
自分で感じてしまうからなんですね。


例えば、小学校低学年のピアノを習っていた時、
私は練習が大っ嫌いで
いつも練習をさぼっていたのですが、


母が仕事から帰ってきて
ピアノの練習を問われると


「練習はもう終わったよ」と
ウソをついてしまう程でした。


そんな私が、レッスンに行っても
普段練習をしないのは明らかで、



私が練習をサボっていることをお見通しの先生には
「練習しなさい!」と怒られる始末で


そんなある日先生は、私が練習をサボらないために、


「練習したら、必ずお母さんのサインをもらってくること!」
と言い渡されちゃったんですね。



ですが、そんな状況になっても
嫌なことは続けられない私は
練習をするどころか、


本来なら、練習をして、
母に貰うサインを母に見せずに
自分で捏造してしまう始末。


そんなことを繰り返していたある時、
とうとう先生に
サインの捏造を知られてしまうこととなり


一連の私の行動が
母に伝わっることになってしまったんですね。


そうなると、どうなるか?
もうご想像通りです。


その日から母との
スパルタピアノレッスンが始まります。


でも嫌なことに努力できない私にとっては
それが苦痛で、苦痛でどうしようもない
感情に苛まれてしまいますし、


上達を目標としていない私には
そんな気持ちとは真逆に
私が少しでも上達するようにと
練習に付き合ってくれている母。


仕事が終わってただでさえ
疲れている母に
やりたくないことに努力したくない
気持ちのまま練習している私は


母に対して、本当に申し訳ない、
迷惑をかけている
がっかりさせてしまっていると
感じるようになっていきました。


このような感情を感じてしまうことは
中、高時代の学校の勉強の仕方にも現れました。


好きなことだけ猪突猛進な私は
好きな科目はとことん頑張る、
全力でやらないと済まないものの


嫌いなものには努力ができず
嫌いだった化学や物理の授業では、


「こんなん知ってどうするん?」
なんて授業中に考えてしまうほどで、
嫌いなことにはやはり努力できずに


その結果、嫌いな科目は
とても成績が悪く


なんで、こんなに成績に
ばらつきがあって、
バランスが悪いの??っと


国立大卒の父と有名私大卒の母に
毎回成績を見せるたびに
はぁ…とため息をつかせてしまう程、
二人をがっかりさせてしまっていたんですね。


じゃあバランス良く勉強すれば良いんじゃないか?と
皆さんは思われるかもしれません。


私自身もそう感じて
両親をがっかりさせちゃいけない、
迷惑をかけちゃいけないという思いのもと


毎回のテストの後に、
苦手科目の克服!と気持ちを切り替えて
向き合おうと行動は起こすものの
どうしても好きなことのように猪突猛進ができず


そして毎回の成績の結末はというと
やはり両親をがっかりさせるという
結果に繋がってしまい


私にはどうせ出来ない。
私にはどうせ続かない。
私は両親の期待には沿えない。と
自分で自分の自己肯定感を下げる。
そんな悪循環ループを繰り返していました。


そんな状況が続いても
私の中には、その悪循環ループは
大人になれば、抜けられるんじゃないか?
そんな淡い期待も持っていました。


好きなことには猪突猛進な訳で、
大人になって好きな職業について
猪突猛進していれば、
誰にも迷惑をかけないのではないか?
そんな思いを持っていたんですね。


ですが、世の中うまくいかないものですね・・・。

 

私は中学生ごろに思い描いた夢の
看護師の仕事に就くことができ
自分の好きなことをやれる夢に
ピタッとハマる職業に就くことが出来ました。

 

看護師の仕事はやりがいがあり、
自分の性格にも、とても合っていると感じたりして
本当に日々、充実していて、
それこそ、好きなことに猪突猛進していたのですが、


結果、寝食を忘れるほど、
仕事にのめり込んでしまい、


今度は好きなことに猪突猛進したことで
両親に迷惑をかけてしまう、がっかりさせる
期待に応えられていないという感情が
沸き起こるようになっていったんですね。


両親共にそうですが、特に父は
親戚付き合いをとても大切にしていました



幼い時から
お盆とお正月には
両家の祖父母の家に行きして、挨拶をする。



それをとても重要視している家庭だったのですが
好きなことにはとことん猪突猛進する私の性格は
仕事を理由に両親が大切にしていることからも
どんどん足が遠のき始めたんですね。



そうなると毎年のお盆と正月の時期には
父や母から
「どうせ仕事でこないんでしょ?!」
「おじいちゃんやおばあちゃんが会いたがってるのに・・・」


そんなことを言われ始め、
そんなことを言われても、
夜勤だから。仕事の前だから。と
最初はそんな思いを自分に言い聞かせるも


段々ことあるごとに
好きな仕事に猪突猛進していることで


また、両親に迷惑をかけてしまっている、
がっかりさせている
期待に応えられていない。
両親の考える、長女の役割を果たしていない。


そして、両親だけではなく
大好きなおじいちゃん、
おばあちゃんまでも悲しませている。
がっかりさせている。


という、罪悪感に苛まれ出してしまい、
好きな仕事でさえも猪突猛進することに
罪悪感を持つようになっていったんですね。


こうなると好きな仕事でさえも
猪突猛進、頑張る意味を探し始めてしまいます。


好きなことをやったら
両親、周りが迷惑する・・・


好きなことなのに猪突猛進できないことで
仕事にも段々力をかけきれなくなり
そのことでも自分を否定して
追い詰めてしまう、
これ以上、罪悪感を感じて
自分の性格を嫌いになりたくない。。。


そんな状況から抜け出したいと思っていた時に
未来書き換え自分年表作成講座というものを
友人から紹介してもらいました。


その講座では、現在の価値観は
幼少期の両親との関わりの中からできていて、


自分の幼少期を棚卸しすることで
自分の価値観がどのように生まれたのか?


どのように思考のクセを習慣づけてきたのか?が
わかるというものでした。


私はこれまで、心理学を学んだり、
自己啓発セミナーに参加したり、
私なりに努力してきました。


でも、どれを学んでも
私の性格や気持ちを劇的に
変化さえてくれるもの。とは
出会えなかったんですね。


なので、この未来書き換え自分年表作成講座も
同じではないかと疑心暗鬼だったのですが、


このまま、一生
親を失望させている。がっかりさせている。と考えて
自分の性格を嫌いになりたくない。


その不安を解消する糸口を
見つけたいという思いで
未来書き換え自分年表作成講座の受講を決めたんですね。


すると、幼少期から棚卸を始めて
私には面白い発見がありました。
私のように好きなことだけ猪突猛進でやる、、
自分の決めたことには全力で取り組めるという性格は
実は私の特技であり、


自分を制限するクセ
「リミッテイングビリーフ」というもので、
その価値観が無意識に習慣化されていることが
わかったんですね。


リミッテイングビリーフとは
0歳から12歳までに両親との関わりによってつくられた
価値観や概念のことをいます。


棚卸ししてわかったのは、
今までずっと私の状況を悪くしてきた
好きなことにだけ猪突猛進、
嫌いなことには努力できないという性格は


この性格は、マイナスだけではなく
例えば、自分の人生のところどころに現れる
ピンチに対して起爆剤のように働いてくれる
強力な武器でもあったということ。


それが表に出たのが、
看護学校卒業を数か月前に控えた10月、
国家試験対策模試でD判定を叩き出してしまいました。


就職先も決まっていた私からすると、
就職先取り消される。それよりも、
看護師免許とれないかもしれない。と大パニックで、


先生も同様にというか
私以上に大パニックだったんだと思います。
「あなたこのままじゃ、国試落ちるわよ!?」と。
青ざめた顔でいうほど状況の悪さを物語っていましたが、


ここで私を救ったのは
好きなことには猪突猛進できるという
全力でやるという力でした。


そのお陰で、私はこの状況を乗り越え
国家試験に無事合格することができ
結果、看護師として予定していた就職先で
働くということが可能になったですね。


私の好きなことだけ猪突猛進という
起爆剤・武器がなければ
これが実現できなかった

 

好きなことだけ猪突猛進するという
私の性格は特技ではないか?
と気づくことが出来たんですね。


この時以外も、いつも訪れるピンチの時には
この好きなことだけ猪突猛進が
私を救ってくれている・・・。


だからこの性格は肯定して良いものなんだと
思えるようになり
何か背負っていたものが急に軽くなっていきました。


同時に、
いつも両親をがっかりさせている。
失望させている。そう感じていた気持ちも
ピアノの練習が嫌だった時も、
成績が悪かった時も、そしてD判定を取った時も


どんな状況でも
「大丈夫。亜希なら出来るから。」
「どんな結果であっても、ママは亜希の味方」と
私の性格を信じて、言ってくれていたことを思い出し、


両親からこの性格を認められていたこと
そして、多くの愛情をかけてもらっていたこと。


失望させている。がっかりさせている。
と感じていた気持ちは


私の中で勝手に生まれて
両親は私を実際に責めていたわけでも
否定していた訳でもないこと。


寧ろ、この性格を伸ばしていてくれたこと
に気づくことが出来ました。


そのお陰で、看護師の仕事の捉え方
好きなことに猪突猛進も肯定できるようになり

 

この行動を自分が取る時にも
変なブレーキというか罪悪感が
湧かなくなっていきました。


これは私の経験ではありますが、
以前の私のように自分の性格が好きになれない方
自分の性格のせいで
身近な大切な人に迷惑をかけていると感じてしまう方は


未来書き換え自分年表作成講座をすることで
捉え方が変えられるかもしれません。


現在、未来書き換え自分年表作成講座では
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