2018年卒業制作/パッケージされた地面
パッケージされた地面
どうして自分の周りを抑圧して、痛々しく力任せに変形させているのだろうか。
いつもと同じ地面を歩いているはずなのに、歩くとかかとが痛いことに旅にでたら気がついた。美しく、歴史情緒ある街だと思って思っていたのに、何日も前の食べかけのおにぎりがコンクリートの上に落ちていた。
もっと”地面”を近くに感じた方がいいと思う。例えば、そこを覆わなければ存在していたはずの植物を見つめてみた。
1400×1400×350mm
アクリル板、土、映像
学生時代に作