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ライブストリーミングBOX LIVE ARISER「GV-LSBOX」はポスト「LIVESHELL X」になれるか…?

株式会社アイ・オー・データ機器は単体でPCいらずで映像の録画・リアルタイム配信が可能なライブストリーミングBOX・LIVE ARISER「GV-LSBOX」を発売します。2月中旬出荷予定で税別店頭予想価格は108,000円前後の見込みだそうです。

参考出品として2019年はいくつかの展示会でお目見え

このLIVE ARISER「GV-LSBOX」は2019年にいくつかの展示会で見ることができました。わたしが一番最初にみたのは東京ゲームショウ(TOKYO GAME SHOW 2019)。

この時は配布されているパンフレットは特に存在していなくて、ブースはパウチ加工されたチラシひとつしかない。結果的にはそれを直撮りしてきたという記憶がなんだか懐かしい。

そして次にこの製品をみたのはInterBEE2019。この時もまだ参考出品扱いで、いつかは発売されることはなんとなくわかっていたものの、明確な発売時期がよくわかっていませんでした。

そんな、LIVE ARISER「GV-LSBOX」はついに発売のときがやってくる、ということみたいです。

ベースはYUAN 「SC6D0N4 HDMI」

以前のnoteでも触れていますが、LIVE ARISER「GV-LSBOX」のベースは聰泰科技開發股份有限公司 YUAN 「SC6D0N4 HDMI」という製品のようです。ちなみに説明書はこの辺から。

日本におけるポスト「Liveshell X」となるか?

この製品は「HDMI入力を4基、出力を2基搭載し、本体前面のボタンで瞬時にスイッチングできる」というところも魅力のひとつですが、もっとも気になるのは「内蔵のGigabit Ethernetポートを通じて、YouTubeやTwitchなどへ直接ライブ配信が可能。1080p/60fpsの映像を最大3ストリームまで配信でき、複数のプラットフォームやサブチャンネルへの同時配信も行なえる」(PC Watchより)という点です。

Liveshell Xも最大3ストリームまで配信できる機器のひとつでしたが、3ストリームを同時配信しようとしたときは性能上3つすべてを1080p/30fpsでは配信できないという制約がありました。

一方、LIVE ARISER「GV-LSBOX」は1080p/60fpsの映像を最大3ストリームまで配信が可能となっていますが、それを行う際の制約があるのか、また、それを行ったときの安定性がもっとも気になるところ。

もし1080p/60fpsの映像を最大3ストリームまで配信が安定してできるならば、Liveshell Xより優位性がある製品となるかもしれません。この辺は実際に使ってみないとわからない部分も多いので検証が必要な感じがします。

もしこれらがちゃんとクリアできるなら、LIVE ARISER「GV-LSBOX」はポスト「Liveshell X」の座につくかもしれません。

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