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音楽ライブのライブ配信は「その場へ行ってみたくなる」欲求を刺激する

打首獄門同好会「獄至十五ワンマンツアーファイナル 2/29(土) Zepp Tokyo」の無観客ライブ生配信が、アンコールのときに同時接続10万越え。

リアルへつなげるための「ネットにしたからならではの工夫」がものすごいありました。まず最初に、このライブ配信に尽力した皆様に拍手をしたいです。

こうした、新型コロナウィルス感染症の感染予防および拡散防止のため、全国で多くのコンサートが中止となり、同時に、多くのミュージシャンがライブ配信を活用して音楽ライブを代替の手段とされる事例がいくつか起きている、ということは、先のnoteで触れた通りです。

その上で、リアルイベントをネット越しのライブ配信へ切り替えるのに大切なことは「『リアルでできないからライブ配信』ではなく、『リアルへつなげるためのライブ配信』」と「ネットにしたからならではの工夫が必要であることは忘れてはならない」ということです(というのを上のnoteで触れました)。

それが実現された結果、音楽ライブのライブ配信は「その場へ行ってみたくなる」欲求を刺激する、へ繋がると思うのです。

ここ最近の動きは「リアルでできないからライブ配信」によるもの。

ある意味、無観客(音楽)ライブという特殊な事情によって起きているもので、平時にもそれが可能か?言われれば、マネタイズの観点から難しいとも言えます。

でも、音楽ライブはライブ配信をしたところで、リアルに観る音楽ライブとライブ配信越しに観る音楽ライブは(同じものでも)似て異なるもの。

ライブ配信越しに観るライブ配信は、リアルに観る音楽ライブを超えることは(似た体感をさせることはできても)絶対的に不可能です。

それは、音楽ライブのライブ配信は「その場へ行ってみたくなる」欲求を刺激する、きっかけへつながります。

そして、それは、音楽ライブだけに限りません。リアルなイベントにも言えると思うのです。


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