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地質学者

地理の本を読む。読み終えて、地質学者にでもなっていればよかったと思う。そそり立った崖が天を突いているような世界に出向く。一人、岩肌にへばりついて、ハンマーを打ち込んでいる。

過去は、可能性が消えた状態だから、情況が分かる。これを"後知恵バイアス"という。

でも、地質学者になったとしても、紀行文を書いている気がしてならない。


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