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【推しの子】の今後の展開を予想してみた①(ネタバレ有り)
※この記事では推しの子の原作最新話(第123話)まで読んだ筆者がだらだらとまとまらない展開予想をしていくものですので、まだ最新話まで読まれていない方はネタバレにご注意ください。
いや〜推しの子面白いですねー。
僕はアニメの7話が放送されたあたりから追い始めた新参者なんですが、多分過去一でハマってます。
今までアニメにハマっても原作まで集めたりはしなかったのですが、推しの子に関しては人生で初めてコミックスを全巻買いました。アニメも毎話5回は見返しましたし、続きが気になりすぎて原作も最新話まで一気見してしまいました。それからは毎週のヤンジャンの更新を今か今かと待ち侘びる日々なのですが、来週(7月13日)は休載ということなので(泣)その鬱憤を晴らすべく(?)こうして滅多に書かないnoteをしたためているという次第です。
原作では今まさに物語が山場を迎えようとしていて、アクアが“復讐を果たす為”だという映画、『15年の嘘』の企画が動き出し、撮影前からアクアと関わりのあるキャスト陣の思惑が交錯する様子が描かれます。まだ謎が多い『15年の嘘』ですが、物語の行方を占う上でのポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
①アクアの復讐の計画の全貌
②アイがアクアとルビーに遺した二枚のDVD。アクアが叶えようとしている“アイの本当の願い”とは?
③『15年の嘘』でアイ役を演じるルビーの成長
④ヒロインレースの行方
…といった内容にできるだけ沿って書きます多分()
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まずは①についてですが、先にも書いたようにアクアは『15年の嘘』という映画によって復讐を遂げようとしているようです。この映画は作品世界で14年前に起きたアイドル殺傷事件──つまり、アイが殺された事件をベースにした実録映画となります。第百十話〔それが始まり〕では、この映画のたたき台としてカントクがアイから頼まれて撮っていた旧「B小町」のドキュメント映画が存在したことが明かされています。
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続いて、映画の企画を鏑木Pに売り込むシーンが描かれます。
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──アイが殺された事件についてですが、アイを刺したファンの大学生はその後すぐに自殺しています。アイが新居に引っ越してすぐに襲われたことから、協力者がいたという線で警察も捜査していたようですが、犯人の特定にまでは至らなかったようです。アクアは実行犯をけしかけた黒幕が芸能界の上にいると考え、芸能界に固執することになります。その黒幕の正体は、アクアやルビー、そして現在の劇団ララライ看板役者である姫川大輝の父親であると目されています。親のツラ見せろやぁ…
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> カミキヒカル <
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実際にコイツとすれ違ったり、FBIして過去の動画を見たあかねちゃん曰く、アクアと見間違えるほどそっくりとのこと(いや金田一さん気付けよ)。なのでまあコイツが父親で黒幕でしょう()見ての通り今でも才能ある女優を殺めることに快楽を覚える変態さんのようです。もうちょっとまともな自己肯定感を見出してほしいですね。ちなみにこの男…白薔薇の花束が大好きなようで、アイを刺した大学生にわざわざ持たせたり、アイのお墓にもお供えしていたり、あかねの新人俳優賞授賞式にもフラワースタンドを贈ったりしています。定番ですが白薔薇の花言葉を調べてみると、「純潔」「深い尊敬」「相思相愛」そして花束には「私はあなたにふさわしい」という意味もあるそうです。うわストーカーチック…。相思相愛はちょっと意味深ですね。
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これまでの少ない描写の中では、カミキヒカルはまさに典型的なシリアルキラーといった感じなんですが、アイの事件当時はまだ未成年のため法で裁くことが難しい…。まあ片寄ゆらの件や他にも余罪はありそうなんですが、アイの事件の時も警察の捜査を掻い潜っているわけですし、立証は困難と思われます。(個人的に将来とかどうでもよくてもう犯人わかってるんだったらもっとやりようはあると思うんだけど、それだと物語的にね…)
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映画で真実を暴けば、あくまで実録映画とはいえ実際に協力者の存在が疑われた事件…。観客たちは犯人に目星をつけることでしょう──
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映画の企画を動かす前に、カミングアウトによって世間に再びアイと自分たちへ関心を向けさせたのも頷けます。『15年の嘘』がヒットすればするほど、世間の目は事件の真相へ向けられ、犯人への風当たりは強くなる。【推しの子】で度々描かれる炎上やネットリンチは、要するに匿名を笠に着た私刑なので、“法律で裁けない相手を法律で裁けない私刑に処す”というのは皮肉の効いたカウンターパンチですよね。(一応私刑は憲法31条で禁じられてはいるんですが、まだまだ規制が追い付いてないという実情がありますよね〜)
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『15年の嘘』の配役を見てみると、なんとアクアがアイを殺した張本人を演じるようです。カミキは当時のララライ屈指の演技派との金田一のオッサン評があるので、恐らく看板役者=教唆犯。こちらは大輝お兄ちゃん()が演じることになっています。姫川大輝はアクアの腹違いの兄ということがわかっていますが、姫川はまだ本当の父親のことを知りません。ただキャラ的に台本を見ればアクアの目的を察して、カミキに辿り着いても不思議ではありません。(不知火フリルも台本だけで父親を断罪する為の映画って気付いてましたしね。)アクアが憐れな操り人形を演じ、姫川が最悪な外道を演じ切れば、実行犯は黒幕に利用されただけだと印象付けることもできます。
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ぶっちゃけネットリンチでガチサイコパスがダメージ受けるかは疑問なんですが(社会的には受けると思うけど)、アクアはアイのガチファンや義憤に駆られた正義マンたちを扇動することができるんですよね。アイの息子である自分が、ただ一言「アイツがアイの仇だ」と言えばそれが大号令となる…。奇しくもカミキがアイにファンを差し向けたように──。“目には目を”ってやつですね。
なんかノリで書いてきましたが、いかにも復讐劇っぽい筋書きだし、アクアはいい感じに咎を受けられるしで割と隙がないな…。アクアの考えはマジでこんな感じかも知れないですね。アイツ中二病だからな()
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ここまで書いてきてなんなんですが、この展開はブラフだと思います(笑)
この展開だと誰も救われないし、アカ先生的にネットリンチ肯定したくないとしたらめちゃくちゃ皮肉な結末にしなきゃならなくなるしね。ルビーに前世明かさなかったらあったかも知れないけど…。アクアの復讐はフルスロットルアクセルから振られた腹いせに反転ブレーキに転身した黒川サンが止めるよ多分(適当)
やべえ①だけでめちゃくちゃ疲れるな…。文字数書いてねぇのになんだこりゃ…。④はオマケみたいなもんだしすぐ書けるけど②と③はもっと情報少ないからね…。書いてて発見はあるから楽しいけど、とりあえずキリもいいので今回はここまでで…。
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