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スマホの電波障害「ほっとした」心理

ほとほと疲れていたんだろう。

今日、朝からお昼過ぎまで全くスマホが通じなかった。
私は「困った」というよりホッとしていた。

昨晩、何人かから連絡が来ていたけれど、
私は電話に出られなかった。
ここのところ、夜になると電波をオフにしたい心境になってしまう。
それでも、9時頃までのLINEや電話には対応することとしている。

今朝、起き抜けに
「あぁ…返信しなゃなぁ」とスマホに目をやると
電波が立っていないスマホ。
「!!!!」
他の機器もチェックする。

全てだめ。
我が家のスマホやwifi、全滅。
どうやらKDDIがダメになっている。

ヤバッ!と思う前に、
ホッとした自分がいた。

連絡を返さない大義名分が出来たのだ。

そこで、実感する。
デジタル断捨離って、やっぱり大切よね。

謎の安心感のなか、
私はゆっくり珈琲を淹れて
シナボンの極甘のシナモンロールを温め直す

至福の香り・・・

いつもより5割増しくらいに幸せ感を感じるわ。

_

HSPの私は、幼いころから
人から離れてゆっくり過ごす時間が
とても大切だった
誰にも邪魔されない時間

スマホが出来て、どうだろう。

常に携帯することをが当たり前であり
仕事するには持っていないと
どうにもならない。
それがスマホ。

この道具は、連絡する側が一方的に
相手に必ず要件を伝えられる道具だと認識している。

・電話すればつながるだろう。
・電話に出られない状況だったら、
 LINEすれば見られるだろう。


皆そう思っている。
しかもね、LINEには更に厄介な
「既読」という機能がついていやがるの。
完全に逃がさないよ?という機能である。

既読の状態で放っておかれれば、
人々は苛立つ。
私のような人間は、ますます誤魔化しがきかず
追いつめられることになる。

スマホを卒業したいわぁ。

だけど、なかなか出来ないもの。
車の運転用にナビは使いたいし、
私が仕事中に学校から帰宅する娘との連絡手段も必要。
現状、スマホで仕事をしていることもある。

上手いこと縛られたなぁ。

HSPの私には
スマホでの連絡は攻撃でしかない

いわゆる「普通」の人の感覚からすれば、
ただの連絡だけれど。

自分の心の準備も無しに、
いきなり鳴る電話は本当にストレスだ。

まず心の準備が出来ていない。
人と話すには、それなりのスイッチを入れる必要がある。

よく「電話に出ない」と言われるが、
それは苦痛だからである。

飲みの誘いならば、断りたい。
仕事の依頼なら、よく考えたい。
どうでも良いことなら、そもそも話す時間さえ惜しい。

この状況を友人に相談したことがあるけれど、
一般的にこんな心境になる時って「鬱」らしいの。
めちゃくちゃ心配されて
心療内科に行くことを勧められるんだけど、
これは生まれつきの「通常モード」

そうか、病気と判断されるよね。
そうよね。
皆にこの感覚は無い。

・連絡受けたくない
・電話の音がストレス
・顔の見えないやりとりは不安
・メールさえも上手く伝わるか分からないから苦痛

▼メールって大変なのよ⁉▼
絵文字つけたほうが良い?
文字数どうかな。
返信スピードどうかな。
あれ、返信来なくなった、嫌な思いさせたかな
「どうでも良い」そんな事を考えます。
「どうでも良いこと考えなくて良いから返信して」なんて言われましても…

電話が鳴るって、私にとっては
お風呂に入ってゆっくりしている時に、
電話してた人が土足でドンと入ってきて
用件伝えて、すぐ答えろ!
みたいなもんなの。

寝てる時に、たたき起こされて
こちらは寝起きで分けわからない状態なのに
「即答しろ!」
と言われているようなもんなの。

それを一日何回もやってたらね、
疲れますわ。
本当にイヤな連絡や、本当は対応が苦じゃないはずの連絡でさえ、すべてに応えられなくなる。

理解されない厄介な特性です。
ただ、人間関係が苦手なだけ。

脳内の情報処理がゆっくりだから、
自分のペースを乱されたくないだけ。

ちょうど良いデジタルデトックスの方法、
無いでしょうか。

考えたいと思います。

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