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【作詞】箱

閉ざされた世界で いつもキミと一緒に
届かない虹のような 未来を描いていた
光を反射する水玉 永遠を感じる一瞬 
キミの笑顔だけを 写真にしたいんだ

形がなければ 触れられるのに
形があるから 叶わぬ願い
キミは箱の中 春を咲かせて
私は箱の外 夢を咲かせた



磯貝さんの大作である小説「箱」にインスピレーションが湧き、書いたものです。
磯貝さんに許可をいただく前に書いたのですが、載せても大丈夫ですか?と尋ねたところ快諾してくださいました。
本当にありがとうございますっ。
かなり遅めの箱テロ参加となりました。
一つの作品からまた違った形のものを産み出すのは、めちゃくちゃ楽しかったです。

この詞を読んでくださって、まだ「箱」を未読の方はぜひ上のリンクから飛んでみてください。

改めて「箱」は中毒性のある作品だなと思いました。
人間誰しもが自分という「箱」の中で生きていて、気づいたら今まで知りもしなかった違う「箱」の世界に引きずり込まれているってこともあるかもしれません。

光と闇の終わりには何があるのか、そんなことを考え出すと「箱」に閉じ込められるのでここまでにしておきます。


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