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もう一度食べたい味、馬来西亜マレーのプタイカレー

暗いことばかり書いていても気が滅入るので、たまには別のことも書こうかなと。

私は食事に関してあまり好き嫌いがありません。
苦手なものはラム肉と人参グラッセくらい。
ラム肉は本物のラム肉を食べる前に、ジンギスカンキャラメルの洗礼を受けてしまったのが原因です。
人参グラッセは小学校の給食でよく出てきましたが、何でそのままで美味しいのにあんな甘くしちゃうの?と疑問で仕方がありませんでした。

好きな食べ物に関しては、実はあまり突出して好きっていうのはそんなにないんですよね。

敢えて挙げるのであれば、まずは餃子。
年々食が細くなり、胃腸も弱々なので食欲がなくなるなんてことがよくあります。
だがしかし。そんな状況でもなぜか餃子だけは美味しい美味しいと食べられます。
特に焼き餃子。脂っこいのにね。不思議。

そして蕎麦。
これは私の生い立ちにも関係ありますが、父は蕎麦職人でした。
なので小さい頃からよく父の蕎麦を食べていまして。
贔屓目なしに父の蕎麦が一番美味しいと思っております。
こう書くと蕎麦にこだわり持ってそうに思うじゃないですか。
カップ麺だったりコンビニの蕎麦も普通に美味しいと思って食べます。
特にコンビニの蕎麦は昔に比べて格段に美味しくなったんじゃないかと。
ただ、彼氏が蕎麦アレルギーのため普段はあまり食べる機会がありません。
食べたいなぁ。

そしてここからが今回の本題となります。

皆さま、プタイという食材をご存知でしょうか?
プタイとは、マレーシアやインドネシアに自生する巨大なお豆です。

私がこのプタイと出会ったのは約7年前。
当時、世田谷区の祖師谷という場所に住んでいました。

彼氏の職場の先輩から祖師谷に美味しいマレーシア料理屋さんがあると聞き、家から歩いて15分ほどの場所にある「マレー」というお店へ。

登山好きなご夫婦が二人で営んでいるお店は、こじんまりとしながらもゆったりと寛げるような雰囲気。
そして滅多に食べる機会がないマレーシア料理を、日本の方の味覚に合うようにアレンジして提供してくださいます。

そこで私は出会いました。
プタイカレーというものに。

このプタイという豆はクセが強く、食べる人を選びます。
そして私は選ばれた側の人間です。

あのプタイのクセは他のものでは表現できないのですが、何だろう。
何物にも例えられないんですよ。
パクチーとも違うし。個人的にはパクチーよりも受け入れやすいクセだと思ってます。
独特ながらもマイルドなので。
飲み込んだ後もじんわりと口内に残るプタイの風味と、そのプタイの風味を生かすようなあっさり目且つスパイスの効いたスープカレーの相性が抜群でして。

一度食べたら病みつきになってしまいました。
めっちゃくちゃ美味しい!大好き!!

他にも美味しいメニューがあるので色々食べたいなと思いつつも、私はマレーに足を踏み入れると、どうしてもプタイカレーを頼んでしまっていました。
もう完全に沼落ちです。

祖師谷には5年ほど住んでいて、その間はよく行っていたのですが、引っ越してからは行く機会がなくなってしまいまして。
しかも私は今埼玉に住んでます。
また行きたいなぁ。今度行こう。

マレーの食べログのページを貼っておきますので、行ける方で興味がある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
コロナが落ち着いた時にでも。
基本的に辛めの味付けになっていますが、辛いのが苦手な方は伝えれば調整してくれます。


あと公式HPのリンクも貼っておきます。


コロナが流行っている状況で大変ですが。
あの素敵なご夫婦が元気でいてくれたら嬉しいなぁ。


生きる糧にさせていただきます。サポートのおかげでご飯が美味しい。