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NoCodeがもたらす仕事の変化

今回はかなりビジネスよりの記事になってます
仕事とNoCodeの関係性に重点を置いて考えてみましょう

はじめに

ビジネスとNoCode、実はその相性は抜群です
カレーとご飯くらい相性がいいです
その相性の良さから、NoCodeはビジネスを支えるために生まれてきたと言われることも多々あります

私自身、どちらもそこそこ詳しいので言えるのですが、この二つが合わさったら、世の中で行われているビジネスの失敗は半分以上なくなるのではないかと思っています

そのような素晴らしいお二方の関係性と、仕事の変化について今回は書いていきます

ビジネスの3分類

まずは、ビジネスさんについて簡単に解説していきます

ビジネスというと主語が大きいのであまり好きではないのですが、こちら大きく3つに分類することができます

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こちらの図をご覧ください

法人から法人への販売
法人から個人への販売
個人から個人への販売
で合計3つあります

それぞれの簡単な例で言うと、
①B to B
SmartHRやfreeeのような企業内で使用されるようなサービス
②B to C
トヨタ(車)やパナソニック(家電)など
③C to C
メルカリやココナラ など

実は、NoCode、1~3のすべてのサービスを作ることができます
すごい!!

BtoCとCtoCはビジネスが成り立つパターンが複雑で、方程式化しづらいですが、BtoBはビジネスが成り立つパターンが2パターンしかありません

BtoBでは、
①コストを下げるサービス
②利益を増やすサービス
を売り出せば、ビジネスが成り立ちます
(もちろん、似たようなサービスを提供している会社もいるので、他社よりも顧客へ価値を提供できている場合にのみ成り立ちます)

そして、NoCodeは、コストを下げることがとても得意です
NoCodeを用いれば、通常数千万円かかってたサービスの開発が数百万円に抑えることも可能です
開発の時間を大幅に短縮することも可能です

しかし、NoCodeの真価はそこではありません

顧客起点

新しいサービスや事業を生む時には、それらに顧客がついています
顧客無きビジネスはあり得ません

あなたが作りたいサービスを使いたいのはあなただけです
自分しか顧客がいないサービスは、サービスとは呼べません

サービスを作る時には、徹底的に誰が顧客なのかを考える必要があります

誰が顧客なのかわからない時には、誰の課題を解決しているのかを考えてみましょう
あなたのサービスは誰かが抱えている課題を解決するために存在しています
企業のコストカットかもしれませんし、素晴らしい人材を探せないという課題かもしれません

このサービスは、誰の、どんな課題を、どのように解決するサービスなのか

この視点を常に持つようにしましょう
大切なのは、顧客視点です

なぜ今この話をしたかと言うと、倒産したスタートアップ101社について行った調査の結果、市場にニーズがなかったことが一番の原因だと明らかになっているからです

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1位:市場にニーズがなかった(42%)
2位:現金が底をついた(29%)
3位:必要な人材が欠如(23%)
4位:他社との競争(19%)
5位:価格/コストの問題(18%)
6位:製品の問題(17%)
7位:ビジネスモデルの欠如(17%)
8位:マーケティングの失敗(14%)
9位:顧客の意見を無視した(14%)
10位:発売のタイミングを誤った(13%)

サービスは部屋の中だけでは作れません
実際に顧客に会いに行き、話を聞き、本当にニーズがあるのかを確かめましょう

顧客起点で考え、本当に解決したい課題を解決できていれば、少なくともニーズがなくて失敗することはありません

NoCodeとの相乗効果

顧客起点に立つ重要性がわかりました

顧客へのヒアリングをし、ニーズがあることがわかったら、ようやくサービスの開発を始めます

ここでNoCodeが活きてきます

NoCodeは圧倒的に時間効率を高めます
より少ない時間で、少ない労力でサービスを開発することができます
つまり、MVP(Minimum Viable Product : 実用最小限の製品)を爆速で開発できます

顧客の課題を解決するための最低限の機能を持たせた製品を作成できたら、それを顧客に使ってもらいましょう
そして、顧客の反応をじっくりと観察します
目の前で使ってもらってみてもいいでしょう

実際に使ってもらうことで初めてわかることも多くあります
ここで顧客からのフィードバックをもとに機能追加や修正をしましょう
NoCodeだと、追加も修正も素早く終わります

顧客に使ってもらい、改善する
そのサイクルを何回も回していきます

普通に開発していては、かなりの時間と労力がかかる作業でも、NoCodeを用いることで限界まで作業のコストを下げることができます

サービスを開発した当初にするべきことは、新しい機能の追加や大規模な宣伝ではなく、愚直に顧客と向き合うことです
NoCodeは、開発の時間を減らし、顧客と向き合う時間を増やしてくれます

これが、新しいサービスを行う際の相乗効果です

UIとUX

ここまで、サービスを開発するにあたっての話をメインにしてきました
ここからは、サービス自体についての話をしていきます

サービスをより良いものにしようとするなら、UIとUXを高めることは避けて通れません
UIUXが良いことがサービス価値に直結する場合もあるからです

いきなりUIやUXという言葉が出てきて混乱してしまったかもしれません

UI(User Interface/ユーザーインタフェース)とは「ユーザーが見る画面に写る全てのもの」
UX(User Experience/ユーザーエクスペリエンス)は「サービスなどによって得られるユーザー体験」
のことを指します

簡単に言うと、UIは見た目でUXは触り心地です

NoCodeはどんなサービスでも、誰でも簡単に作ることができます
では、みんなが同じサービスを作ったらユーザーはどのサービスを使うのでしょうか

解決している課題や、解決方法が全く同じと言う場合はほぼありませんが、UIとUXはどのような場合でも強い差別化になります

例えば、世の中にはカレンダーアプリがごまんとあります
GoogleカレンダーにYahooカレンダー、他にもTimeTreeやLifebearなどアプリストアを覗けばこれでもかというくらいカレンダーアプリが並んでいます

カレンダーアプリは基本的に機能における差別化はほぼありません
しかし、あなたのスマホにはあなたが選んだカレンダーアプリがインストールされているはずです
では、なぜあなたはそのカレンダーアプリを選んだのでしょうか

その答えは、見た目が可愛いからや見やすいから、他のアプリとの連携ができるやサクサク動くのが好きだからなど、一人一人違いますが必ず理由が存在しています

これこそUIUXです

かわいくて(UI)、サクサク動く(UX)からこのカレンダーを使っている
というように、言語化できるはずです

それらを最大限に発揮するために、デザインを学んでおくことをお勧めします

デザインなんてわからないよ!!
と言う方でも大丈夫です

とりあえずこの2冊さえ読んだら、あなたもデザイナーの仲間入りです

全人類デザイナー時代

これから全ての仕事には今まで以上にデザインが求められます

誰でも簡単になんでも作れるようになった世界では、UIやUXが大きな差別化になります

顧客がより見やすくより使いやすいサービスを作るには、デザイン思考を身につけることはほぼ必須になってきます

もちろん、本職のデザイナーになれと言うわけではありません
最低限のデザイン思考と、それをサービスに反映させる技術を身につける必要があると言うことです

NoCodeを本当に使いこなせるのはデザイナーです

今まで、素晴らしいUIUXを考えていても、実現するにはエンジニアの力を借りなければなりませんでした
しかし、今は自分でなんでも作れます

もしも、NoCodeを本気で取り組みたいと思っているならば、デザインの勉強をすることを強く推奨します

また、デザインの考えはNoCodeに限ったことではありません
デザインを学ぶことは、自分は何を素晴らしいと思い、何を美しいと思うのか
といったような、無意識を意識できるようになります

これは、顧客をより深く、詳しく知るためにも非常に重要な考え方になります
あなたの顧客が感動するものとあなたが感動するものは全く異なります

最後に

NoCodeがもたらす仕事の変化についてまとめました

ビジネスとの相性の良さやから始まり、デザインとの融合まで触れているので、全体観が見えてきたのではないでしょうか

これから新しくサービスを作ろうと考えている方こそ、ぜひNoCodeを使ってみてください
開発に逃げずに、顧客と向き合うことが大事です

最後まで読んでいただきありがとうございました

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