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【初心者にはこれ!】ノーコード開発プラットフォーム Adalo・Clickを徹底比較

こんにちは!ノーコード部の若林です。

近年大幅な伸びを見せているノーコード・ローコード市場。
ITRの調査によると、2020年度の国内のローコード/ノーコード開発市場は前年度比24.3%の515億8,000万円の大幅増となっており、2023年度には1,000億円規模にまで達すると言われています。

ノーコード開発に興味はあるけれど、「いろんなツールがあってよく分からない…」「本当に独学で出来るのか不安…」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
本記事ではそんなノーコード初心者の方におすすめの開発ツール、AdaloとClickについて徹底解説していきます!

そもそもノーコード開発って?

本題へ入る前に、そもそも「ノーコード開発」とは何なのかをご説明します。

これまでのアプリ開発は…

これまで、一般的にWebサービスやアプリを開発するためには、プログラミング言語を利用してソースコード(アプリケーションを動かすための呪文のようなもの)を書く必要がありました。このソースコードを用いた開発は、ノーコード開発に対して「システム開発」と呼ばれています。
実際に使える・売れるクオリティのアプリケーションを作れるようになるには膨大な知識と勉強時間が必要で、独学での習得は難しいのが現状です。

革命を起こした「ノーコード」

一方で、近年「ソースコードを一切書かずにアプリケーションを開発できる」と話題になっているのが「ノーコード開発」です。
プログラミング言語が分からなくても、IT知識に乏しくても、簡単にアプリケーションが作れてしまうのです。ノーコード開発の登場は、革命を起こしたと言っても過言ではないでしょう。
ソースコードを書かない分 複雑すぎる機能の実装は難しいのですが、誰でも・簡単に・素早く開発ができるため、今大注目されているのです。
なんと、皆さんご存知のMicrosoftやGoogle、Amazonまでもがノーコード界に参入しています。

何から始めたらいいの?

非常に魅力的なノーコード開発。開発プラットフォームもどんどん増えており、その数は何十個にも及びます。自分に合ったプラットフォームを見つけるだけでも一苦労です。

初心者にはまずこれ!

どれがいいのかよく分からない、とりあえず何か作ってみたいという方におすすめなのが、AdaloClickです。

AdaloとClickは、数あるノーコード開発プラットフォームの中でも非常に簡単にネイティブアプリケーション(スマートフォンやタブレットで使えるアプリ)が開発できます。また、ブラウザ上で開発から動作確認まで完結できるので、これからノーコード開発を始めるという初心者の方にはうってつけのプラットフォームでしょう。

AdaloとClickを比較

ここからが本題です。AdaloとClickのどちらがあなたに合っているのかを見極めるために、様々な面からAdaloとClickを徹底比較していきます。

対応言語

まずは開発の際に最も重要となるであろう、対応言語を比較していきます。

AdaloとClickの対応言語

Adaloが英語のみであるのに対し、日本の会社が制作したClickは日本語にも対応しています。英語アレルギーの方はClickを選びましょう。
また、Adaloは日本語入力にも対応しておらず、Adalo上で日本語を入力しようとすると文字化けしてしまうため、メモ帳などで文章を打ってからAdalo上にコピー&ペーストしなければならないという手間が発生します。
面倒な作業をなるべく減らしたい!という方にもClickがおすすめです。

利用料金

次は利用料金の比較です。

Adaloの料金プラン


Clickの料金プラン(アプリ毎)

Adaloでは作成した全てのアプリに加入中のプランが適用されますが、Clickではアプリ毎に有料プランが適用されるため、Clickの上位プランでアプリを4つ稼働させる場合は4,980*4=19,920円必要になります。
レコード数の少ないアプリを数個作るだけであればClickの方が安く済みますが、アプリを5つ以上作りたい方やたくさんのユーザーにアプリを使ってもらいたい方にはAdaloの方が良さそうですね。
※Adalo・Clickともにアプリストアでのリリースが×のプランはWebアプリケーションのみ開発が可能です。

デザインの自由度

コンポーネント(入力フォームやテキスト、図形、アイコンなどのアプリ内に置ける要素)のカスタマイズ性に関してはほとんど差はありません。
大きく差が付いているのは使用できるフォントの数です。

フォント数の比較

Adaloの有料プランではGoogle Fontsに登録されている1,000以上のフォントが使えるのに対し、Clickでは3種類のフォントしか使えませんでした。(2022年3月4日時点)
デザイン性を重視したい方にはフォント数の多いAdaloがおすすめです。
Clickはこれからのアップデートに期待ですね!

開発画面の見やすさ

Adalo開発画面トップ
ドラッグ&ドロップでスクリーンの移動をしたり、拡大縮小をすることも可能

Adaloはシンプルで見やすい開発画面です。英語表記ではありますが、直感的な操作が可能なのでかなり使いやすい仕様になっているかと思います。

次にClickの開発画面を見てみましょう。

Click開発画面トップ
Adaloのようにスクリーンの移動や拡大縮小はもちろん…
表示を1スクリーンだけに切り替えることもできる!

Clickの開発画面もAdaloに引けを取らないくらいシンプルで見やすく、直感的な操作が可能です。その上、Clickでは表示するスクリーンを1つだけにすることができます。画面がすっきりしてより操作しやすくなりますね。
また、スクリーン内のエレメント一覧がAdaloでは左側に表示されるのに対し、Clickでは右側に表示されています。既存のエレメントを確認しながら新しいエレメントを追加できるので、かなり便利なのではないでしょうか。

開発画面の見やすさでは、Clickに軍配が上がりそうです。

まとめ

以上の比較から、Adalo・Clickそれぞれに向いている人はこんな人だと言えるでしょう。

Adaloがおすすめなのはこんな人

  • 英語に苦手意識がない

  • たくさんアプリを作ってリリースしたい

  • デザインに拘りたい

Clickがおすすめなのはこんな人

  • 英語が苦手

  • 開発費を安く済ませたい

  • よりシンプルで見やすい開発画面がいい

いかがでしたか?
Adalo・Clickともに、プログラミング無しで高クオリティなアプリが作れるとても魅力的なツールですよね。皆さんもぜひAdalo・Clickをマスターして、素敵なノーコードライフをお送りください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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