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【家庭用3Dプリンターでロボット相撲を作る】はじめにお読みください

何故、家庭用3Dプリンターでロボット相撲を作るのか?

家庭用3Dプリンターでロボット相撲※が作れたら、素敵だと思いませんか?
※ここで言う[ロボット相撲]は富士ソフト株式会社が主催する全日本ロボット相撲大会(3kgクラス)に出場する為のロボットを指します
通常、ロボット相撲は、フライス盤や旋盤などの工作機械を使って作られます。この為、工作機械を持つ学校や企業でしか作ることが出来ません。
しかし、工作機械の代わりに家庭用の3Dプリンターを使うことが出来れば、工作機械を持たない学校でも、自宅でも、誰でもロボット相撲を作れるようになります!

この取り組みの狙い

昨今、全日本ロボット相撲大会の参加者は減少傾向で、新規参加者も減っているように見受けられます。このままでは参加者が古参強豪メンバーのみとなることも考えられます。参加者が固定化してしまっては大会の面白さも半減です。
そこで、これまで参加者となりえなかった層からの新規参加者を増やし、ロボット相撲大会を盛り上げることを狙います。
(例えば、工作機械を持たない学校、ロボットスクール、ものづくりが趣味の個人、ロボット相撲クラブの卒業生など)
まずは、3Dデータと部品リストをオープンソース化して、3Dプリンターを持っていれば、簡単にロボット相撲が作れる環境を目指します。

求む!新規参加者

全日本ロボット相撲大会への新規参加は容易ではありません。
長年続く大会は、ノウハウの蓄積により、まるでF1レースのような独自技術の塊となっています。これに新規参加するのは、素人が自作の車でF1レースに参戦するようなもので、完走すら危ぶまれます。これを解決する為には、新規参加者の技術的なベースアップが必要です。例えば、現役で活躍するF1レースカーと同レベルの機体を素体として導入することが出来れば、既存参加者との技術格差を小さく出来ます。これを元に改良を重ねてレースに参戦すれば、努力次第では入賞できる…かもしれません。
3Dプリンターで作るロボット相撲は、努力次第で入賞できる…かもしれない、高いスペックを目指します。
大会で通用するレベルのロボット相撲を初めから製作できる環境を整えることが、新規参加者の増加に繋がると考えます。

コンセプト

●努力次第で入賞できる…かもしれない機体スペック
 大会で通用する性能とします。
●製作が容易な構造
 3Dプリンターとハンドツールで作れる構造とします。
●カスタマイズの余地を残す
 カスタマイズしやすい、スペースや強度に余裕のあるデザインとします。
●とりあえずラジコン型で
 自立型に改造できる余地を残したラジコン型とします。

今後の進め方

  1. 設計(3Dプリンターや各部品の選定~3Dデータ作成など)

  2. 製作(3Dプリント~各種加工や組み立てなど)

  3. 大会に出場して性能を確認

  4. 問題なければデータ公開

以上

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