見出し画像

30代後半異業種への転職活動#2

現在、転職活動中。
30代後半から異業種への転職希望。
まだ新しい勤務先は決まっていないが、少しだけ進展があったので自分の中で落ち着いて頭を整理するために書き出しておこうと思う。
(※反省も含め、実際に行ったグダグダな内容をダラダラ長めに書いている。)


8月下旬〜9月頭求人応募、書類選考結果待ち

希望の職種、経営理念に納得ができ魅力的、従業員1,000以上の規模、部署も多く仕事が細分化されている、経験が積めそう、給料は高くなくてもいいが地域性や職種を考えると低くもない程度、規模が大きい分就労環境が整っている
私の応募動機はこんな感じ。本音も建前も含めて。
今まで従業員10人程度の会社でしか働いたことがなかった。メリットもあったと思うが(比べるものがないからわからない)、デメリットを潰していった結果、上記の求人が気になったところはある。

書類選考結果

応募書類到着予定日から5日後、担当者から書類選考通過の連絡をいただいた。まずは第一関門突破。
面接の日程について予定をきかれ(ここしか応募していないので他の予定はなにもないんだけど)、面接官と確認の上改めてご連絡いただけることになった。

ただここが長く感じた。結論からいうと翌日の夕方連絡がきた。
最初の連絡から31時間経過していた。

①午前中に通過連絡がきたから、早いと夕方には連絡くるかも→来ない
②面接官の仕事の関係上、終業後に確認をとって、翌日午前中には連絡くるかも→来ない
③午後一番に連絡くるかも→来ない
④もう終業時間すぎてるし連絡明日かな→電話くる
勝手に浮き沈みしていて疲れた。
普通はこんなものなのかな?こういう規模の会社がはじめてなのでよくわからん。

9月頭〜中旬 一次面接日程決定

面接日は7日後に決定する。
少し先なことをなぜか安堵する。なぜなら応募してからまたゆっくりしていたせいだ。求人応募の翌日までは対策に明け暮れていたが、すこしキリがついて気が緩んでしまっていた。

面接対策1

(※やったことを書き出したけど、後に効率の悪いやり方だったと後悔する)

  1. よくある質問を書き出し、その答えを書き出してみる。

  2. どう答えればいいか迷い、質問内容をネットで検索する。

  3. ただ答えるだけではなく、質問の意図を考えた答えが必要とわかる。
    例)あなたの長所と短所を教えてください
    長所:長所の内容、具体的なエピソード、応募職種にどう生かせるか
    面接官は自分の強みを理解しているか、自己分析がしっかりできているかを判断している。
    短所:短所の内容、具体的なエピソードの中でSTARを使って説明
     Situation状況 どういう状況だったか
     Task課題 何が課題だったか
     Action行動 実際何を行ったか
     Result結果 行動した結果どうなったか
    面接官は自分の欠点の把握ができているか、客観的な視点を持っているのか、問題解決能力が備わっているかを判断

  4. 質問の意図がわかり、それぞれの質問回答にしっかりと柱が必要だとわかる。改めて転職の軸となる自己分析ができていないと、ここでもつまづくなと実感。

  5. すべての質問の「質問の意図」を確認し、質問ごとに流れをつくる。

  6. 回答例をつくることに時間を使い、作り終えたら満足した。

    終わった感モードへ突入(息抜きという甘やかし時間)


面接対策2

(※ここが一番グダグダ内容)
結論としては、面接2日前から実際に声に出して1人模擬面接を繰り返し行った。言葉がスムーズにでてくるようになり自信をつけて緊張しないように・前向きに面接に臨めるようにした。

  1. 面接2日前、さすがにそろそろ。と回答を声に出してみる

  2. 念のため転職サイトをみていたらYouTubeの動画を発見。
    採用担当者からのアドバイス
    ・声のトーン、大きさを意識する
    ・伝える意識ではっきりとしゃべる
    ・表情にも気をつける。マスクつけたままの場合は目で笑う
    ・印象は大切(メラビアンの法則に基づく。会話するとき視覚情報が55%影響を及ぼす=見た目が55%印象を決める)

  3. 答える姿をあとで客観的に見れるように録画する。
    話し方や印象がどうこうというより、データを見ながら回答している事が発覚(無意識)

  4. データを見ない状態で録画すると「はい、私の志望動機は…」のところで言葉が詰まる。思考停止して目が上をむいて思い出そうとしてる姿が滑稽な上に、結局出てこない…

  5. 回答を頭に叩き込み録画する。
    言葉を思い出すことに必死で、声が暗く・聞き取りにくい・目が合わない・自信なさげな状況。

  6. 内容を叩き込んで、見た目や声を意識しながら録画する。
    何度も繰り返し行い、なんとか大丈夫そう?と思える状態になる。
    他の質問に対しても同じことを繰り返す。なんとか様になってきて満足。

  7. 面接1日前。Youtubeで模擬面接できる動画を発見。
    面接官が質問してこちらが回答の流れを練習できる。録画も行う。

    回答に言葉が詰まり、あたまが真っ白になる。
    原因は昨日の練習。質問ごとに練習したため、回答がただの丸暗記状態になり、質問が流れてくると回答が探し出せなくてパニックになっていた。
    (試験前の詰め込み暗記と同じ。試験が終わったら内容を忘れて、全く身についてない状態)

  8. 何度か繰り返して少しずつ慣れてくるが、やはり質問順番を覚えて回答していたようで、別の模擬面接動画で行ったとき思考停止する。

  9. 気分転換に体をうごかしに散歩にでかける。
    音楽を聴いていたけれど、覚えたことが耳から流れ出てしまいそうで(結局暗記に頼ってた)、録画した模擬面接の動画を繰り返し聴きながら歩いてみる。

  10. 手元にカンペがないので、耳だけが頼り。それがよかった。
    結果的に、そこで覚え方が変わった
    今まで箇条書きの内容をつないで答えているつもりだったが、結局文章にして覚えて、丸暗記の内容を思い出すのにつまってしまっていた。

    変わった覚え方
    ・入りたいのは「〜」「〜」が理由。
    ・今持っていて応募職種に使えるスキルは「〜」と「〜」
    ・スキルのエピソードは「〜」
    ・長所は「〜」、短所は「〜」、そのエピソードは「〜」「〜」
    ・将来は「〜」になれたらな
    こういった軸となる内容を覚えておけば、答えを組み合わせて答えることができる。
    この質問には「理由」「スキル」「スキルのエピソード」の組み合わせ
    この質問には「将来なりたい」「短所〜克服」「長所〜パワーアップ」
    組み合わせて自然な言葉で伝えることができる!と発見。

  11. 繰り返し実践することで、答えながらふと出た言い回しや言葉が「すごくいいじゃん!」と自分でも驚くくらい前向きで良いフレーズの単語が出てくることがあり、内容の質が上がっていった。

面接対策3

あとはメンタルとの戦いだった。
わたしは応募企業を絞って、少ない数しか応募していなかったので、どれもその段階では第一志望。
失敗したらどうしよう…」その気持ちが常について回ってくる。
こんなに練習して言葉がでるようになっても、その内容自体がうすっぺらい誰でもいえる表面的な言葉だ、と深堀されたら。
深堀されて何の言葉も出なかったら。

メンタル対策として支えてくれたことはこれだった。

ありのままの自分を伝える

どう言えばちゃんと考えているように見えるだろう、どういう言葉でダメな人と判断されるのだろう、と「自分を良く見せよう」とばかり考えていた。
でも結局は今のわたしを見てもらうしかない。
よくもわるくも私はこうなのだから、変えようがない。
前向きで、ある意味開き直りとも言える余裕を持つことで、良い印象につながると思えた。

慣れないことをしようとするから緊張する

日頃しないことをするから体も心も緊張して、悪循環になってしまう。
緊張する不安があるのなら、慣れるまでひたすら練習するしかない。
100回でも足りないくらいと思って続けていれば、いい慣れて言葉もスムーズに出てくるようになる。

これは緊張しいだとおっしゃてる方が、実際に行った方法としてアドバイスした言葉。
確かにその通りだ。
前職での仕事も最初は簡単なことすらぎこちなくて。その状況に、より緊張してさらに失敗を繰り返していた。でも続けることで状況に慣れ、なめらかにできるようになったし緊張もしなくなっていた。緊張しないことで+α付加価値をつけることができた。

結局、面接直前までなんども何度も繰り返し練習した。
車移動では、よくある質問を書き出した紙を見える位置に置き、運転しながら質問に対して答えていた。
(明るくしゃべるためにハキハキ喋っていたので、信号待ちで隣についた車や対向車は、ひとりで大きな口を開けてなにか言ってる姿をみて怖かったと思う。私ならびっくりする。)
できることをこれだけやったのだからと前向きに考えられたし、慣れてくると落ち着いてゆっくり丁寧にしゃべることもできる余裕ができた。

わたしを知る人からの肯定的な言葉

これは不安で眠れなかった心を鎮めてくれた。
わたしのことをよく知っている母親からの言葉。

いつもどういう思いで仕事に向き合っているのかよく知っている。
実績やスキルに表せなくても、周りにいた人間はよくわかっているはずだよ。だからあんなに頼りにされて、それに応えようと頑張ってこれたんだよ。自分のしてきたことを誇りに思いなさい
自己肯定感を持って笑顔でいるだけで、人柄は伝わるものだよ。

わたしの今までしてきた仕事は、数字に表したり実績に現わすことが難しく、自己アピールにも苦労してきた。
言葉にできないもどかしさから、「わたしの今までしてきたことってなんだったんだろう。」「前職にいた時はあんなに自信があったことすら、世の中では当たり前でちっぽけな内容だったのかも」と、どんどん自信がなくなった。
そこを肯定してくれる人がいる。それがどんなに救いになったか。
転職や将来を前向きに考えることができたし、自信をもったことで、今までの経験を振り返ると自分の中に一本の軸があることに気づけた。
「働くということを人生の一部ととらえ、真剣に取り組んでいること」
その軸に気づけたことで、何もかも変わった。
気持ちも軽くなったし、志望動機や転職理由など伝えたい言葉も変わった。
内容が一段階濃くなったように思えたし、イレギュラーな質問をされても答えられるように思えた。

母親ってすごい。
わたしの良いところも悪いところも知っているし、扱い方もよく知っている。言葉にしなくてもこう感じてるだろうとわかってくれていた。


9月中旬 一次面接

結論から言うと、思っていた面接と違った。
私がただ知らなかっただけなのか、特殊な面接だったのか、わからない。
そして手応えがあったのか、なかったのかもわからない。
終わった後に判断がつかず呆然としてしまった。
家に帰り着いてお風呂から上がって座るまで、体が緊張していて、座った途端気が抜けてどっと疲れが出た。


長文になってしまったので、面接の様子はまたまとめ直したいと思う。
面接の練習など、私のような失敗をしないように誰かの参考になれば嬉しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?