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髪切りました?

毎回困る質問がある。
それが「髪切りました?」

この言葉自体、実は何とも思っていない。
特にうまい切り返しや盛り上がりネタはないけれど、「そうなんです!」とコミュニケーションのきっかけとして役立つ。
かと言って、髪を切ったことに対して何も言われなくても何も思わない。
変化には気づいていても、それどころじゃない事もあれば話すタイミングがない事もある。
自分自身が髪を切った相手に対してそういう対応なので、相手へも求めてはいない。

じゃあ何が困っているかというと、特定の人からの「髪切りました?」の言葉。
髪を切る度に声をかけてくれるのだが、タイミングが独特で毎回困惑している。

ある時は…
仕事内容で質問され、一緒に処理しながらお伝えしようと、彼女のデスクに赴き内容を説明していた時。
「◯◯と書いてある時には△を…」
「ところで、髪切りましたよね?」
「へ?…あ、切りました」
こちらが驚いて答えると、その答えに満足したのか彼女は何も言わず、無言の圧で髪の話は終了。仕事の話を促される。

またある時は…
先に出勤してデスクに座っていたところに彼女が出勤してきたので挨拶する。
「おはようございます」
「おはようございます、髪切りました?」
「切ったんですよーでも色が…」
「やっぱりー」
切ったことだけ確認するとこちらの話は耳に入らないのか、そのまま去って行く(自分のデスクへ向かう)。

彼女にとってはコミュニケーションではなく、早押しクイズなのか…?

切ったかも?
ピンポン!🚨
「はい!髪を切った!?」
ピンポンピンポン!正解!
「イエイ!」的な?

声をかけてこない時は髪を切った事に気付いてないということか…

日頃から素直でちょっと子供っぽい受け答えの彼女。
今度声をかけられたときには、「正解!」とテンション高めに答えたい。



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