放浪 クライミング スイス アイガー

8/2
銀行で51000円を30uにする。荷物をパック30kgだ。頭が少し痛い。脳溢血かな。
母が来年行きたいと言っていた。21:00に家を出発する。裕子に送ってもらう。23:55にバス出発。
8/3
新宿に5:00につく。JRの所に荷物を置いて歌舞伎町とか見に行く。地下鉄で250円で上野に行く。池を見て、挨拶横町でチャーハンを食べる。1000円に成田に行く。荷物を再パックする。22.5kgでもOKだった。手荷物もOK。飛行機に20:00に乗る。鉄人28号を見る。台湾に着く。
トランスファーをなんとかこなす。大きな空港だ。
8/4
パリに着く。シャモニーまで130uだった。22100円高い。ジュネーブまでにすればよかったと思った。9:45空港発。11:45リヨン。パンを食べる。リヨンからstgervaisに行く。12:45から15:27だ。シャモニーに着く。スネルに行って、神田さんにジョラスの情報を聴く。雪が多すぎるようだ。取りあえず、ミデイーに行く。ペンをなくす。マット 37u 5400円とガス8u 1360円を買う。マーケットで9.89u 1700円でオカシと果物を買う。ガイド協会で天気予報を見る。明日、明後日は晴れらしい。明々後日から崩れるらしい。駅裏で寝る。キャンプ場はよく分からない。
8/5
荷物をデポして、7:00にロープウェーに乗る。20u 3800円 は高い。6人ぐらいが残って、後の人たちは上に向かう。cエリアに行くことにする。他の人はaかbに行くようだ。荷物がみんな軽い。歩いているとペットボルトを手に持って歩いてくる人がいる。駅で水が手に入る。トイレの水だ。飲めないマークがあるが、飲めそうだ。生ぬるい。歩いていくとテントが貼ってあった。道具だけを持って、cエリアに行くことにする。でも重い。長い。本日は偵察だけになりそう。焦らずゆっくり歩く。尾根をこしたら、水が手に入った。雪田を登っていく。プラブーツでは緊張する。アイゼンがほしい。なんとか抜けて、岩尾根にでる。フラットソールに履き替える。緊張する。12:00に取り付きに着く。登れそうな4~5のルートに取り付いてみる。ビレー点は1本目のボルトだ。なんと、2ピッチ目のビレー点に着く。2ピッチ目は長かった。1ヵ所嫌らしい。3、4はスラブが手前がいやらしい。やばかった。あと1ピッチ残して、降りることにする。同ルート下降だ。取り付きでひなたぼっこをする。19:00ぐらいだ。道具をデポして、テント場に向かう。雪田の下降は神経を使う。少し寒い。雪田をクリアーして、水が流れているところで沢山水を飲む。すぐに寝る。岩家で2人がいた。雨が降ったらあそこに、避難か。今日は野宿だ。
8/6
寒い。6:00に起きて、準備をする。身軽に歩いて、取り付きに向かう。雪田を歩いていたら、その横を歩いていく人がいた。けっこう沢山の人が入っている。取り付きというか、2ピッチ目に取り付くために、左から登ったら、厳しかった。長いし、怖い。バンドに出てもビレー点が見つからない。EDクラスのルートになんとかたどり着く。仕方ないので、そこを登ることにする。トポを後でよく見たら、リッジビレーと書いてあるので、支点はなくて、ボディービレーだけなようだ。EDのルートは6の所が難しすぎる。ボルト2本はチョンボ棒でこなす。ようやっと更にハーケンの所にたどり着くが、ランナウト。ナッツが効きそうだけれど、おっかない。ナッツを決めて、登る。でも、それ以上は勘弁。難しい。仕方ないので、ハーケンにバックロープをかけて、なんとかクライムダウンをしていく。敗退だ。敗退もおっかない。ビレー点から懸垂だ。次の支点がぼろすぎる。トラバースをしてみると、良い支点があった。なんとか、雪田の所にたどり着く。肉体的よりも、精神的に疲れる。疲れた。TDの所をチャレンジしようと考える。悩む。やはり、止めて、デポのところに。ひなたぼっこだ。みんなは登り終わって懸垂をしている。帰ることにする。途中、ガイドが懸垂を解除してくれというので、してあげた。自分も懸垂に混ぜて欲しかった。でも、雪田の上をトラバースもなんとかこなして、雪田の横を歩くことができた。雪田をグリセードー卜する。途中、滑るかなと思ったら、やはり滑った。靴やズボンが濡れてしまった。しかし、乾燥しているので、なんとか乾きそうだ。川の所で水を絞る。テント場に向かう。道を間違えて、池の上にでた。前日の2人は岩家をで下界に降りていったので、岩家に泊まる事にする。ラッキーだ。快適な岩家だ。荷物を乾かす。明日は雨かもしれない。少し寒くなったけれど、のんびりする。明日のルートを考える。池を見たり。ミデイーを眺めたりする。服はほとんど乾いた。シュモニーの夜景がきれいだ。寝る。夜に雷が鳴り出した。ピカピカ光っているが、濡れるのがいやで、外には出ない。岩家は快適だ。
8/7
雨だ。ロープウェーに向かう。やはり、天気予報は正確だ。雨なので、ロープウェーまで行けるか心配だ。でも、雨がやんできたので、駅が見えるので、ホットする。鳥がいる。小動物はいない。水晶みたいなのが、沢山転がっている。あまり濡れないで、駅に着くことができた。ミディーがキリに包まれてきれいだった。ロープウェーにのる。町も見えた。駅裏につく。荷物を整理する。荷物を分ける。デポする。ジュースを買う。3uだ。50円 。おいしい。ガイド協会にいって、天気予報をみる。ジョラスの模型も見る。8/12まではズーと良くないようだ。駅でグリンベルトまでチケットを買う。57.8uだ。10000円。高い。タイムテーブルも手に入る。マーケットで果物、挽肉のトマト煮。ワイン。ヨーグルトを買う。ワインは8.5uだ。1700円。奮発。その他は合計で7u。1100円。時間が迫ってきたので、あわてての買い物だ。ワインはスポンジのコルクなので、開けるのがたいへんだった。電車になんとか乗る。登山電車だ。勾配がある。岩も間近にある。トレッキングやキャンプ、つり、乗馬をしている人が見える。家の造りが、雪のために考えられている。国境を越えて、スイスに入る。電車を乗り換えて、マルティーニーについた。換金をする。カードだと20000円でないとだめだった。200fだ。そして、更に電車に乗る。途中たくさん食べたので、胃
の調子が悪いようだ。スイスの物価は高い。パン2つで、10fだ。1000円。肉が食べたい。野菜も食べたい。インターケーラー ウエストで降りてしまった。でもなんとか、オスロに行けた。タイムテーブル以外にも電車があった。相変わらず雨だ。登山電車は16:00までなようなので、オストで寝ることにする。公衆トイレもある。ホテルのような建物の軒下で寝ることにする。地図も売っていた。しかし、2500円もするし、2冊かわないとだめなので、持参の地図でなんとかすることに決めた。
8/8
快適に昨日は寝られた。必要のない服などをデポした、公衆トイレにいって、水も頂いて、駅に行く。チケットは73f。73000円だ。高い。ユーロパスを購入しとけば良かったと悔やむ。まだ、人は少ない。日本人が沢山いる。電車に乗る。自動車でも乗り換え駅まで行けるようだった。登山電車に乗り換える。パイルを持っているので、ザックは別の車両に置く。TVで案内をしていた。各駅ごと5分停車するので、氷河をみることができる。3駅目がアイスメーヤーだ。みんなは電車にもどるが゛自分は残る。結構寒い。緊張する。工員の人に出口を聞く。鉄格子のドアの所から降りていく。トンネルを歩いていく。でも、自然と電気がつくようになっている。途中、道が凍っていた。出口にでる。アイゼンを着けて、氷河を降りていく。誰もいない。駅がコンクリートのお化け屋敷のような感じだ。氷河を降りていく。クレパスもあるので、びびる。でも、なんとか通り抜けていく。少し足跡がついているので、少し安心だ。しかし、足跡がなくなった。上の方にヒュッテが見える。しかし、まさかあそこへ行くのにこの壁はないだろうと考え、もう少し、降りていく。しかし、どんどんクレバスがひどくなるようなので、やはり、あの壁を登るらしい。ずいぶん長いかべだ。不安な中を登っていく。雪田のコーナーの所かとも思ったが、壁の中央をアイゼンを脱いで、プラブーツで登り出す。そんなに難しくはないのだけれど、緊張する。随分登っていくとポールがあった。ポールに沿って登っていく。でも、フリーソロなので、相変わらず緊張をする。更に、登っていくとヒュツテが見えてきた。ようやっとたどり着く。アース線を頼りに登っていくとそれには触ってはだめだと言われた。ヒュッテには女の人が2人でまかなっているようだ。お客らしい男の人が1人しかいないようだ。ウエルカムティーを頂いた。とてもおいしい。部屋はとてもきれいだ。水は手に入らないらしい。熱い水でやっているらしい。アイガーを確認して、下降のルートを確認した。頂上から、駅が見えるようだ。時間があるので、のんびりしないで、のぼっていくことにする。宿の人が天気が悪くなるから危ないと言うけれど、このぐらいの天気の悪さらしいので、登っていくことにする。電話をもっているか、無線機をもっているかと聞いてきたが、持っていないと答える。男の人はヘリを呼んで降りていくようだ。ヒッユッテの人だったのかもしれない。それとも、スイスは気軽にヘリを要請できるのかもしれない。よく分からない。のぼっいく。細い稜線だ。懸垂するまでもない、ロープを降りていく。そして、ゴボーでロープを登っていく。マッターホルンと同じロープだ。北壁が見える。よくもこんな所を登れるものだと感じながら、稜線を登っていく。後少しで、頂上と言うところでみぞれが降り出した。ポールがあって良いビバークポイントがあったが、更に頑張って登るが、天候がひどくなったので、やや良いビバークポイントがあったので、そこにツエルトを張るとにする。カミナリもなりだした。さっきのポールのあるところにビバークしたら、やばかったかもしれない。焦った。しかし、ここもそんなに安心はできそうにない。ロープをだして、ツエルトを張る。うまく張れた。下地もいい。ポールを忘れてきたけれど、ザックでなんとかごまかす。雪も谷に流れていくようなので、夜中の雪かきは必要ないようだ。まずは、水を作る。久しぶりの雪山なので、生活技術が下手になっている。一段落して、ガスはたくさんあるので、靴を乾かす。トイレをしてからシラフに入る。
8/9
凄い雪だ。しめっているので重い。すぐに解けるので、シラフも濡れてしまう。ポールが悔やまれる。雪を押していると、ツエルトが破けてしまった。テーピングテープでなんとか修理をする。しかし、焦る。外に出て雪かきをする。なんとか体制を立て直して、長期のビバーク体を覚悟する。ガスはあるけれど、食料が乏しいのが気になる。靴を乾かして、シラフに入る。インナーシューズもシラフに入れて、長期戦の構えだ。明日も明後日も停滞だろ。雪は相変わらずだ。
8/10
朝になる。晴れているようだ。7:00に外に出てみる。とても山がきれいだ。ツエルトをたたんで、登ることにする。へりが様子を見に来てくれた。okの合図をした。かっこよかった。ヒュッテの人が連絡をしてくれたのだろう。ヘリは飛んでいった。

快晴だ。時々曇りになる。雪が沢山着いているし、凍ってもいないのでアイゼンも、アックスも効かない。解けた雪を全て落としてから登るので、ビショビショになる。後少しなのだけれど、もっと日が当たれば、解けていくと考え、あまり焦らず、明日、雪が溶けるだろうと考えて、ツエルトを作り直す。のんびり、ひなたぼっこをしながら。シラフも乾く。横になっているとヘリがまたきた。今度は、okの合図をしても帰らないで、ガイドが降りてくるという合図をしてきた。理由がよく分からなかったが、こちらに近づいてきて、ワイヤーで降りてきた。ヘリはそのまま飛んでいった。ガイドが名乗ったけれど、発音がよく分からなかった。おはようと挨拶をした。天気が悪くなるようなことを言った。とても危険だと言われたので、つりおろしてもらうことになった。下山の支度をする。ガイドは手慣れたもので、どんどんツエルトや荷物をたたんでいく。自分も靴を履いたり、ハーネスを着けたりと身支度をする。ヘリを待つ。ガイドは35歳で、5歳の息子がいるそうだ。ヘリを待つ。わくわくする気分を押さえていると、ヘリがきた。保険に入っているから、お金はかからないだろうかとか、金銭面では少し心配な所もあるが、登頂よりもワクワクドキドキだ。害とが簡易のチェストハーネスを作ってくれた。そうこうするとヘリがきた。ワイヤーが降りてきて、ガイドがセットしてくれた。ゆっくりと上に上がっていく。感激だ。ヘリの足の所まで上がってきたら、ヘルメットをかぶった、レスキューの人が笑顔で迎えてくれた。中には入らないで、ヘリの足の辺りにつり下げられたまま、麓まで運ばれていくようだ。アイガーの北壁が見える。頂上は残念ながら、見ることができなかった。ヘリから見ると北壁もそんなにでかくは感じなかった。へりはドンドンふもとにおりていく。とても、気持ちが良い。少し、風が強いので、息がしづらいけれど、周りの景色が凄い。ホテルの前庭のような所に赤いマークがあって、そこに降りていく。ホテルのお客さんが見ていた。地上に着いた。ヘリから離れて、ガイドに握手をした。ヘリもエンジンを止めて、レスキューの人が4人降りてきた。みんなと握手をして、お礼をいった。パスポートを渡して、自分の名前と住所をハガキのような大きさの紙に書いた。すると、4人のレスキューはヘリに乗って、飛んでいった。ガイドの車にクリンベルトまで乗せてもらった。ガイドはすぐそこに住んでするらしい。事務所に行って、これから、いろいろな書類を書いたり、なんかするのだろうと思っていると、ガイドは車に乗ってバイバイといってしまった。唖然とした。日本人らしく、深々とお辞儀をした。ガイドの名前も聞かないで、まるでヒッチハイクをしたような感覚で分かれてしまった。そんなものなのかな、と思いながら服をデポしてあるホテルのような所に戻って、服を着替えたり、ツエルトを乾かしたり、身支度をした。アイガーが見える。レストランで3.6f、23fのカツ、ビール5.0f、を食べる。少し寒い。でも山々がきれいだ。さっきのことが、信じられないような平和な光景だ。20000fを使うのが大変だ。coopで14.9fで食料を買う。ラーメンがあった。10.5fのワインを買う。駅に戻って、92fでシャモニーまでのチケットを買う。電車に乗る。スイス人の奥さんと日本人に会う。家に泊めてもらうことになった。シオンで降りる。伊藤さんは58歳でアメリカに3年ぐらい働いて、奥さんと知り合って、日本に三沢とか20年住んで、北海道で育って、両親は教師で、父は校長をして、油絵を売れるぐらいうまくて、実際に絵を見せてもらったけれど、いい絵だった。シオンで降りて、カフェでオカシを食べて、その間、フローディアは買い物をして、そしてマンションにいった。スイスでは高級で内容だけれど、きれいな部屋だった。シャワーを浴びさせて頂いた。気持ちがいい。ひげそりももらって、ひげをそる。パンツやTシャツ、ズボンもわざわざ買ってくれた。玄米とみそ汁ビールを頂く。食事はベジタリアンなので、質素だ。伊藤さん夫婦はエホバを信じているとのことだ。あまり、宗教の話はしなかったけれど、伊藤さんはとても穏やかな人柄の人だ。コンピユタで絵を描くのが趣味なようだ。tvはない。主婦ならぬ、主夫をして、フローディアが90分ぐらいかけて、病院の秘書をしているらしい。キチッチンで寝る。シラフに入ると暑いので、シラフをかけて寝る。のんびりした気分だ。
8/11
リゾットとチーズを頂く。もやしもおいしかった。岩場に散歩に行く。晴れている。シオンは日照時間が長いので、体調の関係で伊藤さんはここに住むことにしたらしいが、実際に周りの方は雲がかかっていたが、ここは晴れている。周りはブドウ畑だ。歩道のところには水が飲めるようになっていた。とても雰囲気がいい。お城がある。さわやかである。岩場には人が残念ながらいなかった。4ピッチぐらいのルートもあるし、スポーツクライミングのルートもある。小川がきれいだ。丘の上の方にも家がある。教会もある。橋のところまでいって、戻る。クライミングしていた。しかし、川をまた渡るのもなんなので、対岸から少し見学して家に戻ることにする。途中、伊藤さんがクライミングに興味があるようなので、クライミングのシステムと橋のところでは懸垂を教えてあげた。乗馬ができるように、乗馬のための道もあった。水晶取りの人がいた。映画にでてくるような、シャベルを持っていた。途中、病院のカフェでコーヒーをいただいた。涼しくて、広々として、きれいで、落ち着ける所だ。家でスパゲッティーをいただいた。荷物を整理した。お城を見に行くかと聞かれたけれど、時間がかかりそうなので断って、駅に向かう。Coopで買ったワインをお礼に置いておいた。すぐに電車がきた。次のマルティニーの駅で乗り換えて、シャモニーに行く。電車を待ちながら、ワインを飲む。シャモニーについた。シャモニーでワインと鳥を買った。14.5u。町をうろついた。天気はぼちぼちだ。天気予報も夕方少し雨が降るみたいだけれど、70%の晴れだ。駅に行って、パリまでの時刻を調べて、いつもの駅裏で寝る。
8/12
寝ていると農夫がきた。あわてて起きる。荷物をデポして、ロープウェーに乗る。岩家が開いていた。天気は曇り。荷物を分けて、岩場にいく。けっこう疲れている。岩も少し濡れている。今日は荷物をデポして岩家に戻る。ひなたぼっこをする。しかし、少し寒いので、シラフに入る。観光客はいるのだけれど、クライマーがいない。なんとなく、天気がパットしていないのか、自分の気分がパットしないのか、いまいちな状況だ。ラーメンをひなたぼっこしながら食べる。やはり、ラーメンはうまい。チョコレートとは比べものならない。シラフに入る。また起きてラーメンを食べる。ロープウェーが止まる。ロープウェーまで水を取りに行く。しかし、ドアが閉まっていたので中に入れなかった。岩家の近くのちょろちょろ流れている所で、水を取る。ラーメンを食べて寝る。夜中に雨が降った。岩家は快適だ。でも、明日は登れないかと思った。
8/13
起きると岩が乾いているようなので、一応登ることにする。ラーメンを食べて取り付きに向かう。ワイドクラックで面白い。ビレーポイントはボルト1にハーケン1なので、こころぼそい。後2ピッチぐらいなのだけれど、懸垂のポイントがあったので、懸垂することにする。なんとなく、ロープがスタックしそうな感じなので不安を感じたけれど、大丈夫なのなかと思ったけれど、懸垂することにする。すると案の定スタックした。おっかない。しかし、登って回収する。クライムダウンをしていくと雨がふってきた。凄く、焦る。しかし、なんとか雨の中を降りることができた。しかし、支点が微妙だ。仕方ないので、シュリング1本を岩にかけて、懸垂する。おっかない。すっぽ抜けたらどうしよう。でも仕方ない。降りていく。支点に着く。こんどはしっかりしている。雨が止んできたので、カッパをザックに入れる。そのために、実はここでザックを忘れてしまう事になる。フリースとトポとカッパと食料が入っていた。懸垂をする。途中、ここで、ロープがスタックするようなところもあったが、今度は壁が離れているので、大丈夫かなと思ったので、懸垂を続ける。支点の所に着く。しかし、今度はロープが抜けない。唖然とする。プルージックで登っていく。うんざりする。ロープののコブがクラックに挟まっていた。コブを移動させて、懸垂していく。今度は、ロープが引けた。しかし、なんと、ロープがあのひっかかりそうな所にスタックしてしまった。だんだん時間が迫る。今度はパニックに成っているのが分かる。しかし、登るには難しそうだ。回収できても、果たしてクライムダウンできるかも不安だ。ロープもビショビショだ。明日は使えない。後少しで取り付きだ。なんとか切った残りのロープで懸垂して行けそうだ。仕方ない。ロープを切ることした。なんとか、取り付きまで降りることができた。荷物をデポしたところについた。疲れた。ボーとしつづけた。暗くなってきた。シャモニーの町の灯りがきれいだ。荷物を整理して歩き出す。水を途中で、ガブガブ飲む。暗くて、岩家を見つけるのが大変だった。岩家についた。荷物を乾かす。オレンジを食べて、ラーメンを食べて寝る。少し、寒い。
8/14
荷物をまとめる。濡れているので、とても重い。気分も重い。ロープウエーの駅について、トイレをして、町に戻る。デポした荷物を取ってきて、公園で荷物をパックする。駅に行く。チケットは101.9u 8000円。マーケットに行って、20.79u 3800円 で食料を買う。電車に乗る。なれたので、簡単にパリにつく。ブローにも着く。でも、着いたら雨が降り出した。駅に止まろうかとも考えたが、明日は登れそうにもないので、パリに戻ることにした。7.5u 1200円。リヨンで、ロッカーを探した。なかなか見つからない。なんとか見つけて、確認すると3日で、4uだ。明日、ここにデポして、明日はルーブルに行くことにする。駅の待合室で、乾かすために、荷物を広げて寝る。しかし、待合室は閉めると言うことで、追い出された。ホームの所で、また、荷物を広げて寝る。12:00にまた、警察が来て、駅を閉めると言われて、結局駅の入り口の所で寝ることになった。酔っぱらいと浮浪者がいた。相変わらずしとしとと雨だ。
8/15
gtvでトイレを済ませて、荷物をロッカーに入れた。しかし、ザックの中に入れてから、ロッカーに入れないとだめなようなので、乾くがどうか不安だ。4uだ。600円。ボルダーの道具とシラフ、マット、食事セットをバックに入れて、歩き出す。セーヌ川の横を歩いて、ノートルダムを通って、ルーブルについた。もうみんな並んでいた。9uだ。1600円。荷物もただで預かってくれた。ズーと鑑賞する。広い。食事はできないので、おなかがすくけれど、頑張って鑑賞する。閉館になった。寝るためにブロニューの森に行こうとしたが、間違えてリヨンの駅の方に行った。ワインとパンと肉を買った。9uだ。橋の下でラーメンを作った。パンやワインもたしなんだ。クルーズが優雅に走っていた。食べてから、歩き出す。川縁ではダンスをみんなが楽しんでいた。川縁にはいろいろな催し物をしていた。クライミングもあった。リヨンの駅に行って、寝る。
8/16
2:00に目がさえて眠れないので、歩き出すことにする。バーが開いていて、みんなが飲んでいた。更に歩く。いろいろ歩いて、セーヌ川の橋の下にホームレスのテントがあったので、ここで寝ることにした。マットとシラフで寝た。朝になった。晴れている。ラーメンを食べて、ブローに行くことにする。歩く。すぐにリヨンに着いた。7.6u 1500円でチケットを買う。電車を見逃して、1時間待つ事になる。9:27出発だ。ブローについた。町の中心まで歩く。20分ぐらいかかる。バスもあるようだ。フォーメーションに行ってトポを買う。2種類あったが、26u。4800円の方を買う。自転車屋さんの場所を教えてもらって行ってみたが、14uぐらいもするようなので、借りない事にする。次にマーケットに行って、食料を仕入れる。バルビゾンの方に向かう。ヒッチハイクだ。20分ぐらいで、止まってくれた。女の人だ。バルビゾンまで連れて行ってくりた。結構な距離だ。バルビゾンにはホテルやギャラリーがあった。でも、とても小さな町だ。観光の町だけれど、落ち着いている町だ。歩いたら、相当かかる。大きな屋敷が沢山ある。のどかだ。馬もいた。エリアへの道順を聞く。バルビゾンからエリアの場所に向かう。乗馬をしていた。看板がないので適当に歩く。途中、車で通った道D11まで来てしまった。農家の人に道順を聞く。わっかったような、分からないような。犬がいた。人にとても慣れている。なんとなく、その方向に感を頼りに歩いていく。ズーと歩く。不安だ。たどり着けなさそうだと諦めかけたら、看板がでていた。なんとなくこの辺なことが分かった。ここだとしたら、ヒッチハイクの女の人には、分からないだろうと感じた。さて、エリアに着いたが、岩場を今度は探さないとと考えていると人の声が聞こえるので歩いて行ってみる。岩場があった。人もいた。2人でボルダーをしていた。荷物を見失わないように気を遣いながら、ボルダリングだ。本当は順番があるのだけれど、あまり気にしないで、登る。オレンジルートだ。本当はブルールートの方がおもしろそうなのだけれど、それだと沢山登れないし、怪我も気になるので、オレンジルートだ。楽しい。ムーブだけに集中出来る。今日は楽しめないと思ったが、とても楽しかった。ワインを飲んで、寝る。寝ていると雨が降ってきた。あわてて岩家に移動する。雨が降ったら良さそうな所を見つけておいて良かった。なんとか濡れもしないで寝られた。しかし、メガネとサンダルを忘れてきてしまった。
8/17
朝は晴れていた。また遊べる。その前にサンダルとメガネだ。なんとか見つけられた。ラーメンを食べる。タマネギと肉も入る。しかし、水が足りないような気もする。登る。楽しい。途中、また雨が降るがすぐに止む。ブドウを全部食べる。雨のたまった水も飲んでみる。のどが渇く。遊び終わって、ラーメンを食べる。また、タマネギとソーセージ入りだ。うまい。のんびりしていると4人パーティーがボルダーを偵察にきた。寝る。また、雨が降ってきた。今度はすんなり岩家に避難できた。少し、寒かった。しかし、シラフの中は暑すぎるので、シラフカバーの中に入るだけだ。
8/18
晴れている。肉入りラーメンを食べて移動だ。他のエリアに移動するために歩き出す。パーキングにつく。エリアもすぐ見つかる。トマトも全部食べてしまう。登る。今度は、順番に回る。面白い。特にno16が面白い。頂上の眺めもいい。全部登る。バスパーキングに向かう。カフェもあった。レモンジュース 2.5u、アイスを食べる。エリアに向かう。すぐにルート7につく。エリアもすぐに見つかる。沢山の人がボルダリングをしていた。ゴミをno5において登り出す。みんなうまい。同じのを打ち込んでいる人もいる。No35までして、寝る場所を探す。パンを全部食べる。ジュースも全部飲む。明日で終わりだ。
8/19
雨だ。あまり良いところに寝なかったので、シラフが濡れそうだ。まだ早いけれどシラフをしまう。ラーメンを食べる。雨が小降りになってきた。もう、岩が濡れて遊べないので、ヒッチハイクをすることにする。ゴミを取りに行ったら、なくなっていた。だれかが捨てにいったのだろう。20分ぐらい待つと、黒人の人が乗せてくれた。結構ボロイ車だ。でも、優しい人だった。パリにすぐについた。メトロの所まで乗せてくれた。のみ市をしていた。お城もあった。中を見る。森があった。動物園もあった。ジョギングをしているひともいた。道を間違えて反対方向に向かっていたようだ。戻ってのみ市を見ながら、チャイナタウンのようなところにメトロに乗って向かう。パリに向かう。ビザを食べる。雨がふったり、止んだりだ。船が水位をダムで変えて進むのを見た。観光スポットらしい。肉とワインとパンを食べる。ポンピドーにつく。似顔絵を描いているのを見る。暗くなってきた。スパゲッティーとビールを食べる。夜のパリもいい。カフェが繁盛していた。異様に男の人が集まっているカフェもあった。パリの建物の2F以上はどんな人が住んでいるのか疑問がわく。あの橋の下に寝る。
8/20
5:30起きる。雨は小降りだ。駅に着く。ロッカーの開く6:15まで待って荷物を受け取る。超過料金もとられず、荷物を出す。ロープは乾いているのだけれど、ハーネスとかは濡れている。空港まで、8.5uで買う。駅の中で、エクスプレッソを飲む。1.2u。ガムを買う。バックを構内に置きっぱなしにしていたら、警察が来てしまった。空港に着く。日本人がしゃべれないので、何かトラブッたら助けてねと言われた。慣れていない人みたいで、超過料金を3万円もはらったようだ。搭乗しようとしたら、カラビナとかはだめだとか言われた。もう一度カウンターに戻った。話をしてバックは成田まで運んでもらうことになった。チェックをし直して、飛行機に乗る。お土産のマグカップ10uを買う。飛行機の中では、ラーメンとかサンドイッチとかを食べた。映画は難しかった。台北でトランスファーだ。簡単だった。ハワイアンセンターの映画を見た。感動した。精神が少し、高ぶっているのだろう。成田につく。荷物もすんなり取れて、京成
にすぐ乗れた!000円。メトロ230円。センタービルを探すのに少し戸惑ったが、バスもすぐに見つかる。歩き回らないでバスを待つ。家と浅井さんに電話を入れる。裕子と麻央がきた。


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