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nobuyuki
2023年10月15日 11:02
抑制の効いた芝居、音楽、演出で、なにも台詞がない場面でも胸の奥に静かにざわつくものを感じる。とても綺麗な構図が多くて、さまざまなカットがそのまま写真作品として鑑賞できるくらい丁寧に生み出されたものに思えた。誰が考えても理不尽と思える行動を取る悟(永山瑛太)の芝居に、妙な説得力があって唸らされる。「言ってる事わけわかんないけど、そういう事ってあるよな」と頷いてしまう。そうした理不尽と合わせ鏡の