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竜とそばかすの姫

7月16日(金)から公開された「竜とそばかすの姫」を一足先に試写で見た。

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「サマーウォーズ」や「デジモン・アドベンチャー」に続くインターネットの世界話に「美女と野獣」が繰り広げられ(ディズニーのあの場面の細田守バージョンが!さらにコクトー版のリスペクトもしっかり。ガストンならぬジャスティンというキャラにも注目)、さらに今回は高知県が舞台となって現実世界がリンクする。


見る前はそばかすの姫がちょっと苦手なビジュアルやったけど(キャラデザインは「アナと雪の女王」などのなどのジン・キム)、見ると納得。

オープニングから今敏監督の「パプリカ」のクライマックスを見ているかのようなイマジネーションの祝宴と、リップシンクバッチリのバーチャルライブを見せられいきなりやられた〜(映画の主題歌づいてるミレニアム・パレードの曲がいい!)。


ヒロインすずと母親の関係とそれが大きな伏線となって物語を大きく展開させ、すずと幼馴染のしのぶくんとのいかにもアニメ的な関係性、すずの友人、カミシンとルカの駅での絶妙な間、すずの親友でベルをプロデュースするひろちゃんの絶品さ!すずを見守るおばさん合唱団の存在意義の回収と、全体を通しての音楽劇としてのクオリティに感動し、久しぶりに試写室で号泣してしまいました。
これは大きなスクリーンで再び見たい。

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