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なぜアナウンサーが動画クリエイターに?

はじめまして♪フリーアナウンサー・動画クリエイター清水のぶよです


私の職業は『フリーアナウンサー』。
特定の放送局に所属せずフリーランスで活動し、
各地のテレビやラジオなどの番組を担当させていただいています。

そしてもう一つの顔が『動画クリエイター』。
「ファンができる動画」を制作して
お客様のファンを増やし、
ビジネスを加速させていくお手伝いをしています。

現在愛用のカメラは「LUMIX GH5 M2」

私は全ての人が自分の「声」を最大の魅力に変え、
心に秘めている思いを「言葉」に変換して、
自信を持って笑顔で思いを伝えられる一助となりたい!
一緒に明るい未来を作りたい!
本気でそう思っています。

『全ての人が個性を認め合い、より笑顔になっていただけるように』 

これは私のポリシーで、貫いていることです。
ですので、番組や SNSでは 暮らしに役立つ情報や 
ポジティブな話題、クスッと笑みがこぼれるような話題を
提供するよう心掛けています。

けれどもこの『note』には 
「人間のアナウンサー」だからこそ、そして
「フリーランスで20年間走り続けている」からこそ感じる
泥臭いことも含めた、人間らしい思いを綴ってみようと思います。
アナウンサーが本音を語っても良いですよね?!

よろしければ お付き合いくださいね。

『アナウンサー』世間のイメージは?

ただ原稿を読むだけ?
いつも綺麗な衣装を着てただ笑っている? 
コネで仕事をもらっている?(←これ、よく言われます)
自分大好き?(←これ、よく言われます)
目立ちたがり屋?(←これ、よく言われます)
世間のイメージでは そういうこともあるかもしれません。

けれども、多くのアナウンサーは
防災情報など 命に係わる情報をいち早くお伝えしたり、
地域の重要なニュース、地域の方々に役立つ情報を
「きちんとお伝えする」ことへ真剣に取り組んでいます。

情報を集めたり、取材の下準備をしたり、原稿を書いたりと 
表に見えない作業の方が莫大多いです。

段取り9割、本番は1割。
その1割でいかに伝わるように話すか。
常に精神を注いでいます。


さらに『情報の「主役」を引き立てること』も 大切な仕事です
インタビューなら 相手の良いコメントをいかに引き出せるか、
商品ならその魅力が余すところなく伝わるか。

アナウンサーが目立ちすぎると怒られる場合もあります。
私も「あなたがそのコメントを言ってどうする!
相手のコメントを引き出せる質問をしなさい」と
叱られたこと しばしば。。。


淘汰されるアナウンサーとは?

しかし、控えめすぎてもダメ。
目立った特徴がないアナウンサーは淘汰されるのも事実。

とくにフリーランスで働くアナウンサーは何人もいて
何か特別に秀でた能力や技術がなければ、
もしくはキャラが立っていなければ
埋もれていく厳しい世界です。

ではなぜ私は20年もこの仕事を続けられているんだろう?。。。 

アナウンサーに必要なのはハガキだった?!

振り返ってみても、私には特別な何かがあったわけではないと思います。
ですが唯一これかなー?と思うのは、

「感謝の気持ちを忘れずに コミュニケーションを取り
相手の期待以上の働きをすること」

これはいつも心掛けています。

現場では、忙しい中インタビューさせていただく方に感謝の気持ちで接し、
撮影前の緊張をほぐすためたくさん話しかけて
リラックスできる雰囲気を作ったり、
ディレクターさんやカメラマンさんが仕事をしやすいように
できることを手伝ったり。



取材させていただく方にはもちろん、
一緒にお仕事をさせていただく みなさまには
常に感謝の気持ちを伝えるようにしています。

ちなみに、駆け出しの頃は一回一回、リポートが終わるたびに
プロデューサーさんや ディレクターさんに
お礼のハガキを書いて送っていました!
メールではなくて 手元に物が残るハガキという所がポイント☆
メールだと簡単に削除されたり、忘れられたりしますが、
ハガキだと何度も読み返してもらえて、
そのたびに何度も感謝を伝えることができるからです。

すごく驚かれましたが、
そういう細やかな気遣いがとても大切な職業だと思っています。

相手が思う以上の120%の結果を残す!

常に周りの方々へ感謝の気持ちを忘れず、
相手が思う以上の 120%の結果を残す!
そんな気持ちで、向上心を持ち、
ひたすらに努力し続けた私。

はじめはダメダメでしたが、
根気よく改善点を伝えてくださり
起用し続けてくださる方々に感謝して
がむしゃらに走り続けました。

そうして気がつけば フリーアナウンサーとして
約20年のキャリアを積んでいました。

AIの時代に必要なのは

フリーアナウンサーとして20年間活動しているうちに、
AIの時代になりました。
20年前には考えられなかった『AIアナウンサー』も登場し、
画面に映る「人間らしき映像」が 
間違えずにニュースを読むのは当たり前になっています。

ひょっとすると、今の若い人は「生身のアナウンサー」よりも
「AIアナウンサー」の方が好みだと言う人もいるかもしれませんね。

しかし、そういう人が増えていくと、世の中はどうなっていくんだろう…。

私はAIの時代だからこそ、
「生身の人間の価値」を改めて考えています。

「声」には「感情が乗ります」

喜怒哀楽は「声」の調子で手に取るように伝わります。
それはもう見事に。

普通に話しているつもりでも「何か良いことがあった?」と
聞かれたことがある方もいらっしゃるでしょう。

反対に、心の底から笑っていない、本当は納得していない、
本当はとても怒っている、なども「声」から自然と伝わるものです。

機械ではなく「人間の声」だからこそ発することができる
「声の表情」があります。

声には あなたの「心の状態」が現れます。
反対に、声の出し方、伝え方が変わると心も変わってきます。

想いは言葉にしなければ伝わりません。
その想いや言葉を伝える大切なアイテムが「声」です。

世の中には大勢の人がいて、
全ての人に「その人だけが持つ魅力的な声」があります。

全て同じ型にはめてしまうのではなく、
一人ひとりに最も合う方法で「素敵な声」を磨き、
自分の考えをきちんと伝えられる話し方を身につければ、
そして、相手の「声」から 気持ちを察することができれば 
コミュニケーションは自然と円滑になります。


私は 全ての人が自分の「声」を最大の魅力に変え、

心に秘めている思いを「言葉」に変換して、

自信を持って 笑顔で思いを伝えられる 一助となりたい!

一緒に明るい未来を作りたい!

本気でそう思っています。


なぜアナウンサーが動画クリエイターに?

私のもう一つの肩書は 『動画クリエイター』です。

フリーアナウンサー歴20年の経験を活かし
取材現場で培ったカメラワークや 
取材原稿の構成力、インタビュー知識を活かし
動画を制作する仕事も行っています。
これまで企業様の会社紹介動画や、
町中の街頭ビジョンなどで放映される市の観光動画、
また個人でビジネスをされている方のプロモーションや
セミナー動画、2時間のコンサート映像などを制作してきました。

動画クリエイターとしても、キャリアは10年になりました。

ここで多くの方が思うでしょう。
「なぜアナウンサーが動画クリエイターの仕事をするの?」

「動画」は魅力を伝える究極の表現方法!

実は、子供の頃から自分の声がコンプレックスだった私。
そのコンプレックスを色んな方法を試しながら克服して
アナウンサーという夢を叶えることができました。

そして、これまで多くの方を取材させていただきましたが、
取材現場に行くと、たくさんのゲストの方が「緊張して上手く話せない」と仰います。
かつての私もそうだったので、すごく気持ちがわかります。

・・・だけど、わかるけれども! 
やはりこれは、すごくもったいない!

人の心の中には熱い思いがあったり、
それまで生きてきた人生のドラマがあったりします。
商品であれば、それが出来上がるまでの開発秘話があったり、
町であれば、その町が発展してきた歴史があり、そこに力を尽くした多くの人の思いがあったりします。

それを知ってもらえたら、もっと多くの人が
その人や商品・町の「ファン」になるかもしれないのに。
その魅力が100%伝わらないって残念じゃないですか?

心の中の思いはやはり「言葉」にしないと伝わりません。
そして、「その人自身の声」で語ってもらうからこそ重みを感じることもあります。

となると、「動画」を駆使してその人の「声」や「思い」、
商品・町の魅力などをどんどん伝えて、
「ファン」を増やしていくのが一番良い方法じゃないか!?
そう思ったことが、動画クリエイターとしても活動するきっかけとなりました。


私がアナウンサーと動画クリエイターの二刀流で仕事をしているのは
「伝える究極の表現方法」である動画を用いて
その人や商品・町の魅力を伝えるお手伝いをしていきたいからです。

人は「好きな人の声」には自然と惹かれるものです。
そして動画には「瞬時に伝わる」という特性があります。

ならば動画を駆使してその人の声や魅力を伝えていけば、
その人に共感してファンになってくださる人が増え、
お互いの個性を認め合い、思いやりに溢れた優しい世界を作っていける…!☆

ですので、私にとってはフリーアナウンサーも
動画クリエイターも、どちらもとても大切な仕事なんです。

これからも多くの人の声や魅力を「動画」で届けられるよう活動していきます。
そして、自分自身で動画を作れるようになり、
自分で発信していける人も増えて欲しいなと思います。

というわけで、今回はかなり真面目に
私の思いを書き綴ってみました!


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