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24.グアテマラ バランカス

想像する、想像通りにいく。想像する、想像とは違う。想像する、想像を超える。二度と同じ珈琲はつくれない。だから今日も焼く。グアテマラバランカスを中煎りに。全体的に小粒な印象の豆。気温、22.3℃。強めの中火で焼き始める。1ハゼは、6分30秒あたりから8分40秒まで、ひとつひとつはっきりとパチッと鳴る。1ハゼの終わりから中火に落として焼く。2ハゼは、13分50秒あたりからピチピチッと細かく鳴る。焼き止めは15分ちょうど。色は想像通り、香りは想像より華やか、味わいは想像よりクリーンで綺麗な味。舌触りが良くすっと馴染んでいく感じ。深煎りが好きだけど、偶にこんな珈琲も善い。白鳥が棲みつく湖畔でスケッチをしている、みたいな珈琲。もちろん、そんなことしたことない。想像の世界のこと。

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