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26.グアテマラ バランカス

質より量、駆け出しの珈琲屋にできることは、とにかく沢山豆を焼くということ。できる限りたくさんの。ああだこうだ言わずに、淡々と粛々と、焼く、焼き続ける。グアテマラバランカスを今回も中煎りに。気温は24.8℃、弱めの強火で焼き始める。1ハゼは、7分30秒あたりから、9分15秒あたりまで。しっかり爆ぜている音。1ハゼ終わりから中火に落として焼く。2ハゼは、12分15秒あたりから始まり、13分20秒で焼き止め。前回同様、雑味は少なくクリーンな味わい。割と輪郭もくっきり。仄かに果実の甘味。日曜日の早朝、ガラガラの電車から線路沿いに咲く紫陽花を眺めている、珈琲。

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