花を飾るのは、どんなときかと言うと、誰かくるときくらい…って思っていた。
今日は、明良さんちに行ってきました。久しぶりというわけではないのですが、今日は花を買ってきて欲しいと言われました。
明良さんはいつも部屋と玄関、仏壇の花を飾ります。
これは昔からのことでみんなあたりまえのことで、僕もなんとも思っていませんでしたが、花を買いに行ってみて、どの花にするか迷います。
迷った理由は、
何のための花?
お客様が来るわけでもない。
何のための花?
となってしまいました。
すぐ、何のため?とか
意味あるの?とか
こんな発想にしかならない自分がとても小さく感じました。
花を置くとどんな気持ちなんだろうか?
どうして花を置こうとおもうのか?
聞いてみました。
明良さん
「ただの飾りじゃけん。あると違うもんね」
と、笑っていました。とても笑顔でした。
花が一輪あるだけで、部屋が明るくなります。
ふわーっとなります。
気分が晴れやかになりますね。
花があるのとないのは違いますね。
レストランとかに行くと、テーブルに一輪の花が置いてあるところがあります。全テーブル違う花です。
ほんのちょっとだけの、花
それだけて、雰囲気が違います。
明良さんは花を自分のためというか、毎日の生活に花を置くことで、楽しんでいるんだと思いました。
「あるのとないのじゃ違うもんね」
豪華な花、お高い花じゃなく、綺麗な花。
僕は勘違いしていたなと思いました。
誰かお客様がくるから、花を飾る。それが花。と思っていました。
ちっちゃな世界しかみえてなかったな…と思いました。
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