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大量閉店ラッシュ。新しい時代が見えている人、見ようとしている人だけが次の時代で「稼げる」んだなあという話。

当たり前のタイトルを書いてしまった。大量閉店ラッシュが日本に押し寄せているそうです。わたしは飲食以外、小売業に関してリアル店舗の立ち位置はおそらく「カタログ」や「雑誌」みたいな立ち位置にかわっていくのではないかなあなんて漠然と思っていたのですが、こちらの記事をみつけてしまいました。

商品やサービスの売り買いは全てネットに集約されていく――。そんな未来を見据えて、丸井グループが店舗改革を急いでいる。合言葉は「売らなくてもOK」。リアル店舗を消費者がブランドと出合い、体験する場所として再定義。その方針を徹底するために、ビジネスモデルの抜本的な転換にまで踏み切った。10期連続で連結営業増益を達成した丸井G。既存小売業の明日を照らす存在となれるか。

「最も多く考えた人が正しい」とキーエンスの考え方にもある通り、きっとそれはもう最も多く考えているマルイさん、去年の時点でマルイさん「売らない」選択をとっていたのですね。

「店舗があって、店員がいて、商品を手に取って、レジに持って行って、精算する」在り方自体を見直していく必要が、あるかもね。

どういうことかというと、わたしはここ2〜3年、服や書籍、子どものおもちゃ、などほとんどをリアル店舗で買っていない。「地元にお金を落とす」ということをしたい反面、コスパだけでなく「新しい時代の購買の流れに逆らわない」という、ゆるゆるな意思をもっていたりします。

新しい購買の流れは、店舗でウィンドウショッピングを楽しみ、ネットで検索し、どうしてもすぐ必要・ほしいものはそのまま購入すし、すぐに必要ではないがセールになったら購入するものをお気に入り登録している。消耗品ではないものはメルカリを探す。

わたしは都内ではなく地方である大分県ですが、大分県でさえ周りを見渡してみると、こういう買い方をしている人というのはとても増えたなあ、と感じるわけです。2019年のクリスマス、某大型おもちゃ屋さんでプレゼントを探していたときにそれは感じました。お母さんたちは目の前のおもちゃではなく、スマホの画面を見ていた。

リアルはもちろん大事にしつつ、ネット「も」踏み込んでいくという選択肢

じゃあリアル店舗が全く必要がないのかでいうと、そんなことはないです。顔を突き合わせて、商品のプロにお話を聞き、購入の意志を決めるというのはきっと、モノによっては逆に重宝されていくかもしれない。なくなるかもしれないけど。そうなってしまったときに、経済活動をしていくには、やっぱり新しい時代の変化に抵抗せずに、受け入れて波に乗ることは必要なんじゃないでしょうか。

* 本記事は次の「大量閉店ラッシュが日本に押し寄せている」から書くきっかけをいただきました。


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