30年前に買った moon JJ-4
購入したのは1995年ぐらいだったと思います。もう30年になるんですね。
当時、久しぶりにバンドをやろうということになり、ちゃんとしたベースを1本買いたくて、お茶の水をうろうろしていた時に、この3トーン・サンバーストがすごくきれいだった、ということだけで購入した moon JJ-4 です。
当初はスペックもよくわからず、特に Jaco が好きなわけでもなく(偉大なベーシストであることはわかってますが)、でもなんか色合いが良くて衝動的に購入しました。当時20万円ぐらいだったと思います。
プリアンプが内蔵されていて、それなりに手元で音作りができるので、比較的ベースアンプを選ばないのはとても使い勝手が良いベースです。
ネックも一般的なジャズベよりもスリムで握りやすく、下手くそでも「お、ちょっと上手くなったな」と思える1本です。ペグは逆巻きなので、初めはびっくりしましたけど、使い込むと違和感なく使えます。
スラップは得意ではないので、ツーフィンガーで弾くわけですが、これが本当に弾きやすいんです。親指を置くフィンガーレストもフロントピックアップが兼用して使えます。
ボディ材はアルダー、ネックはメイプルで指板はエボニーです。2016年に moon 製の内蔵プリアンプ(Bartolini XTCT というプリアンプ)を AGUILAR OBP-3 に変更し、より柔軟なトーンを作ることができるようになりました。この時にプリアンプのON/OFFスイッチも搭載したので、プリアンプなしの音も出せるようになりました。
その後、2018年にリアピックアップから音が出なくなったので、当時近所にあったギターメンテナンスショップでピックアップを LINDY FRALIN のものに交換。その後、ブリッジもオリジナルからチタン製のものに交換しています。
ずっとメインベースで使っていたのですが、最近は Fender American Standard の Precision Bass の調子がよくあまり表には出ないようになってしまいましたが、今持っているベースの中では一番愛着がある1本です。
プレベの無骨な感じではなく、エレガントな感じのする JJ-4 ですが、実は重量が結構重たいのが難点です(もしかしたら、ボディ材はアッシュなのかな?)。ちゃんと測ったことはないのですが、多分4.5kg近いのではないかと思っています。でも、最後まで売らずに自分の手元に置いておくベースになりそうです。
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