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小細工でファインダーの電子化(外部モニター)

こんにちは、のぶおjtです。
私はケチです。
紹介した通り、D7000というニコンの一眼レフを使っています。

一眼レフを使っていて一つ不便なことがあります。それは極端なアングルが苦手ということです。

レンズから入った光はまっすぐ行くとセンサーに入って記録されますが、撮影前までレフ機はミラーによってファインダーまで像が届きます。
なので、基本的に撮影するときは目でファインダーを覗いていないと構図やピントの確認ができないわけです。
ミラーアップしてライブビューで背面液晶で確認する事もできますが、それでも画面の角度が変わらないのとフォーカスがとても遅く不正確なのです。


なので、腕を伸ばすようなハイアングルやローアングルなどが厳しい状態です。

もちろん、最近はミラーレスが主流でバリアングル液晶や像面位相差AFなどが搭載されて最強です。
でも、電池持ちやシステム更新にかかるお金、シャッターフィーリングの点で食指が動かないのです。

でも地下鉄を撮影する際にホームドアをかわすためにハイアングルしたい…

ファインダー像を別カメラで撮ればいいんじゃね

ファインダー像

Webカメラ(廃品)(アイピースにつけて交換可能)

USB OTGケーブル

ジャンクスマホ(廃材カメラアイテムのネジに接着)

まいぶれいん

OTGケーブル

ここでの肝はOTG(On The Go)ケーブルです。
基本的にUSBはTYPE-A(四角くいやつ)のオス(挿す方)をパソコン側(ホスト=主体)に挿して、反対側の色々な形をした端子を繋げるのです。
しかし、最近出てきたようなTYPE-Aを持たないPCやスマホからUSB機器を動かしたい場合があります。
その時にOTGケーブルを使います。
microBやTYPE-Cなどの小型端子(オス)の反対側にTYPE-Aのメスがついているため、PCの穴に挿してるようにUSB機器からは見えている状態です。また、一部の結線が異なります。
特にTYPE-C端子は点対称、ホストクライアント区別しないのでとても使いやすくなっているためこのケーブルはとても重宝するのではないのでしょうか。

OTGによってスマホでSDカードを読める

webカメラ

webカメラはロジクールのc270nを買い、玉突きで不要になったバッファローのBSW20KM05を使用します。

ジャンクスマホ

ジャンクスマホは、最近界隈を覗いただけで全く知らない状態で行ってきました。
別に電池持ち○、画面○、OTG対応のAndroidなら安いやつでいいと思っていました。(買ってからネット接続○も要件なことに気づいた。

結局色々巡ってジャンクボックスの中でおもむろに電池つけたら動いたイオシス裏のGalaxy A21 SC-42Aを即決買いました。

もうちょっと慎重に決めれば良かったのですが3000円で、
前側完動・動作がメインスマホより速い・熱くならない・形が持ちやすい・物理的にも軽い・2020年製と新しい
という良品を当てたのはとても良かったです。
背面がボロボロでカメラのガラスが特に酷いですが、使わないし安全面では大丈夫そうなので無問題です。
メインのsense3より使いやすくて移行したくなっちゃうのが問題


破格ですね
カメラに恨みでもあるのか
バキバキです
ネジはこれを使います

新たな秋葉原の知見

ところで、今まで秋葉原は千石・秋月→ツクモ→コトブキヤ前→メロブの黄金ルートで回り続けていたのですが、
今回は千石・秋月→イオシス→じゃんぱら→ビックカメラ→ツクモ→イオシス→ソフマップというルートを取りました。

ビックでクレカを作る順番を間違えた気がしますが、初めてのジャンク店巡りをして思ったことがあります。

  • 店舗散らばりすぎ

  • 秋葉原の脳内地図が井の中の蛙だった

  • あいぽんしかない店舗はそう書いてくれ

  • 海外スマホ稀にめちゃ奇抜なのある

  • かなり高いのも売れるんだな

費用

280円 OTGケーブル
3000円 ジャンクスマホ
(2970円 新webカメラ)
(?円 スマホカバー)
(?円 カメラ用ネジアイテム)

仮組み

本組みの前に取り敢えずテープなどで取り付けてみます。

動作良好

本組み

取り敢えずスマホカバーは爆熱のため廃材となったsense3のカバーを切り出して使ってみます。サイズ違って歪むので枠を外してからホットボンドで接着します。(TPUだから効果的だと思う…)
無理だったら普通にA21のカバー買います。→一応大丈夫みたいです。

続いてカバーとカメラ用品廃材のネジを接着。

作業の撮影は新webカメラで
ピト….
ホットボンドなので冷却時に汚くなってしまう
かなり強くくっついてるしその気になればはがせる

そして使わない方(D60)のアイピースとwebカメラを接着、画角を調整

持ったときのコードの長さを調整します。

水平位置(ケラレ)、視準角度(画角切れ)を見ながら調整
過剰に載せて接着面積を稼げるのは利点

これでネジつけすれば底面から、外せば手で持ってスマホからファインダー内を見ることができます。ついでに録画も。

とはいえ、照度的にファインダー内は暗くwebカメラはフォーカス固定で画質悪いので、ピントの山は見つけられません。

あくまでAFポイントと構図の確認用です。

一応露出計まで見れる


若干建付け悪いけど、外れる方向ではないので大丈夫


これでハイアングルで真下から画面を見ながら撮影ができる

一応、動画も撮れるのですが特徴的な被写体じゃないとわからないんじゃないんですかね?

アイピース付け替え→スマホネジ締め→usb接続→(自動起動)
ちょっと面倒な気がしますね、特殊な構図をするときは逆につけっぱになっちゃってアイレベルが難しくなりそうですね。

とりあえず明日余裕があったら撮影に行ってみたいと思います。
では。

6/23 追記

両方とも固定外れたので、瞬間接着剤を付けてかっちり固定しておきました。
プラ部分は変色してしまいましたが強力です。

撮影はまぁ成功しました。

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